犬のフケは病気のサイン?生活環境を見直すことが改善への第一歩!

犬のフケの原因や病気の可能性についてまとめました。犬の皮膚からフケがたくさん出る場合は、病気やストレスといった原因が考えられます。シャンプーなど、適切な対処をする事で犬のフケ対策をする事ができるので、清潔な状態を保つようにしましょう。

犬のフケは病気のサイン?生活環境を見直すことが改善への第一歩!

目次

  1. 犬のフケで考えられる皮膚トラブルを解説
  2. 犬のフケの仕組み
  3. 犬のフケから考えられる病気
  4. 犬のフケが増える病気以外の原因
  5. 犬のフケを改善する方法
  6. フケ以外の犬の肌トラブル
  7. 生活習慣を見直して犬のフケを改善しよう

犬のフケで考えられる皮膚トラブルを解説

犬とスキンシップをとっている時に「皮膚からフケが出ている」と気づく事があります。通常のフケであれば問題ありませんが、何らかの皮膚トラブルが起きている上でフケが出ているのであれば、早めの対策が必要不可欠。皮膚の病気である可能性もあるため、きちんと治療をしないとフケ以外にも様々な症状が出てきてしまうかもしれません。

本記事では、犬のフケが多くなる原因や病気の可能性についてまとめました。犬のフケが多くなるのは、様々な原因があります。どういった原因でフケが多くなっているのか知る事で、犬の健康管理をする事ができるので意識しておきましょう。犬の皮膚からたくさんフケが出るのは病気だけでなく、ストレスの可能性もあり様々な可能性を考える事が大切です。

フケの改善方法もチェック

フケの原因や病気だけでなく、フケの改善方法についてもご紹介します。フケが気になる時は、シャンプーやブラッシングなどで適切な対処をする事も重要なポイント。日常的なケアによって犬のフケを改善する事ができるようになるので、頑張っていきましょう。皮膚から出るフケの改善方法をチェックして、犬が快適に過ごす事ができるようにしてみてください。

犬のフケの仕組み

まずは、犬の皮膚からフケが出る仕組みについて見ていきましょう。フケ=不潔な物と思いがちですが、実は身体のサイクルの中で必ず出てくる物とされています。フケが出る仕組みについて把握しておけば、フケが大量に出てくる原因についても理解しやすくなるのではないでしょうか。一般的に考えられている犬のフケの仕組みをご紹介します。

フケは新陳代謝の副産物

犬の皮膚は、新陳代謝を行う事で古い細胞から新しい細胞へと生まれ変わります。これは人間にも同様に言えるメカニズムで、新陳代謝を繰り返す事で正常な皮膚の状態を保つのがポイント。これはターンオーバーと呼ばれる働きで、3週間ごとに行われるのが通常です。古い細胞の下から新しい細胞が出てくるため、古い細胞はターンオーバーにより剥がれ落ちます。

ターンオーバーの一環で剥がれ落ちた古い細胞がフケとなって現れるのが一般的。フケはいわゆる、ターンオーバーの副産物と言えます。人間の場合はお風呂に入る事でフケを落とし、犬は動いたり、体を振ったりする事でフケを落とすのが特徴です。しかし、被毛が長い犬の場合はフケが絡まって目立つ事があります。

また、フケには脂性と乾性の2種類があるのも特徴。脂性のフケはベタベタとした状態で、乾性はカサカサとしています。脂性と乾性のどちらになるかは、犬の皮膚の状態やフケが出る原因となった疾患によって異なるため、犬から出ているのはどちらのタイプかチェックしておきましょう。

健康な皮膚なら分解される

フケはターンオーバーの副産物なので、犬からフケが出てくるのは当たり前の事です。自然に落ちたりする他、皮膚の表面に残ったフケは常在菌により分解される事がほとんど。犬の皮膚には常在菌がおり、健康的な状態であれば特に何の問題もありません。フケが常在菌のエサとなり、分解される事で姿を消します。

このような理由で、ターンオーバー時にフケが出たとしてもフケが目立つという事はほとんどありません。健康的な皮膚の状態であれば、犬からフケが出ているのをほとんど見た事ないのが当たり前です。しかし、様々な原因によって犬のフケが増えてしまう事があります。

フケが増える原因

通常であれば、フケが出てくるのは自然な流れです。しかし、犬の皮膚から出ているフケが異常に多い場合は何かしらの異変が起きていると考えましょう。常在菌の分解や振り落す事によってフケがなくならないという事は、いつも以上にフケが出ている証拠。その原因として考えられるのがターンオーバーの乱れです。

病気など、様々な原因によって皮膚のターンオーバーは乱れがちになります。周期が乱れる事でフケが大量に出て、目に見えるような形になっているのではないでしょうか。もし、犬から出ている皮膚がいつも以上に多い場合は注意が必要。様々な原因を考慮して、適切な処置を行わないと皮膚に悪影響が出てきてしまうかもしれません。

犬のフケから考えられる病気

犬の皮膚から大量に出てくるフケは、病気のサインである場合があります。病気によってターンオーバーが乱れる事でフケが大量発生している考えられるため、十分な注意が必要。犬のフケを放っておいてそのままにしておくと、病気の症状が悪化してしまうかもしれません。きちんと病院で治療してもらえるように、フケによって考えられる病気について見ていきましょう。

アトピー性皮膚炎

乾燥してカサカサとしたフケがたくさん出ている場合、アトピー性皮膚炎である可能性が高くなります。アトピー性皮膚炎は、アレルゲンを原因とする皮膚の炎症。花粉やカビ、ホコリなど犬の皮膚の刺激になるようなアレルゲンに触れる事で、アトピー性皮膚炎が引き起こされやすくなります。皮膚のバリア機能が低下する事で、フケだけでなく痒みも出やすいのが特徴。

強い痒みを伴うため、犬が頻繁に皮膚を掻いて傷つけてしまうのが問題。皮膚が傷つく事でバリア機能が更に弱まり、悪循環が始まってしまいます。犬がアトピー性皮膚炎になってしまった場合は、病院で適切な治療を受ける事が大切。アトピー性皮膚炎は完治する事は難しく、一生付き合っていかなくてはならない病気なので、改善できるように努力してみてください。

脂漏症

脂漏症とは、ホルモンの異常やアレルギー、栄養不足といった様々な原因によって起こるターンオーバー機能の異常。ターンオーバーの周期が早まる事で細菌の繁殖が多くなり、炎症が引き起こされる病気です。脂漏症には、油性脂漏症と乾燥脂漏症の2種類があります。油性脂漏症の場合、フケはベタベタとした状態になるのでチェックしましょう。

乾燥性脂漏症は、肌乾燥してカサカサとしたフケが出てきます。乾燥性脂漏症は、肌が乾燥していると勘違いして乾燥肌用のシャンプーを使ってしまう事がありますが、悪化の原因になるので気をつけましょう。脂漏症の原因は、ターンオーバーの異常による細菌の増殖。痒みを伴い、脱毛が出てくる事もあります。病院での適切な治療が必要なので、早めに受診してください。

皮膚糸状菌症

真菌が皮膚に増殖するのが原因で引き起こされるのが皮膚糸状菌症です。真菌とは、カビの一種。健康的な状態であれば、皮膚のバリア機能によって真菌の増殖を抑える事ができます。しかし、乾燥や免疫力低下などによってバリア機能が弱まっていると、真菌が増殖しやすくなるので要注意。痒みはなく、大量のフケのみが出るのが特徴です。

また、リングワームと呼ばれる脱毛症状も出ます。輪っか状に脱毛が出てくるので、こうなったら皮膚糸状菌症を疑いましょう。犬の行動にはあまり変化が見られないので、大量のフケが出て被毛の抜けが多くなったら病院で診てもらうようにしてください。

ツメダニ症

ツメダニ症にかかった時も、犬のフケが多くなります。ツメダニ症とは、ツメダニと呼ばれるダニが寄生する事によって起こる病気。大量のフケが出て、炎症による痒みや脱毛といった症状が現れます。ツメダニは感染症の性質を持っているため、多頭飼いの場合には注意が必要。他の犬に移らないように、ツメダニ症になった犬を隔離する事が大切です。

また、ツメダニ症は人間にも感染します。ツメダニは0.5mm程と肉眼でも確認する事ができるサイズなので、ツメダニを見つけたらすぐに動物病院へ行ってください。薬用シャンプーや投薬治療を行い、ツメダニを駆除します。放置しておくと、周囲の犬や人間にもツメダニの被害が広がってしまうので早めの処置が重要です。

犬のフケが増える病気以外の原因

犬から大量のフケが出ている場合は、病気以外の原因も考えられます。大量のフケ以外の異常が見られない場合、病気ではない可能性もあるので、まずは病院を受診して原因を探るようにしましょう。それから、フケの原因に合わせた対処をしていく事が大切です。病気以外でフケが大量に出てくる原因についてご紹介するので、参考にしてみてください。

肌の乾燥

カサカサとしたフケが大量に出る場合は、肌が乾燥していると考えられます。犬にも乾燥しやすい肌タイプがあり、それによってフケが出やすくなってしまうので注意しましょう。特に冬場は乾燥しやすいので、フケ対策は必須。定期的な保湿ケアを行う事で、犬のフケを改善する事ができるので怠らないようにしてください。

シャンプー

犬のフケ対策をするためには、適したシャンプーを使用する事が大切です。犬の皮膚に合わないシャンプーを使用する事で、フケが大量に出たり、痒みを伴い場合があるので注意しましょう。犬の皮膚の状態を見て、最適な種類を選ぶ事が重要です。また、シャンプーをする時には皮膚を強く擦ったり、完全に乾かさないのもNG。皮膚に負担を与え、細菌が繁殖する原因にもなります。

ストレス

急な環境の変化など、ストレスを感じるとフケが大量に出る事があります。これは、ストレスによって皮膚のターンオーバーが乱れているのが原因。ストエスによってターンオーバーの周期が早まる事でフケが出てくる割合が多くなってしまいます。直近で何かしらの変化があった場合は、犬のストレスを軽減できるようにきちんとケアをしてあげてください。

犬のフケを改善する方法

ストレスや乾燥など、病気以外にも様々なフケの原因がある事がわかりました。こうしたフケは、自宅でケアをする事で改善する事ができます。フケが多い場合におすすめしたい対策方法についてまとめました。適切な方法を行えば、フケは少なくなるはずです。ただし、ストレスなどではなく病気が原因の場合は、獣医の指示に従って改善方法を取り入れていきましょう。

適切なシャンプーを行う

シャンプーは、犬の皮膚に合わせて選ぶ事が大切です。乾燥肌の犬には低刺激で保湿成分を含んだシャンプー、皮脂性の肌によりターンオーバーが乱れている場合は脱脂効果のあるシャンプー、菌による皮膚の病気の場合は抗菌シャンプーと行ったように最適なシャンプーの種類を選びましょう。シャンプーは月1〜2回が目安になるので、シャンプーのし過ぎにも注意です。

シャンプーの後は、保湿を行ってあげましょう。シャンプー後にドライヤーで乾かすと犬の皮膚は乾燥しやすくなります。犬用の保湿ローションなどを使って、保湿をすれば皮膚の状態を改善する事ができるので、ぜひ取り入れてみてください。

頻繁にブラッシングをする

ターンオーバーによって出てきたフケは、被毛に絡まってしまう事がよくあります。ブラッシングをこまめに行い、出てきたフケを落とすようにしましょう。ブラッシングによって通気性を良くする事で、皮膚の状態を改善しやすくなります。ブラッシングは犬とのスキンシップにもなるので、ストレスを軽減したい時にも最適。ブラッシング中に異常が見られたら病院に相談してください。

ストレスのない環境を整える

犬はストレスによってターンオーバーが乱れ、フケが多くなってしまう事があります。犬がストレスを感じない環境を作る事が大切。犬が安心できる寝床を作る、大きな音が聞こえないようにする、といったようにストレス軽減に努めましょう。ストレスが減れば、フケも減る可能性が高くなります。

フケ以外の犬の肌トラブル

フケ以外にも、犬に現れる皮膚トラブルはいろいろあります。どういった皮膚トラブルがあるのかチェックして、適切に対処をしておく事が大切。犬は自分で皮膚のトラブルを伝える事はできないので、飼い主が意識して見る事で気づいてあげるようにしましょう。

脱毛症

脱毛症は、原因によって症状の現れ方が異なります。部分的な脱毛なのか、広範囲に渡る脱毛なのかをチェックしましょう。皮膚に炎症がある場合はアトピー性皮膚炎や皮膚糸状菌症、ツメダニ症といった病気が原因と考えられます。また、病気だけでなくストレスによる脱毛症もあるので、その点にも注意をしてください。

膿皮症

膿皮症とは、犬のニキビのような物です。犬の皮膚にブツブツとしたニキビのような物が出来て、痒みや脱毛といった症状が出てきます。免疫力の低下によって常在菌が異常繁殖するのが主な原因。病院へ行き、薬や薬用シャンプーによる治療を行っていきましょう。

生活習慣を見直して犬のフケを改善しよう

犬から大量のフケが出てきたら、皮膚の要素を見てください。赤い炎症が出来ていたり、脱毛があったら皮膚の病気が発症している可能性が高くなります。病気以外には乾燥や間違ったシャンプー、ストレスなどが原因として考えられるので、原因を突き止めるようにしましょう。適切な処置をして、犬の皮膚を清潔な状態に保つようにする事が大切です。

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