猫に魚を与える時に注意することとは?実は肉の方が好きだった?

何となく、猫は魚が好きというイメージがありませんか?猫は魚が好きなので食べさせてあげたいという飼い主さんも多いと思いますが、猫に魚を与える時の注意点はあるのでしょうか。今回は猫に魚を与える時に注意することや、猫の食に関するQ&Aについて詳しく解説します。

猫に魚を与える時に注意することとは?実は肉の方が好きだった?

目次

  1. 猫に魚を与える時の注意点を解説
  2. 猫に魚を与える時に注意すべきこと
  3. 知っておきたい!猫の食に関するQ&A
  4. 猫に与えてもOKな魚の種類
  5. 「猫=魚好き」は間違ったイメージ

猫に魚を与える時の注意点を解説

猫は魚が好きというイメージがありますが、そもそも猫に魚を与えても大丈夫なのでしょうか。猫に魚は有害なものではありませんが、猫に魚を食べさせる時にはいくつかの注意すべきこともあります。そこで今回は、猫に魚を与える時の注意すべき点について詳しく解説します。

食べると危険な魚もチェック

猫に魚を食べさせる時にはいくつか注意したいポイントがあるのですが、最も気を付けてほしいのは食べると危険な魚をチェックしておくことです。魚には色々な種類がありますが、中には猫が食べると体調を崩したり健康被害が出てしまう危険がある魚の種類もあります。今回はそんな猫に危険な魚の種類も踏まえながら、猫への魚の与え方をご紹介します。

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猫に魚を与える時に注意すべきこと

猫は魚が好きであるというイメージが定着していますが、実は猫は特別魚が好きというわけでもないようです。それでももし猫に魚を食べさせたいのであれば、魚は猫にとって有害な食べ物ではないため与えてもかまいません。ここでは猫に魚を食べさせる時に注意すべきことについて、いくつか押さえておきたいポイントを解説します。

必ず火を通して与える

猫は肉や他の食べ物と比べて特別魚が好きというわけではありませんが、魚が原材料のキャットフードも多いため魚の味を好きな猫も多いようです。そのためたまに魚を食べさせると、大喜びする猫もいます。もし猫に魚を食べさせたいなら、与える時には必ず火を通して下さい。魚には寄生虫がついていることがあり、生で猫が食べると思わぬ病気のリスクもあります。

魚に火を通す時は、中までしっかりと火を通すことが大切です。魚の種類は、できれば脂肪の少ない白身魚がおすすめです。あまり脂ののった魚を食べさせすぎると、肥満の原因になり病気のリスクも上がってしまいます。あくまで主食ではなく、少量をご褒美代わりに与えましょう。

骨を取り除く

猫が魚を食べる時はそのまま丸々一匹を食べるイメージもあると思いますが、猫に魚を与える時には骨を取り除いた状態で与えるのが望ましいです。これは猫が食べもの食べる時にあまり咀嚼する習慣がなく、噛まずに丸飲みしてしまうためです。骨がある魚を丸呑みしてしまうと、骨がのどに刺さって怪我をする恐れもあります。必ず大きな骨は取り除いて与えてください。

食べ過ぎに気をつける

猫に魚を食べさせる時には、食べ過ぎにも注意が必要です。すべての猫が魚が好きというわけではありませんが、中にはいつものキャットフードと味が違うので魚を大好きになる猫もいます。猫は食べる時に自制が効かないため、与えれば与えるだけ食べてしまいます。魚を猫が大量に食べることは、病気のリスクがあります。

例えば魚にはミネラル類が多く含まれていますが、猫がこのミネラル類を過剰に摂取すると膀胱結石などの内臓の病気の原因となります。さらに大量の魚を摂取すれば当然摂取カロリーも上がり、肥満の原因にもなります。肥満は様々な病気の原因となるため、避けなければなりません。猫に魚を食べさせる時は、ごく少量をたまに与えるようにしてください。

病気のリスクが高まる青魚は避ける

猫に魚を食べさせる時には、魚の種類にも注意が必要です。猫が好きなイメージが強いさばやアジなどの青魚は、猫に実は危険な種類の魚です。青魚には、不飽和脂肪酸という成分が多く含まれています。不飽和脂肪酸はビタミンEが不足している時に摂取すると、体内の脂肪を酸化させてしまいます。

猫の体内の脂肪が参加されると、黄色脂肪症という病気の原因にもなります。この病気になると下腹部が膨らみ、食欲減衰や全身の疼痛、発熱などの症状が現れます。もし猫がお腹を触られるのを極端に嫌がったり、怒ったりする場合には獣医師の診察を受けてください。

加工品や味付きの魚は与えない

猫に魚を与える時にはしっかり火を通したものを与えるようにしますが、味付けは不要です。人間が美味しいと感じる味付けは、猫には濃すぎて健康被害を引き超す可能性もあります。また加工品にも添加物が含まれている危険がありますので、猫に魚を与える時にはそのまま何も味を付けず焼いた状態で与えるようにして下さい。

知っておきたい!猫の食に関するQ&A

いくつかの注意点を守っていれば猫に魚を食べさせても問題はありませんが、実は猫はそんなに魚が好きというわけではなく肉のほうが好きなのではないかとも言われています。では、なぜ猫は魚が好きだというイメージがあるのでしょうか。また、猫には味覚があるのでしょうか。ここでは、気になる猫の食に関するQ&Aを集めました。

「猫=魚好き」は日本特有のイメージ?

猫には、さばやアジなどの魚をくわえているイメージがあります。また日本で売られているキャットフードのほとんどは、原材料にカツオやマグロといった魚を使っています。そのため猫=魚好きという印象が定着していますが、実はこれは日本特有のもののようです。元々猫は山で暮らす動物で肉食動物であるため、ウサギやネズミ、鳥などを餌として食べていました。

そんな猫が人間にペットとして飼われるようになると、猫の食生活にも変化が起こります。まだ現代のように食べ物が豊かではない頃、動物性のたんぱく質といえば日本では魚がほとんどでした。キャットフードのような専用の餌がない時代は人間の食べ残しを猫に与えていたため、猫の食事も魚が中心となったのです。

このような時代背景によって、日本では猫は魚が好きなのだという認識になったと考えられています。そのため魚をあまり食べない国では、猫は魚が好きというイメージはありません。猫が魚好きというイメージは、日本人が魚好きであったためついたと言えるでしょう。

実は肉のほうが好き?

日本では猫は魚が好きというイメージがありますが、欧米では猫は肉が好きというのが常識となっており、猫に魚を与える日本人はとても珍しいとされています。猫は実は魚より、肉のほうが好きなのではないでしょうか。猫は肉食動物ですので肉も魚も食べるのですが、猫にも好みがあるようです。実は肉のほうが好きなのではないかと言われる猫は、どんな肉を好むのでしょうか。

ここで1977年に動物行動学の研究を行っているボードロー氏が実験した、猫の好む肉ランキングをご紹介したいと思います。猫が最も好む肉は、ヒツジの肉なのだそうです。続いて2位はウシ、3位がウマとなっています。ブタと鳥がそのあとに続き、なんと魚は6位という結果になりました。

日本の猫たちのように普段から魚を食べなれていない欧米の猫で行われた実験結果ですので、もともとあまり魚を好まなかったのかもしれませんが、この実験結果によると猫は魚より肉が好きと言えるでしょう。

猫の舌は味を感知できる?

先ほどご紹介した実験の結果猫にも食べ物の好みがあることが分かりましたが、そもそも猫の舌は味を感知できるのでしょうか。猫はまず餌を口にするときは、鼻で安全な食べ物かどうかをチェックします。臭いで安全であると判断したら、舌の先で食べ物を再度チェックします。舌の先でも安全を確認して初めて、猫は食べ物を口にします。

最近の研究で、猫の舌には味を感知する仕組みが備わっていることが分かってきています。ただし、舌の中央には味細胞がなく味は分かりません。また猫の持つ味覚は人間とは異なり、危険を察知するための酸味、苦みについて特に強く感じ、美味しいという感覚はあるかどうか分かっていません。

しかし肉の種類の違いを感じることが出来るため、たんぱく質には敏感であると言われています。これは猫が生きる上でたんぱく質が不可欠であるため、他の栄養素と比較して敏感であるのではないかと考えられています。

猫は甘いものに興味を示さない?

猫の味覚について、猫は甘いものに興味を示さないとも言われています。猫は甘味に鈍感であり、甘い水と普通の水を区別することはできないようです。その理由としては猫は体内で甘みの元であるブドウ糖を生成することが出来るため、甘みを感じる必要がないからだと考えられています。ただし、猫の中には甘い果物や牛乳を好む猫もいます。猫の味覚はまだまだ謎の多い分野なのです。

猫に与えてもOKな魚の種類

猫に危険と言われる青魚を割ければ、猫に魚を食べさせることは問題はありません。では、猫に与えても良い魚にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、猫に与えてもOKな魚の種類をご紹介します。

タンパク質豊富な「カンパチ」

まずご紹介するのは、「かんぱち」です。かんぱちには良質なたんぱく質が豊富に含まれていますので、少量なら与えてもOKです。人間が刺身で食べられる新鮮なものであれば、生で与えてもOKとされています。ただし大量に与えると危険ですので、ごく少量にとどめておきましょう。

良質な脂肪を摂取できる「サケ」

脂ののった「サケ」も、猫に与えてOKな魚です。サケには良質な脂肪が含まれていますので、猫も好んで食べることが多い魚です。ただしサケを与えるなら塩を振っていない、刺身用のものを与えるようにして下さい。

タウリン豊富な「マグロ」

「マグロ」には、タウリンという成分が含まれています。タウリンは猫の体内では生成できない栄養素で、不足すると目の障害や、心臓や肝臓などの内臓疾患の原因にもなります。キャットフードにも含まれていますが、マグロを与えることも有効です。

「猫=魚好き」は間違ったイメージ

今回は猫が魚を本当うに好むのかや、猫に魚を与える時の注意点について調査しました。その結果、「猫=魚好き」というのは間違ったイメージであることが分かりました。しかし猫が好むのであれば、少量の魚を食べさせてもOKです。火を通して与える、青魚をあげないなどの注意点を守って、魚好きの猫に魚を与えましょう。

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2020-03-28 時点

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