猫にリンゴを与える時は注意が必要!誤飲をした時の動物病院の選び方も

りんごは猫が食べても大丈夫な果物ですが、猫にりんごを与える時には種や皮を取り除くなど、与え方には注意が必要です。今回は猫にりんごを与える時の注意点や与え方、また猫がりんごを誤飲をしてしまった時のための正しい動物病院の選び方も解説します。

猫にリンゴを与える時は注意が必要!誤飲をした時の動物病院の選び方も

目次

  1. 猫にりんごは与えて大丈夫
  2. りんごに含まれる栄養素
  3. 猫にりんごを与えるときの注意点
  4. 猫が食べてもいい果物
  5. 愛猫が誤飲した!動物病院・獣医の選び方
  6. 猫にりんごを与える時は適量にしよう

猫にりんごは与えて大丈夫

猫と一緒にいると人間の食べる物を欲しがる時がありますが、人間の食べ物の中には猫が食べると健康被害のリスクがあるものもあります。その中でりんごは、猫が食べても大丈夫な果物です。ただし猫にりんごを食べさせる時には、いくつか気を付けたい注意点があります。今回は猫にりんごを与える時の注意点や、万が一誤飲してしまった時の対処法などを解説します。

猫はりんごを無理に食べる必要は無い

りんごは猫が食べても大丈夫な果物ですが、だからといって積極的にりんごを猫が食べることをおすすめするというものではありません。もともと猫は完全肉食動物ですので、あまり果物や野菜は好んで食べませんし、りんごを一切摂取しないからといって特に健康上の問題もありません。猫がりんごを欲しがる場合にのみ、少量を与えるようにしましょう。

過剰に与えすぎると健康被害を起こす

猫の中には、りんごの味を好む猫もいるでしょう。りんごを猫に与えることは問題のないことですが、与えすぎには注意が必要です。猫は肉食動物であり、あまり野菜や果物の消化が得意ではありません。そのため、りんごの食べすぎは猫の胃腸に負担が大きくなります。りんごの食べ過ぎで消化不良を起こし、下痢をする可能性もありますので適量を守って与えてください。

また、りんごは果物ですので糖質が含まれます。りんごのカロリーはほかの果物と比較してあまり高くはありませんが、いつものご飯にプラスして頻繁にりんごを食べるとカロリーオーバーになりやすいです。カロリーの摂りすぎは肥満や糖尿病の原因になり得ますので、猫にりんごを与える時にはご飯の量を調整して、カロリーや糖質の摂りすぎに気をつけながら与えてください。

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りんごに含まれる栄養素

りんごは猫が食べられる果物のひとつであり、適量を守ってあげればまれに与える分には大丈夫であると言えます。そんなりんごは人間にとっては健康に良い果物として知られていますが、りんごにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。ここでは、りんごに含まれる栄養素とその効能について詳しく解説します。

カリウム

りんごにはミネラル分であるカリウムが含まれています。そんなカリウムには、細胞内外の水分量のバランスを調整する働きがあります。その他に神経刺激伝達や心機能を維持する役割もあり、生命維持に欠かせない栄養素です。カリウムが不足すると、低カリウム血症を引き起こすことがあります。

低カリウム血症になると、麻痺やけいれんが起こることもあり危険です。しかし、カリウムは不足と同時に過剰摂取にも注意が必要なミネラル分です。カリウムの過剰摂取は高カリウム血症の原因となり、嘔吐や手足のしびれ、不整脈などが起こることがあります。またカリウムの摂りすぎは腎臓にも負担をかけますので、日常的に摂りすぎないよう注意します。

りんごに含まれるカリウムの量は、たとえ猫に多少多めに与えても大丈夫な程度の量ではありますが、普段のご飯の中にもカリウムは含まれていますので、一概に安全であるとは言えません。カリウム不足を補いたいなら専用のサプリなどを使うようにして、りんごでカリウムを補おうとして大量に与えるのはやめましょう。

ミネラル

りんごには、豊富なミネラル分が含まれています。先ほどご紹介したカリウムのほか、ナトリウムやカルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などが含まれており、これらの栄養素には体内のバランスを整えたり、便秘解消や抗酸化作用などが期待出来ます。

猫の健康維持に役立つ栄養素ではありますが、りんごを食べることでしか摂取出来ないというわけではありませんので、積極的にりんごを食べさせる必要はないでしょう。またミネラル分の不足が気になる時は、サプリなど専用のもので対処するほうが安心です。

ビタミンC

りんごの中には、豊富なビタミンCが含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成に必要な成分であり、生命の維持には欠かせません。そのほか抗酸化作用や老化防止にも役立ちますが、猫はこのビタミンCを肝臓で生成することが出来ます。そのため基本的には人間のように、外部から摂取する必要はありません。

またビタミンCを過剰に取りすぎても尿として排出されるためあまり問題はありませんが、まれに下痢や腹痛を起こすこともあります。ビタミンC豊富なりんごを、猫に過剰に与えないよう気を付けましょう。

猫にりんごを与えるときの注意点

りんごは猫が食べても大丈夫な果物ではありますが、基本的には積極的に与える必要のないものです。そのため猫にりんごを与える時には、注意しておきたいポイントがいくつかありますので、危険を避けるためにもしっかり理解しておきましょう。ここでは、猫にりんごを与えるときの注意点を解説します。

与える時は少量で与える

もし猫にりんごを与えたい時には、ほんの少量を与えるようにします。猫はりんごを食べても大丈夫なのですが、もともと肉食である猫にはりんごはさほど必要のない食べ物です。また猫は大量にりんごを食べると、消化がうまくできずに消化不良を起こすこともあります。

猫のりんごの消化能力には個体差がありますが、目安としては1日当たり大さじ1杯程度なら与えても大丈夫でしょう。ただしりんごを猫に与えた場合には、翌日の食欲や便の状態をきちんと確認して消化不良を起こしていないかチェックしてください。またりんごは少量でも継続して与えると消化不良になりやすいので、毎日りんごを与えるのは控えましょう。

りんごの種は絶対に与えない

りんごには種がありますが、猫に与える時は種を取ったほうが良いのでしょうか。取らずにそのままでも大丈夫なのでしょうか。りんごを猫に与える時には、必ず種を取り除いてから与えるようにしてください。猫がりんごの種を食べてしまうと、消化管に詰まってしまう可能性がありとても危険です。またりんごの種には、猫にとって危険な成分である「アミグダリン」が含まれています。

このアミグダリンは、消化管の中でシアン化水素と呼ばれる毒性の強い物質に変化します。そのためアミグダリンを大量摂取すると、命にかかわることもあります。ただしりんごの種に含まれるアミグダリンはとても微量ですので、1つや2つ種を飲み込んだからと言ってすぐに危険というわけではありませんが、念のためりんごを猫に与える時は種をしっかり取り除くようにしてください。

皮は剥いてから与える

りんごを猫に食べさせるときは、りんごの皮はむいてから与えましょう。りんごの皮には種のような毒性はありませんが、消化しにくいためむいてからあげるほうがおすすめです。またりんごの種や芯、皮は消化がしにくいだけでなく、のどや腸に詰まることもあります。

また、りんごの皮には大量の農薬がついていることがほとんどです。猫は人間と比較して体が小さいため、農薬の影響も受けやすいです。農薬を猫の体に取り込んでしまわないためにも、皮はむいてください。ただし無農薬のりんごであれば、皮を与えても大丈夫です。その場合はすりおろして少量だけ与えてください。

すりおろしがおすすめ

猫にりんごを与える時には、小さな食べやすいサイズにして与えます。猫は食べ物を食べる時にあまり咀嚼しない習性があります。そのためりんごを大きなサイズで与えてしまうと、噛まずに食べることも多く、のどに詰まらせる危険があります。りんごを猫に与えるなら、のどに詰まらないようなサイズにカットしてから与えましょう。

小さくカットでも良いのですが、おすすめはすりおろしです。すりおろしにして与えれば、のどに引っ掛ける心配はありません。またあまりりんごを好まない猫でも、すりおろしたものをいつものご飯にトッピングすれば食べるという子もいるようです。

猫が食べてもいい果物

りんごは猫が食べても大丈夫な果物ですが、それ以外にも猫に与えてもよい果物がいくつかあります。そこでここでは、りんご以外で猫が食べても大丈夫な果物を適切な量や与える頻度、おすすめの食べさせ方などを交えて詳しくご紹介します。

スイカ

まずご紹介する猫が食べても良い果物は、スイカです。スイカは他の果物と比較すると糖分が少なく、水分量とミネラルの多い果物です。そのため猫が食べても肥満になりにくく、夏バテで食欲が落ちた猫にはぴったりの果物です。スイカを猫に与える時には、種と皮に注意しましょう。またお腹を冷やしやすいので、一度にたくさん与えないことも大切です。

猫にスイカ与える時の適量は、体重4kgあたり一口を目安にしてください。また食べやすいように小さくカットしてから、与えるようにしましょう。はじめてスイカを食べさせるときはアレルギーが出てしまうかもしれませんので、ほんの少量を与えて問題がなければ少しづつ量を増やしてください。

スイカと同じように水分の多い梨も、猫が食べてよい果物の一つです。梨には食物繊維が豊富に含まれていますので、便秘解消や夏バテ予防におすすめです。梨の食物繊維の中に含まれるソルビトールという成分は、腸内のpHを調整して便を柔らかくする働きがあります。

そのため食べ過ぎると軟便や下痢を起こす可能性がありますので、食べすぎには注意が必要です。梨を猫に与える時は種や皮を除いて、小さくカットしてから与えます。また便秘解消に良いからと言って毎日梨を与える必要はなく、数日に1回一口程度で十分な量になります。

バナナ

続いてご紹介するのは、バナナです。バナナには豊富な食物繊維が含まれており、便秘を改善して腸内環境を整える効果があります。猫にバナナを食べさせる時には、皮をむいて与えます。バナナは柔らかいですが、猫が丸呑みしてしまう可能性もありますので小さくちぎるか、すりつぶして与えてください。できれば、白い筋も取ったほうが消化に良いでしょう。

バナナは栄養価も高く猫におすすめの果物ではありますが、糖度とカロリーが高いのがデメリットです。食べ過ぎると肥満や糖尿病の原因となりますので、バナナを頻繁に与えるのは控えましょう。バナナの適量は、一回あたり一口程度で十分です。

愛猫が誤飲した!動物病院・獣医の選び方

猫をペットとして飼う時には、信頼できるかかりつけの獣医師を探しておく必要があります。例えば猫がりんごをのどに詰まらせてしまった、何か食べるべきではないものを誤飲してしまったなど、急なトラブルに合った時にすぐに対処してくれる病院を見つけておくことはとても大切です。

猫が誤飲をした場合にはすぐに口から吐き出させることが大切ですが、すでに飲み込んでしまっている場合には、素人が無理やり吐き出させようとすると喉を傷つけてしまうこともあります。飲み込んでしまった時には自分で何もせず、すみやかに獣医師に診察してもらいます。

最近では動物病院もとても多いため、どんな病院をかかりつけ医に選んで良いのかわからないという人も多いでしょう。そこでここでは、愛猫が誤飲した時などに頼れる、動物病院や獣医の選び方について詳しくご紹介します。

猫の専門性が高い病院かどうか

愛猫のかかりつけの獣医や動物病院を探すときにまずポイントとなるのは、猫の専門性が高い病院かどうかということです。動物病院は、人間の病院のように診療科が分かれているわけではありません。そのため、一人の獣医師がさまざまな動物の治療を行うことになります。

獣医師にはそれぞれ得意とする分野や動物がありますので、まずはその病院の獣医師が猫に対して専門的な知識を持っているのかどうかを確認したほうが良いでしょう。中には猫専門を謳っている動物病院もありますので、そのような病院を見つけておくことが大切です。

救急を対応しているか

かかりつけの動物病院を探すときには、救急対応を行っているかどうかも判断基準となります。猫をはじめとするペットの病気やケガは突然発生することも多く、すぐに対処しなければ重篤な状態になることもあります。そのため、その病院が救急の対応をしているかどうかは、とても大切な病院選びのポイントとなります。

特に誤飲の場合は、救急性が高いトラブルになります。それぞれの病院の診察時間や救急対応の有無はホームページに記載されていたり、獣医師会ホームページににも記載されています。かかりつけの動物病院を選ぶ時は様々な角度から病院の情報を集めて、不明点は直接病院に問い合わせてみましょう。

猫にりんごを与える時は適量にしよう

今回は猫にりんごを与える時に注意したいポイントや、適切な与え方などをご紹介してきました。りんごは積極的に猫に与えたいものではありませんが、猫が好んで食べる時には少量であれば与えて構いません。猫にりんごを与える時には適量を守って、種と皮を除いて、すりおろして食べさせるなど、のどに詰まらせないよう工夫をして与えるようにしてください。

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2021-05-15 時点

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