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オナニーマシーンのイノマーが53歳で死去!1年5ヶ月口腔底がんで闘病!
ロックバンド「オナニーマシーン」のリーダー・イノマーが死去となりました。これまでも口腔底がんで闘病中だったと公表していたイノマーでしたが、53歳という若さでの死去に各界から悲しみの声が届いています。イノマーとはどんな人だったのかまとめていきます。

目次
口腔底がんで53歳の若さで死去したイノマーとは?
オナニーマシーンというロックバンドのボーカル兼ベースでリーダーだった「イノマー」が、口腔底がんで闘病中だった中、12月19日に死去したという訃報が入ってきました。オナニーマシーンと言えば、サンボマスターとのスプリットアルバム『放課後の性春』でメジャーデビューに尽力したとも言われているバンドで、知る人ぞ知るバンドではありました。
バンド名からも分かるように、一般的にはタブーとされている卑猥な言葉を歌詞にしていることも有名で、男性の中でもコアなファンが多く、青春時代に聞いたという人も多かったかもしれません。そんなオナニーマシーンのリーダー・イノマーの死去に、様々な声が届いています。イノマーの死因となった口腔底がんについてや、今までの経歴、そして闘病中の様子をまとめていきます。
オナニーマシーン・リーダー!イノマーのプロフィール
愛称:イノマー
本名:猪股昌也(いのまたまさや)
生年月日:1966年11月27日-2019年12月19日(死去)
現在年齢:53歳(没)
出身地:東京都北区
血液型:???
身長:???
体重:???
活動内容:ボーカル、ベース、元音楽情報雑誌編集者、特殊分泌家
所属グループ:オナニーマシーン(リーダー)
事務所:???
家族構成:子供(前妻との子供で人数不明・妻とは離婚)
元音楽情報雑誌の編集者・イノマーの経歴
さて、ここからは、53歳という若さで亡くなってしまったイノマーの経歴について振り返っていきます。イノマーという名前はバンド活動の時使われていたもので、本名の猪股昌也(いのまたまさや)から取られた名称です。1966年11月27日に東京都北区で生まれ育ったイノマーは、バンド活動をする前は駒澤大学の法学部を卒業し、株式会社オリコンに入社しました。
オリコンでは、『オリコン・ウィーク The Ichiban』という雑誌の編集長として、当時のサブカルチャーや独特な性の世界を表現した内容で紙面を盛り上げており、オリコンの顔とも言われていたほどでした。日本はまだまだ性に関してはタブーな面が多いですが、その内容が過激だったこともあり、イノマーは何度も副編集長への降格と編集長への昇格を繰り返していたようです。
さらには、他社の雑誌にも寄稿したりもしており、死去するまでに4冊の本を出版しています。そして2001年にオリコンの創始者だった小池聰行が死去したことをきっかけにオリコンを退社し独立をしています。独り立ちした後もオリコンに寄稿していたイノマーでしたが、時代とともに雑誌もリニューアルしていき、徐々に離れて行ったようです。
そして、退職後には『STREET ROCK FILE』というアーティストが多く取り上げられた雑誌を創刊していたのですが、刺激が足りないということで1999年のクリスマスイブに、自身がリーダーとなり「オナニーマシーン」を立ち上げました。この編集長時代に書き綴ってきた性に関する独読菜世界観が、歌詞としてちりばめられています。
イノマーが活動していたオナニーマシーンとは?
ここでは、イノマーがリーダーとして活動していたオナニーマシーンについても少しまとめていきます。元々雑誌などにも書いていた言葉の「オナニーマシーン」をそのままバンド名にしたようで、ファンの間では「オナマシと通称で呼ばれています。そのライブでは、バンドメンバーだけでなくライブを観に来ているファンまでも全裸になることも有名です。
また、性的な経験が無い人の事を歌った楽曲がメインのため、「全裸の妖精たち」や「ガラスの中年」と自らを呼んでいます。歌詞やタイトルなどは、青春時代に誰しもが通ってくる思春期の男子が使うタブーな言葉をストレートに表現することが多く、「青春パンク」というジャンルを確立したのもイノマーたちオナニーマシーンです。
サンボマスターを世に広めた立役者のオナニーマシーン
結成からライブ活動をした後にインディーズでCDデビューしたのが2002年の事でしたが、その翌年には、サンボマスターとスプリットアルバムを発表し、これがサンボマスターのメジャーデビューとなりました。そのため、ファンからはサンボマスターを世に広めたのがオナニーマシーンであるという認識がされているようです。現在までもその仲の良さが投稿されています。
オナニーマシーンはとにかく
— ニシヤマワタル (@nsyamawtaru1123) December 19, 2019
曲がかっこいいんだよな
歌詞もすごく好き
サンボマスターとのスプリットアルバムは
たくさん聴いたなー#イノマー
性に関する過激でストレートな表現が多いため、好む人も分かれますし、レコード会社的にもNGとなったこともあり、発売中止となった過去もあります。それでも表現が直接的なだけでなく、聞く人に響く歌も沢山あるようで、ファンは好きだという人が多いです。現在は、インディーズとして活動しており、リーダーのイノマーは口腔底がんの影響で舌を切断したため歌いにくい状況でした。
オナニーマシーンのプロフィール
グループ名:オナニーマシーン
結成日:1999年12月24日
グループメンバー:イノマー(ヴォーカル/ベース)、オノチン(ギター/ヴォーカル)、ガンガン(ドラム)
主な活動:パンク・ロックバンド
所属事務所:???
所属レコード事務所:ソニー・ミュージックエンタテインメント、ロフトレコード
死因は口腔底がん!イノマーの闘病の様子

12月19日に53歳で死去したイノマーの訃報ですが、その死因は口腔底がん(こうくうていがん)だとされています。オナニーマシーンのファンであれば、リーダーのイノマーが闘病中だったことは周知の事実でしたが、少しその闘病中の様子を振り返ってみましょう。まず最初に、口腔底がんだと診断されたのは2018年の7月のことでした。
この時点で、イノマーは余命3年ということを宣告されていたということも明かしています。そして、診断された後、がんの部分を手術することになったのですが、手術前の説明では舌の3分の2程度を切除すると言われていたものの、実際手術が終わってみると、全ての舌が切除されていたということも分かっています。そのため、歌唱の滑舌も上手くいかない様子でした。
2019年7月に転移していたノイマ-の口腔底がん
【イノマーの癌転移再発について】
— オナニーマシーン公式 (@onamashi0721) July 6, 2019
今後は治療をしながら担当医と相談しつつ活動をさせていただきます。
ご迷惑ご心配をおかけいたしますが
応援よろしくお願いします!
『頼むじぇオチンポー!すべてに関して絶対という約束は出来ないけど、すべてはALRIGHTでブッとばして生きます、イェ~イ♪』🐵 https://t.co/yT3ykdho0Q
最初に口腔底がんだと診断されて、舌の切除となったイノマーでしたが、運悪く2019年の7月にがんの転移が見つかってしまいます。それまでも抗がん剤の治療の様子や、病室での画像なども投稿されていたのですが、治療によって顔が腫れたり、すでに舌が無い状況でもあり、顔を隠した画像やマスクの画像などが多くなっていました。
✏️ニッキンタマ投下(8/27付)
— イノマー (@inomar_onamashi) August 28, 2019
📚ピーポーピーポー🏥🚑https://t.co/0r5yuAN3FS
🐵またやっちまったー😭バタン救急車。ニッキンにも書いたけど、喉がうるおせないのが地獄。がんの副作用で唾を作れない、って説明したけど😢そんなの理解不可能だよね。あ、無事に帰宅。今週金曜には入院👅疲れた。 pic.twitter.com/XG9SHIIKX3
そんな闘病中のイノマーでしたが、その治療姿を隠すことはなく、ファンにその状況や治療の様子などもブログやTwitterで投稿し伝えていました。ありのままを見せるというイノマーの生き方は、まさにオナニーマシーンの歌詞に通じるものがあり、確かに卑猥であったりストレートすぎる表現ではありますが、ファンの心を掴んで離さないものでした。
2019年12月19日2時50分イノマーは53歳で死去
かねてより闘病中のイノマーが
— オナニーマシーン公式 (@onamashi0721) December 19, 2019
本日12月19日午前2時50分、
口腔底がんのため永眠致しました。
享年53。
通夜・葬儀につきましては近親者のみで執り行わせていただきます。
後日、お別れの会を予定しております。
ファン・関係者の皆様におかれましては、生前の応援本当に感謝致します。#イノマー
そして、口腔底がんの再発から5カ月、最初の診断からすると1年5カ月後の2019年12月19日、午前2時50分に、イノマーは東京都内の病院で息を引き取りました。53歳というまだまだ若い年齢だったこともあり、その進行は早かったのかもしれません。また、長く続いた抗がん剤投与で、その体はもう限界だったのかもしれません。
イノマーの死去に寄せられた世間やファンからの声
リハビリや治療をしながらも、10月22日にはライブで姿を見せていたイノマーでしたが、最後のインスタ投稿は上のものでした。最後にまとめていくのは、イノマーの死去の知らせにファンや世間の声は一体どんなものがあったのかについてです。
オナニーマシーンというやばいバンドを知ってイノマーさんの歌声が私の耳に残って永眠か、、
— 土居奏 (@kana_0825d) December 19, 2019
ご冥福をお祈りします。。
最後に観たオナニーマシーンのティッシュタイムのライブは一生忘れへんと思う。。あんなに笑いながら号泣するライブもなかなか体験出来ひんやろな。。イノマーさんを知っている人生でよかった。。
— みなみ (@aoioioi_m) December 19, 2019
イノマーの訃報を聞いて、寄せられたTwitterには、ライブに参加した人の思い出やオナニーマシーンやイノマーという存在を知ってて良かったと、という人もいました。また、最近では舌切除のため上手く歌えないながらも、その歌声が脳裏に残っているという印象深いコメントもありました。
あなたのバカな歌でたくさん元気もらったんですよ
— ジョンフリー (@t1ZX6x9lb8sxkfu) December 19, 2019
全力でバカなことしてるあなたをみてもうちょい生きてみようって思ったんですよ
舌も内蔵もなくなっても癌に負けずにステージに立ち歌いきったあの光景は忘れません
イノマーさん今までありがとう
ご冥福をお祈りします#イノマー #オナニーマシーン
イノマーさん、おつかれさまでした
— つぢきち (@tsujikichimusic) December 19, 2019
オナニーマシーンは、どんな青春パンクよりも欲に正直で、くそエロくて、でも純で真面目で、唯一無二な性春パンクでした
今年始めに久々に行ったライブ、舌を切除してちゃんと歌詞を発せられてなかったけど、めちゃくちゃパンクで格好良かった
最後に観れて良かった
また、イノマーの闘病している姿や、諦めない姿に勇気をもらったという人も多くいました。元々、イノマーが書いていたオナニーマシーンの歌詞は、大人になるにつれタブー視されているものばかりですが、敢えて大人が歌う青春パンクに劇や希望をもらったと言う人も多いです。その生き様は、多くの人に影響を及ぼしたと言えるでしょう。
オナニーマシーンのリーダー・イノマーの冥福を祈ろう

オナニーマシーンのリーダー、イノマーの死去についてまとめてきました。その死因は口腔底がんで、舌の全摘出をしたにもかかわらず、再発となってしまっての死去でした。最後にライブでファンの前に立ったのは10月だったようですが、残念ながら快復には至らなかったようです。今までの楽曲を聞きながらイノマーの冥福を祈りましょう。
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