猫の食欲不振はどこからが危険?様々な原因と対策方法を徹底解説!

猫が食欲不振になる原因や対処法についてまとめました。食欲不振だけでなく、水を飲まなかったり嘔吐を繰り返すようであれば、猫が病気である可能性が高くなります。ストレスで食欲不振にもなるので、猫の様子を見て適切な対応をしていきましょう。

猫の食欲不振はどこからが危険?様々な原因と対策方法を徹底解説!

目次

  1. 猫の食欲不振への対応を徹底解説
  2. 食欲不振ではない場合
  3. 猫の食欲不振の見分け方
  4. 猫の食欲不振に伴う症状
  5. 猫の食欲不振の原因
  6. 猫の食欲不振の対処法
  7. 猫の体調不良のサイン
  8. 猫の食欲不振を対策して健康に過ごそう

猫の食欲不振への対応を徹底解説

猫が食欲不振になると「病気かな」「大丈夫かな」と心配になってしまう飼い主も多いのではないでしょうか。猫が食欲不振に陥るのには様々な理由があります。理由を把握した上で、適切な対処をしないと栄養を十分に摂取する事ができなくなるため、飼い主の気遣いが必要不可欠。嘔吐や下痢といった症状も見られたら、病気の疑いも出てきます。

本記事では、猫が食欲不振になった時の原因や対処法についてまとめました。猫が食欲不振になった時にどのような対処をすれば良いのか把握しておけば、いざという時に役立ちます。愛猫がいつまでも元気でいられるように、食欲不振は早めに解消していきましょう。

食欲不振は何らかのサイン

猫は何の原因もなく食欲不振になる事はありません。食欲不振になるという事は、猫に何らかの変化が起きているサインになります。普段からきちんと猫の様子を観察し、以前と何か変わった事はないかチェックしていくようにしましょう。猫がどのような状態にあるのか把握できていないと、食欲不振になった原因も明確にする事ができないため、飼い主の注意が必要です。

まず確認するべきこと

猫の食欲不振に気づいたら、まずはいつから食事を取っていないのかを確認していきましょう。どのくらい食事をしていないかによって、猫の状態が変わってきます。もし、1食分を食べていなかったという事であれば、大きな心配をする必要はありません。猫は1食を抜かしたとしても、十分に健康を保つ事ができます。

猫が長時間食事を取っていないという事が分かったら、続いては他に症状が出ていないかを見ていきましょう。嘔吐はしていないか、下痢になっていないか、脱水症状はないかなど、食欲不振以外の症状がないか把握しておく事が大切になります。こうした状況の把握は、病院に適切な説明をする上でも役立ちます。気になる症状が出ていたらメモをし、きちんと観察してください。

食欲不振ではない場合

猫が食事を取らないのは、食欲不振以外にも原因が考えられます。食事を取らない事を食欲不振と判断する前に、猫の状態を見ていきましょう。食欲不振以外に食事を取らない理由をはっきりとさせる事ができれば、安心して対処する事ができます。猫が食事を取らない時に考えられる食欲不振以外の原因をご紹介するので、判断の参考にしてみてください。

季節による変化

一般的に、猫は4ヶ月の周期で食欲の変化が出てくると言われています。これは、季節による必要な摂取カロリー量の変化が起こっているのが理由。季節に合わせて適切なカロリー量に調整する本能を猫は持ち合わせていると言えます。これに伴って、ご飯を食べる量が変わってくるため、季節によっては一時的に食事量が少なくなるのが猫の特徴です。

4ヶ月周期のサイクルを見てみると、春は普通・夏は少食・秋は普通・冬は大食といったように猫の食事量に変化が出ている事が最新の研究で分かっています。このような食事量の違いは、季節による気温の変化や消費エネルギーの変化、日照時間など様々な理由が考えられていますが、明確な事は未確定です。夏は食べる量が少なくなる傾向になるため、注視してみましょう。

繁殖期に関係する変化

雄猫の場合、繁殖期は食欲が落ちる傾向にあります。これは、繁殖期に男性ホルモンが上昇するのが原因。繁殖期、雄猫は雌猫と交尾をするために男性ホルモンを高め、相手探しに勤しみます。男性ホルモンの上昇により食欲の低下を呼び込み、飲まず食わずで相手の雌猫を探すのに注力するのが繁殖期の雄猫です。飼い猫の場合も繁殖期は食欲が低下する事がよくあります。

高齢化による変化

猫は老化によって食欲が落ちる事があります。人間と同じように、消費エネルギーが高齢化によって減っていくため食欲が低下すると言われているので、自分の猫の年齢をもう一度確認しておきましょう。高齢猫と言われる11歳以上の猫であれば、食欲が低下するのは自然な事かもしれません。ただし、食欲が落ちる一方で食欲が増す事があるのも猫の特徴です。

猫の場合は、11歳以上になると必要な栄養量が増える傾向になる場合があります。必要栄養量が増える事によって食欲が増し、若い頃よりも食事を取るようになったという事もあるため、高齢猫に関しては一概には言えません。若い成猫と比べて、高齢猫の摂取カロリーはマイナス20%〜プラス15%と大きな幅がある事からも、個体によって食欲の変化が異なる事が分かります。

猫の食欲不振の見分け方

猫が食欲不振に陥っているか否かは、飼い主がきちんと観察をして判断していく事が大切になります。食欲不振の状態が続くと、必要な栄養を十分に摂取する事ができず体調を崩してしまうかもしれません。食事量が減っている場合は、猫のあらゆる状態を確認していく事が飼い主がやるべき事になります。猫が元気になれるように、努力していきましょう。

年齢に注目する

猫が食欲不振か否かを判断するためには、年齢に注目していく事が大切になります。猫は1食分を食べなくても健康への大きな影響はありませんが、それ以上の食欲低下が続くのであれば、猫の様子を注視する事が大切になります。猫は月齢によって食べなくても大丈夫な期間が異なるので、愛猫の年齢をチェックしていきましょう。

1〜2ヶ月の場合は8時間、2〜3ヶ月は12時間、4〜6ヶ月は16時間、1歳以上は24時間以内であれば、食事を取らなくても大きな影響はありません。この時間以上に食事を取っていないのであれば、何らかの原因によって食欲不振である可能性が高くなります。自分の猫に当てはまる年齢を見て、どのくらい食事を取っていないのか振り返ってみてください。

体型に注目する

猫の食欲が低下している場合は、体型の変化にも注目してください。猫は、適切な体重を維持するために必要なカロリーを摂取する必要があります。必要カロリーを下回ると体型にも変化が出てくるので、食欲不振の判断材料としてチェックしていきましょう。猫を上から見ると腰骨や背骨、助骨が浮き出て見えると、食欲不振の状態であると言えます。

横から見るとお腹の部分がへっこみ、まるで腰が巻き上がっているように見えるのも猫が極端に痩せている状態なので、気をつけましょう。尻尾の付け根がしっかりと見えるような場合も、痩せすぎに当てはまります。このような体型になっている時は、食欲不振になっていると考えられるのではないでしょうか。

このように、猫が食欲不振であるか否かは猫の状態を見る事で判断しやすくなります。どのくらい食事を取っていないのか、体型は痩せ過ぎになっていないかを確認して、猫が食欲不振に陥っていないかチェックしていきましょう。食欲不振に陥っている場合は、適切な対処が必要になります。

猫の食欲不振に伴う症状

猫の食欲不振が疑われる場合は、それに伴う症状について見ていきましょう。猫は食欲不振になると、様々な症状が出てきます。猫にどのような症状が出ているのかチェックしていく事で適切な対処をする事ができるので、確認していきましょう。猫が食欲不振になっている時に考えられる症状について、ご紹介します。

うずくまっている

食欲不振になっている猫が、うずくまるように寝ている事が多くなっていませんか?猫がうずくまっているという事は、熱や痛みが出ている可能性があります。猫は自己の治癒力によって、痛みや熱を治そうとする性質があり、うずくまる事で体の調子を整えていると考えられます。腹痛や猫風邪など、様々な原因でうずくまっていると言えるので、早めの対処が必要です。

嘔吐する

何らかの病気を併発している場合は、猫は嘔吐してしまう事があります。嘔吐に加えて食欲不振に陥っているという事は、体重がどんどん減って免疫力低下に繋がってしまうため、早めに対応する事が大切。また、嘔吐によって水分不足になってしまうのも問題です。食欲不振だけでなく、脱水症状になる可能性もあるため、嘔吐をしているようなら注意してください。

下痢をする

猫は体調が悪い場合に、食欲不振と共に下痢をする事があります。猫が下痢をしたら、便の様子も確認してください。もし、血便になっているようであれば胃腸に何らかの異変が起きていると考えられます。臓器の異変によって食欲不振になっている可能性もあるため、早期の治療が重要。下痢をしている場合は、なるべく便を採取して動物病院で検査をしてもらうのがおすすめです。

水分を取らない

嘔吐や下痢以外に、水を取らない状況になっている場合にも注意が必要です。猫は元々砂漠で生まれ育ったルーツを持っているので、犬や人間と比較すると水分量は少なくても大丈夫。しかし、10%の水分が失われると猫の命に危険が迫ると言われています。食欲不振による免疫力低下に加えて、水分不足になると健康に大きな悪影響を与えるため、水分量も注視してください。

下痢や嘔吐を繰り返すのに加えて、水分も摂取していないようであれば重大な水分不足に陥っている可能性も考えられます。もし、猫の皮膚をつまんで元に戻らないようであれば脱水症になっいる場合があるため注意が必要です。もし、猫の目がくぼんできたら、症状が重くなっている証拠なので早めに病院へ行きましょう。病院へ行った際には嘔吐や下痢があるか否かも伝えてください。

猫の食欲不振の原因

猫の食欲不振には様々な原因が考えられます。原因に即した対応をしていかないと、猫の食欲不振はなかなか完治する事ができません。猫の食欲不振の原因についてまとめました。猫の状態を見ながら、どういった原因で食欲不振になっているのかチェックしていきましょう。原因を明確化するために、食欲不振以外の症状にも目を向けていく事が重要になります。

病気

猫が食欲不振に陥った際にまず考えておきたいのが、病気の可能性です。猫が食欲不振になるような病気はたくさんあります。病気の場合は嘔吐や下痢を伴う事も多く、猫の体調がどんどん悪化してしまうため注意が必要。食欲不振になった場合に考えられる病気は、感染症・胃腸の病気・肝臓や膵臓の病気・寄生虫による病気といった物が挙げられます。

この他にも、様々な病気が原因となって食欲不振になる事があるため、適切な状況判断が重要になります。嘔吐はしていないか、下痢をしている場合は血便になっていないかなど、どのような状態にあるのかを獣医師に伝えましょう。猫の状態を正確に把握する事で、病気の有無を判断しやすくなります。病気の疑いがある場合は、早期治療によって食欲不振の改善を見込めます。

ストレス

猫が病気でないのであれば他に考えられるのが、ストレスです。猫は人間と同じように、ストレスを抱える動物になります。特に猫は警戒心が強く、周囲の変化に敏感。今までと異なる環境に置かれる事によって大きなストレスを感じ、それが食欲不振の原因になる場合があります。猫がストレスを感じていないか、様子をきちんと確認する事が大切です。

猫が食欲不振になる前に、環境に何らかの変化が起きていませんか?神経質な猫の場合は、引越しや家具の移動、仲良くしていた家族の1人がいなくなる、といったように環境の変化によってストレスを抱えます。ストレスを抱えて食欲が落ちてしまうため、ストレスを解消してあげる事が食欲不振解消の第一歩です。

また、食事環境に対してストレスを感じている場合もあります。猫が食事をする場所が騒がしいと、落ち着いて食べられるストレスが溜まってしまう事もあるため、ストレスのない食事環境が重要。ストレスフリーに食事を楽しむ事ができるように、飼い主の工夫が必要です。動物病院へ行って病気の疑いがなければ、猫がストレスを感じる事なく暮らせる住環境を整えていきましょう。

ストレスを解消する事ができれば、すんなりと食事を取ってくれるようになるかもしれません。猫は大きなストレスを感じると、ハンガーストライキに入って全く食事を取らなくなるパターンもあるため、ストレスの軽減は大切なポイントになります。ストレスによって猫が意固地にならないように、適切に対処してください。

暑さ

厳しい夏を迎えると、暑さによって体力が低下し、食欲不振に陥る事があります。猫は砂漠で生まれた祖先を持つので比較的暑さには強い方ですが、あまりにも暑い環境にいると熱中症や夏バテのリスクが高まるので気をつけてください。夏場に猫が食欲不振になった場合は、こうした原因も考慮に入れましょう。特に熱中症の場合は、命の危険を伴う事があります。

猫の呼吸が荒かったり、痙攣をしているようであれば熱中症である可能性が高くなります。熱中症まで行かずとも、夏バテになる猫も多いので、住環境を整えていくようにしてください。飼い主がいない場合もエアコンで温度調整をするなど、工夫をする事が大切です。ペットショップには、猫用の冷感マットもあるので、そういったグッズも活用してみてください。

鼻詰まり

鼻詰まりも猫が食欲不振になる原因と言われています。鼻詰まりによってフードの匂いを感じる事ができず、食事への興味を失ってしまうため、鼻詰まりへの対策も必要です。猫が鼻詰まりになるのは、様々な原因が考えられます。注意しておきたいのが、ウイルスによる感染症。感染症になる事で鼻が詰まり、食欲不振に陥りやすくなります。

鼻詰まりは、猫ヘルペスによっても起きるため注意が必要。猫ヘルペスは、ストレスによる免疫力低下によっても引き起こされるため、ストレスのない環境作りはとても大切です。もし、猫が頻繁に鼻を鳴らしていたり、口呼吸がメインとなっている場合は鼻詰まりの可能性が高くなります。

年齢

猫の食欲不振は、年齢にも関係していきます。猫は高齢になるごとに食欲が低下する場合があるため、十分な栄養を摂取する事ができるように注意をしましょう。高齢猫の食事量が減ってきたら、栄養バランスや必要カロリーを考えて食事の管理をする事が重要です。近年は15歳以上の高齢猫も増えてきたので、いつまでも元気でいられるように飼い主が気をつけてみてください。

ワクチン

実は、ワクチン接種によっても猫は食欲不振になる事があります。ワクチンは、体内に抗原を投与する事によって病原体による抗体を作り、免疫力を高めるものです。通常であればワクチンによって体に影響が及ぼされる事はありませんが、体調によっては投与された抗原によって一時的に熱が出て食欲不振になる事もあるので、よく様子を見てあげましょう。

ワクチン注射をしたショックによって、猫が食欲不振になる事もあります。繊細な猫の場合は、ワクチンに対してストレスを感じてしまう事もあるため、病院へ行った後は猫のケアをしてあげましょう。ワクチン接種後は、猫の様子を見て異変がないかチェックしてください。もし、何らかの異変が出てきた場合は動物病院に状況を説明して相談をするのがおすすめです。

ネオフォビア

猫は、ネオフォビアと呼ばれる反応を見せる動物であると言われています。ネオフォビアとは、新しい物に対して拒否反応を起こす現象の事。特に神経質な猫はネオフォビアになりやすいため、日頃からケアが大切になります。例えば、以前のフードから新しいフードに切り替えた場合、それに対してネオフォビアが起きて食欲不振になる事があるかもしれません。

生後6ヶ月以内に様々な食事を体験しなかった猫は、ネオフォビアになりやすいとも言われています。色々な物を食べなかったのが理由で、好みが限られた物になっているのがネオフォビアの原因です。頑固な猫はネオフォビアによって全く食べなくなってしまうため、工夫が必要となります。

口内の異変

口内の異変は、猫の食欲に大きな影響を与えます。口内炎ができている場合、口の中が痛くて食事を食べなくなっているかもしれません。また、歯周病や歯肉炎によって歯茎が腫れ、痛みを感じている場合も食事を取らなくなる事があります。食欲不振になっている猫の口内をチェックして、腫れや赤みが出ている場合は適切な治療が必要です。

味覚に関する嫌悪感

猫は一度「まずい!」と思ったら、それを食べなくなる傾向にあります。猫は味覚に対する嫌悪感を感じると、それが記憶に残りやすいため、食欲不振になっているのかもしれません。新しいフードだけでなく、今まで食べていたフードに関しても何らかの原因によって「まずい」と感じる事で食べなくなってしまう事があります。

また、体調不良になる直前に食べた物に対しても嫌悪感を覚える猫もいるので注意が必要。例えばササミが好きな猫の場合、ササミを食べた直後に腹痛が起きたのが理由で、その後は一切ササミを食べなくなる事があります。ササミが腹痛の原因でなかったとしても、ササミ=腹痛という紐付けになるのが原因です。

食べ飽き

猫は、いつも食べているフードに飽きてくると、急にご飯を食べなくなる事があります。食事に対するこだわりが強い猫の場合、最初は美味しく食べていたとしても徐々に「飽きてきた」と感じて見向きもしなくなる事があるため、注意していきましょう。なるべく食べ飽きないように味に変化をつけていく事が大切になります。

栄養素

猫は、本能的に栄養素を判断するセンサーがあると言われています。与えているフードに十分な栄養素が入っていないと判断した場合、猫はそのフードを食べるのを拒否する可能性があるため、気をつけてください。栄養不足のフードを食べるよりも、空腹を選ぶ傾向にあります。猫にとって、タンパク質が全体の50%以上、1kgあたりのフードの糖質が3gを超えない事が大切です。

エサのやり方へ不満

ご飯のあげ方に不満を感じると、猫は食欲不振になる事があります。今まで決まっていた時間にご飯をあげていた場合、急に異なる時間にご飯を与えると生活のリズムが狂ってご飯を食べなくなってしまうかもしれません。神経質な猫は生活リズムを崩されるのを嫌がるので注意してください。

また、家と外を自由に行き来している猫の場合は、他にエサやりをしている人がいる可能性も考えられます。猫が外に出た時にご飯をあげている人がいれば、満腹になって自宅でご飯を食べなくなるはず。猫の行動パターンをチェックして、エサやりをしている人がいないか確認しましょう。

食器への不満

猫は、食器へのこだわりが強い場合があります。ステンレスや陶器、プラスチックなど、猫用の食器に使われる素材は色々あります。音に敏感な猫は、食事をする時に大きな音を立てる素材は嫌がる事があるため気をつけましょう。また、器の口径が狭すぎると食べにくく、ご飯の時間が嫌になってしまうパターンもあります。

食器の高さについても、こだわりがある猫が多くいます。低い器ではなく、高い器の方が食べやすい猫もいるので、器の高さも調整してみてください。どのような器が良いのか分からない場合は、何種類か試すのもおすすめ。コストはかかってしまいますが、愛猫が美味しくご飯を食べる事ができるようにするのも、飼い主として果たすべき務めと言えます。

猫の食欲不振の対処法

猫が食欲不振になってしまった場合は、適切な対処法を取り入れる事が大切になります。原因を追求し、それに即した対処をしていきましょう。食欲不振に対処をしていかないと、栄養不足になるだけでなく、水分不足にもなってしまうかもしれません。猫が体調不良に陥らないように、きちんと対応して健康的な状態へ戻れるようにしてください。

フードを変える

猫が食欲不振になった場合、新しいご飯に対してネオフォビアになっていたり、味覚に対して嫌悪を感じている可能性があります。ネオフォビアが疑われる場合は、以前のフードに変えておきましょう。以前のフードに少しずつ新しいフードを混ぜて慣れさせるのがおすすめです。また、味覚に対して嫌悪を感じている場合は、新しいフードに変えてみると良いでしょう。

猫の本能的なセンサーによって栄養素が足りないと感じている場合は、栄養にも注目してください。高タンパク・低糖質のフードを選ぶのも最適な対処法です。食欲不振の原因が味や栄養素にある以外に、高齢猫の場合でも食べやすいフードに切り替える事が大切。月齢に合わせたフードが多く市販されているので、食べやすさを重視して選んでください。

食事環境を整える

猫が食事をする環境にストレスを感じている場合、お気に入りのご飯でも食べない事があります。猫が安心して食事を食べられるように、静かで落ち着いた場所を食事場所にしましょう。また、器を厳選する事も重要なポイント。材質・デザイン・器の高さといった総合的なポイントをチェックして器を選ぶようにしてください。食事環境が良くなれば、食欲不振も解消しやすくなります。

スケジュールを固定する

猫に食事を与えるスケジュールを固定する事も食欲不振の対処法としては重要になります。食事を与える時間が、その日によってバラバラだと猫の生活リズムが崩れてしまうのが理由です。生活リズムをきちんと決めるためにも、ご飯の時間を決めていきましょう。1日のスケジュールを決めていく事で生活リズムがつき、猫がご飯を食べやすくなります。

もし、留守にする時間が長くていつも通りのスケジュールでご飯を与える事ができない、という場合は自動給餌機を取り入れるのもおすすめの方法です。時間を設定しておくと、自動的にご飯が出てくるので便利。仕事などで忙しく、決まった時間でのエサやりができない時に役立つのではないでしょうか。

病院を受診する

猫が嘔吐や下痢をしている場合は、病気によって食欲不振になっている可能性が高くなります。猫が病気の場合は、フードや器を変えたとしてもご飯を食べてくれないので、すぐに病院を受診しましょう。動物病院へ行く場合は、猫の状態をきちんと伝えられるように準備する事も大切です。食欲不振が続いている期間や、嘔吐や下痢などの症状について説明できるようにします。

正確な状況を説明する事ができないと、病気の判断が難しくなってしまうかもしれません。嘔吐や下痢をしている場合は、それを採取して病院へ持って行くのもおすすめの方法です。猫の排泄物を検査する事によって、ウイルス性の感染症などを判断しやすくなります。飼い主の工夫も重要となるため、こうした準備は事前に行うようにしてください。

何らかの重篤な病気で食欲不振になっている事も考えられるので、早めの治療が重要になります。猫は自己治癒力では治す事ができない病気が多くあり、病院へ行かずにいると手遅れになってしまうかもしれません。医師による適切な治療によって元気を取り戻す事ができるはずなので、食欲不振の場合はまず病院へ行く事が大切なポイントになります。

猫のフェロモンを利用する

病気の疑いもなく、色々な工夫をしてもご飯を食べてくれない時に取り入れておきたいのが、猫のフェロモンです。人工的に作られた猫のフェイシャルフェロモンを使う事で、食欲を復活させる事ができたという実験結果があり、食欲不振の改善に効果的と言えます。フェイシャルフェロモンとは、猫の頰から発せられるフェロモンの事。猫特有のフェロモンがご飯への興味を刺激します。

フェイシャルフェロモンは、ペットショップやインターネット通販などで手にれる事ができます。食欲不振改善の最終手段として活用してみてはいかがですか。フェイシャルフェロモンを使うのに加えて、猫が落ち着いて食事を取れる環境を整えた事で食欲が復活したという話もあります。猫がご飯を食べてくれない時は、こうした工夫もして食欲を増進させていきましょう。

猫の体調不良のサイン

食欲不振によって栄養や水分が足りなくなると、体調不良はどんどん悪化します。猫の体調不良のサインをきちんと読み取って、適切に対処できるようにしていきましょう。猫が体調不良に陥っている時に考えられる状態をご紹介します。

急にやせた

急に猫が痩せた場合、糖尿病や寄生虫症、慢性胃炎、肝硬変などの病気が考えられます。こうした病気にかかると、痩せるだけでなく嘔吐などの症状も出てくるため、すぐに病院へ行くようにしましょう。ご飯を食べているのに急に痩せた場合は、ガンの可能性もあります。猫は自分で病気である事を知らせる事はできないので、飼い主の丁寧なケアが必要です。

四肢がむくんでいる

四肢がむくみ、ぶよっとした状態になっている場合はフィラリア症や尿毒症、腎不全といった病気の可能性があります。特に腎不全は猫がかかりやすい病気の1つ。水を飲む量が増えたり、嘔吐や下痢を起こす場合があります。猫の体を定期的に触り、何らかの異変が出ていないか確認をしてください。早期発見によって適切な治療ができます。

猫の食欲不振を対策して健康に過ごそう

猫は、様々な事が原因となって食欲不振となるため、飼い主が気をつけてあげる事が大切になります。食欲不振になった場合にまず疑われるのが病気です。病気によって熱や痛みがある場合、猫は食欲不振になります。病気は早めに治療をする事で完治する場合がほとんどなので、猫の様子をきちんと見て対処をするようにしてください。

食事だけでなく水も飲まないのであれば、どんどん症状が悪化してしまうかもしれないので、すぐに病院へ行きましょう。水分不足は、体へ大きな悪影響を与えます。病気以外の事が原因であれば、フードを変える、食事環境を整えるなどの工夫が必要です。猫がストレスを感じる事なく食事を取れるようにする事が大切。猫が美味しくご飯を食べられるようにしましょう。

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