メス猫には生理がないって本当?妊娠した時の体調変化も解説!

猫は生理が無く、「気付いたら妊娠していた」という事も少なくありません。生理の無い猫の発情期を知るためにも、発情中に見せるサインを見逃さない事が重要です。ここでは、猫の発情サインや、猫が生理様出血した場合に考えられる病気、妊娠後の体調変化を詳しく紹介しています。

メス猫には生理がないって本当?妊娠した時の体調変化も解説!

目次

  1. メス猫の発情期と生理について徹底解説!
  2. 生理がない猫の発情期のサイン
  3. 猫の生理様出血で考えられる病気
  4. 猫が妊娠したときのサイン
  5. 愛猫の状態をしっかり観察しよう!

メス猫の発情期と生理について徹底解説!

猫は、日照時間の長くなる2~4月に掛けて発情期を向かえます。ただ、交尾排卵動物なので生理が無く、発情のサインに気付かず、「いつの間にか妊娠していた」という事もよく聞かれます。飼い猫の望まない妊娠を防ぐためにも、避妊手術は勿論、生理の無い猫の発情サインを見逃さない事が重要となります。そこで、猫の生理と発情期のサイン、妊娠中の変化などを紹介しましょう。

猫には生理はない

猫は、交尾をした刺激を受けて初めて排卵が起こる交尾排卵動物なので、人や犬のような生理症状はありません。哺乳類の中では、猫とウサギにしか起こらない、非常に珍しい排卵形態です。

ただ注意したいのが、生理が無く交尾の刺激で排卵が起こるため、交尾をすれば確実に妊娠するという点です。望まない妊娠を避けるためにも生理以外の発情サインを見逃さないのがポイントとなります。

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生理がない猫の発情期のサイン

猫は、季節繫殖動物に分類されており、一般的には1~8月中に発情する事がほとんどです。ですが、室内飼いの猫は太陽光の他に照明器具の影響で年中発情期という固体も居るため、発情中のサインを見逃さないためにも、発情中のメス猫が見せる行動を紹介して行きましょう。

鳴き声が高く大きくなる

生理のないメス猫の発情サイン1つ目は、鳴き声の変化です。メス猫は発情すると、オス猫に自身の発情を知らせるために大きな高い声で鳴くようになります。猫は夜行性なので、夜間に大きな声で、頻繁に鳴くようになったら発情したと見て間違いありません。ただ、大きな声で夜中に鳴き続けられては、一緒に暮らす飼い主にはたまったものではありません。

メス猫が夜間に大きな声で鳴くのは、本能的な行動によるものなので、辞めさせる事は不可能です。そこで、おすすめなのが、昼間にしっかり遊んで疲れさせる事です。出来るだけ遊ぶ時間を増やして、夜はぐっすり眠ってもらうようにすれば、メス猫の鳴き声も少なくなるはずです。

おしりを高く持ち上げる

メス猫が発情すると、お尻を高く持ち挙げる動作も見られるようになります。これもオス猫に自身の発情を知らせるためのサインと言われており、専門用語では「ロードシス」と呼ばれています。胸やお腹は床に引っ付けたまま、後脚で足踏みをする子もいるようです。

体を擦りつける

メス猫が発情すると、頻繁に体を擦りつける動作も目立ちます。飼い主の体に擦り寄ってくる事もありますが、これは甘えている動作ではなく、自分の存在をオス猫にアピールするためのマーキングと考えられています。普段飼い主に擦り寄る動作をしない子であれば確実に、そうでなくても彼方此方に体を擦りつけている場合は発情しているサインと見て良いでしょう。

飼い主に擦り寄って来る行動をてっきり甘えているものと勘違いし、メス猫の体を撫でてしまう事が多いようですが、この行動はNGです。発情中に限り、体に与えられる刺激で、発情期のサインがより激しいものへと変化してしまいます。発情のサインが見られた時に体を擦り寄せて来ても、撫でたりせず放っておきましょう。

トイレを失敗する

生理のないメス猫の発情サイン4つ目は、トイレを失敗する事です。これもオス猫に自分の発情をアピールするためのマーキング行為です。失敗しているのではなく、様々な場所に自分の匂いとフェロモンを撒いて、オス猫を誘っているのです。トイレを失敗したからといって、叱るのは絶対にやってはいけません。

飼い主が出来るのは、メス猫の発情サインが見られたら、速やかに床から猫の届きそうな場所まで、撥水シートやトイレシートを張って、掃除の手間を省けるように対策する事です。辞めさせる事は当然不可能ですし、叱ってしまうと猫にストレスが掛かり、攻撃的な行動が増えてしまいます。

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猫の生理様出血で考えられる病気

猫は生理が無い動物ですが、稀に生理に見られるような血尿や陰部に血液が付着している事があります。当然ですがこれは生理ではなく病気のサインなので、排尿や排便をしっかりチェックし、猫の陰部からの出血が無いかどうかしっかりチェックしておく必要があります。猫の陰部から出血している場合に考えられる病気を紹介しておきましょう。

泌尿器系の病気

生理の無いはずの猫から血尿などが出た場合は、泌尿器系の病気が考えられます。血尿が混じる病気で考えられるのは「膀胱結石」や「尿道結石」などの「結石病」です。結石病はオス猫に多い病気ですが、偏食などが原因でメス猫でも発症してしまいます。ただ「結石病」は薬や手術で治る病気なので、病院に行ってしっかり治療してもらいましょう。

子宮系の病気

避妊をしていないメス猫が生理でもないのに、陰部に出血している場合があります。この場合に考えられる病気は「子宮蓄膿症」で、子宮に細菌が感染し、膿が子宮に溜まっている状態です。膿が溜まった状態で放置しておくと、細菌が腹膜に感染し、「腹膜炎」を起こす可能性があります。

最悪の場合死に至る病気なので、メス猫の陰部に出血が見られる場合や、水を異常に欲しがったり、おしっこの回数が多いようなら一度病院で検査をしてもらいましょう。病院では、手術で膿を取り、抗生物質を処方してくれます。早い段階で発見出来れば、完治出来る病気なので、排尿などを良く観察し、異常が見られた際には、すぐに病院に連れて行きましょう。

生理様出血があったら病院へ

生理が無いはずのメス猫が血尿を出した場合は、「結石病」の他に「溶血」を引き起こしている可能性があります。「溶血」になると血中のヘモグロビンが不足し、貧血状態になってしまいます。猫に限らず動物の陰部出血は、尿に混じった血尿か、生理様出血の判断がし辛いため、生理様出血が見られた場合には、病院に行ってきちんと検査をしてもらうと良いでしょう。

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猫が妊娠したときのサイン

生理が無い分、妊娠の確率が高い猫ですが、妊娠したサインが分からず、気付いたらもう出産間近となって慌てて病院に駆け込む飼い主が多いようです。そうならないためにも、飼い猫の妊娠のサインを知っておく必要があります。猫が妊娠したらどんな変化が見られるのか、猫の妊娠のサインを紹介しましょう。

活動量の低下

メス猫が妊娠すると、発情中の行動からは極端な程、落ち着いた様子が見られるようになります。8~10日程過ぎても発情期に見せるサインが見られなければ、妊娠したと考えられます。

また、妊娠から40日程経過すると食欲が増加し、体重が増えます。一方で活動量がさらに低下し、攻撃的になる子も居ます。この頃になるとお腹も膨らんでいるので、見た目にも妊娠している事が分かるようになります。

乳首・乳房の変化

妊娠がら20日前後で、乳首がピンク色になり、一時的に食欲の低下も見られます。乳首を摘まむと母乳が出る事もあります。ただ、発情中も乳首が大きくなるので、乳首が大きくなったからといって、決定的に妊娠したとはならない点には注意が必要です。

妊娠したかどうかチェックしたい場合は、病院で診察してもらうと良いでしょう。経験豊富な獣医であれば、触診でも胎児を発見出来ると言います。30日も経過すると、乳房全体が膨らみ、お腹の膨らみも段々分かるようになって来ます。

体全体がふっくらする

妊娠45日も経過すると、お腹がポッコリと膨らんでいる事は勿論、背中の方もやや丸みを帯びている事が分かります。45日から後期にかけて、ますます体全体がふっくらとして来ます。肥満との違いは、お腹や背中だけが膨らみ、脚や首はほっそりとしたままなのが特徴です。

攻撃的になる

妊娠も60日が経過すれば、もう何時生まれてもおかしくない状態です。この頃になると、メス猫は急に攻撃的になったり、反対に人に頼るような様子を見せる事があります。そして、出産するための巣作りを始めるのもこの頃です。クローゼットのような狭く、暗く、乾燥した場所にタオルなどを集めるようになります。

巣作りを始めたら、飼い主が巣の代わりになる部屋を用意してあげましょう。箱などの狭い場所を用意し、清潔なタオルや毛布を入れてあげると良いですよ。もし、この段階でメス猫の妊娠に気付いた場合は、即病院に連れて行き、胎児の様子を診察してもらってください。

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愛猫の状態をしっかり観察しよう!

猫の妊娠のサインを見逃さないのは当然ですが、飼い主が望まぬ妊娠は猫にとっても好ましくありません。そうならないためにも、病院で避妊手術をしてもらうのが一番ですが、飼い猫に子供を生ませる場合には、飼い主が発情のサインを見出し、しっかりケアしてあげる事が重要です。サインを見逃さないためにも、猫の状態をしっかり観察してあげましょう。

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2020-07-13 時点

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