犬に生肉を与える時の注意点は?栄養満点の手作りレシピも紹介

犬は肉食動物ですので、生肉を食べても大丈夫な動物です。しかし犬に生肉を与える時には、食中毒やアレルギーなど注意すべき点もあります。今回は、犬に生肉を与える時の注意点や与え方を解説します。また、併せて栄養満点の肉を使った犬用ご飯の手作りレシピもご紹介します。

犬に生肉を与える時の注意点は?栄養満点の手作りレシピも紹介

目次

  1. 犬への生肉の与え方や注意点を解説!
  2. 犬が生肉を食べるメリット
  3. 犬に生肉を与えるリスク
  4. 犬に生肉を与えるときの注意点
  5. 生肉でつくる栄養満点犬用レシピ
  6. 犬に生肉を与える適切な方法を知っておこう

犬への生肉の与え方や注意点を解説!

犬は、生肉を食べることの出来る動物です。生肉と言うと食中毒など衛生上少し危険なイメージがありますが、犬は生肉を食べることでメリットを得ることも出来ます。しかしイメージ通り生肉を食べることでデメリットもありますので、犬に生肉を与える時には注意も必要です。今回は、犬への生肉の与え方や注意点を詳しく解説します。

犬は基本的に生肉を食べられる

犬は雑食動物であると思われがちですが、元々は完全肉食動物でした。諸説ありますが、犬の祖先は狼だと言われています。それが人間と一緒に暮らすようになりペットとして飼育される過程で、今のような雑食へなっていったと考えられています。そのため、犬は基本的に生肉を食べられる動物です。今でも野生の犬は、小動物をそのまま食べています。

体の構造的には生肉を食べられる犬ですが、普段ペットとして飼われている犬はドッグフードを主食としています。そんな犬が慣れない生肉を急に食べると、場合によっては下痢を起こすこともあります。そのためペットに生肉を与える時は、量や頻度などに注意が必要です。今回は、愛犬に生肉を食べさせるときに気を付けたいポイントも解説しています。

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犬が生肉を食べるメリット

本来野生の犬は狩りをしてその獲物の肉を生で食べていた動物ですので、犬が生の肉を食べることは問題ありません。そして実は最近の研究で、犬が生肉を食べることには多くのメリットがあることが分かってきています。犬が生肉を食べると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、犬が生肉を食べるメリットをピックアップしました。

腸に合っている

まず生肉は犬の体の構造、特に腸に合っていると言えます。本来犬は肉食動物であるため、犬の腸は約3mほどの長さしかありません。人間の腸は7~8mあると言われています。腸が短いので消化吸収がしにくく、犬にとっては野菜などの植物はあまり合いません。短い腸でもしっかり消化吸収が出来るのは動物性タンパク質ですので、犬の腸には生肉が合うのです。

また生肉を主食にすると、ウンチの質も変わります。ほとんどのペットとして飼われる犬の主食はドッグフードですが、ドッグフードには繊維質が多く含まれています。これらの繊維質は腸で消化吸収されないため、そのままの量がウンチとして出てきます。しかし生肉はしっかり消化されるので、生肉に主食を変えるとウンチの量は減ります。また、臭いも減ると言われています。

酵素が得られる

生命活動を維持するためには、酵素が必要不可欠です。酵素は体内にもありますが、食べ物を消化するためや細胞の修復や生命活動を維持するために消費されます。体内にある酵素の量は決まっているので、食べ物から酵素を摂取することで体内で不足した酵素を補うことが出来ます。この酵素は様々な食べ物に含まれていますが、加熱することで破壊されてしまう性質があります。

肉にも多くの酵素が含まれており、加熱しない生肉の状態で摂取することで効率的に酵素を摂取できるというメリットがあります。また、生肉のまま与えれば、熱に弱いビタミン類も栄養価を損なわずに摂ることが出来ます。

栄養を多く得られる

犬が生肉を食べることで、より多くの栄養を得られると言うメリットもあります。生肉には良質なタンパク質が多く含まれているため、毛並みが良くなって艶も出てきます。また生肉には熱で破壊されやすいビタミンやミネラル、タンパク質が豊富に含まれていますので、加熱したものよりもより多くの栄養素を得られます。

口内をきれいにできる

犬が生肉を食べることで、口内をきれいに保つことが出来るとも言われています。犬は歯垢や歯石がたまることで歯周病を発症してしまうのですが、生肉を噛むことで歯垢がつきにくくなり歯周病のリスクが減ると言われています。ドッグフードはどうしても歯垢が付きやすいため、生肉を与えることが歯磨きのような役目も果たしてくれます。

病気やアレルギー対策になる

犬に生肉を与えることは、病気やアレルギー対策になると言われています。食物アレルギーの改善には、未摂取のタンパク源を摂ると良いとされています。生肉と言っても、牛や馬、鹿、七面鳥、鴨、羊など色々な物があり、今まで食べたことのないタンパク源を食べれば食物アレルギーの予防になるようです。だだし肉アレルギーのある犬の場合は、生肉を与えないよう注意してください。

また生肉を食べて体内酵素を増やすことは、免疫力アップにもつながります。免疫力が上がれば、外部から病気のウイルスが体内に侵入しても感染しにくくなるため、病気のリスクも減ると言われています。

身体づくりに効果がある

生肉を犬が食べることは、犬の身体づくりにも効果を発揮します。例えば生肉に含まれる食物酵素が新陳代謝を活発にし、それによって骨も筋肉も丈夫になることが考えられます。またビタミンDが含まれている生肉であれば、体内の代謝力が高まって脂肪がつきにくくなりダイエット効果もあります。

また犬には独特の体臭がありますが、これは皮膚や皮脂などのバランスが崩れていることが原因でもあります。生肉から十分な酵素を摂取することで皮膚のターンオーバーが活性化され、皮膚や被毛の状態が健康であれば犬の体臭が減る可能性もあります。

犬に生肉を与えるリスク

ここまで犬に生肉を与えるメリットについて、詳しくご紹介してきました。かなり沢山のメリットがあるように思える生肉ですが、デメリットはないのでしょうか。犬に生肉を与えることは沢山のメリットがある反面、デメリットやリスクもあります。ここでは、犬に生肉を与えるリスクについて考えてみましょう。

アレルギー

まず、犬の中には肉に対してアレルギーのある個体もいます。肉アレルギーの犬に生肉を与えてしまうと、下痢や嘔吐などの体調不良を起こしたり、ひどい場合にはアナフィラキシーショックを起こして命の危険に面してしまうこともあります。犬に生肉を与える時には、まず犬が肉アレルギーがないかを確認してから与えるようにしましょう。

食中毒

続いて注意したいのが、寄生虫や食中毒のリスクです。基本的に人間が食べられるものやはペット用として売られている肉であれば問題ありませんが、生肉を与えるなら食中毒や寄生虫のリスクを考えて生食用のものを選んで食べさせましょう。もしお店で流通していない野生の動物の生肉をもらった場合には、寄生虫のリスクがありますので注意してください。

食中毒については、生肉の保存状態に注意してください。鮮度の落ちた生肉や炎天下に長時間置いたままにした状態の生肉を食べると、食中毒のリスクはぐっと上がります。食中毒予防のためにも新鮮で安全な生肉のみを、与えるようにしましょう。

栄養が偏る

犬にとってメリットも多い生肉ですが、生肉だけを与えると栄養が偏ります。野生の犬であれば獲物の内臓も食べているので栄養を補えるのですが、ペットの場合は寄生虫や食中毒のことも考えるとそこまでするのは難しいでしょう。そのためやはり主食はドッグフードとして、犬の体重や状態に合わせて生肉を与えるというほうが良いかもしれません。

犬に生肉を与えるときの注意点

犬に生肉を食べさせることは基本的におすすめでメリットも多いのですが、同時にアレルギーや食中毒のリスクもあります。そのため犬に生肉を食べさせる時には、出来るだけリスクを減らすよういくつか注意しておきたいポイントもあります。ここでは、犬に生肉を与える時に注意したい量や与え方などのポイントを解説します。

まずは相性チェックをする

犬に生肉を与える前に行ってほしいのが、相性チェックです。もともと犬は肉食動物でありますが、野生出なく家で人間にペットとして飼われている犬の場合、それまで一度も生肉を食べたことがないのでいきなり生肉を食べて下痢をする子もいます。また、肉アレルギーの個体も存在します。そこで、生肉を犬に食べさせる前には犬が生肉との相性がいいかどうかをチェックします。

初めてのものを食べた翌日に下痢や軟便、血便を起こしやすい子や、初めてのものを食べようとしなかtったり食べた後に食欲が落ちる子、初めてのものを食べた後顔が腫れる子、初めてのものを食べたときに吐きやすい子、初めてのものを食べたとき、かゆみや湿疹が出やすい子、腎臓疾患の傾向があると言われている子などは危険です。

ここで挙げた項目に一つでも該当する犬であれば、肉との相性も合わない可能性があります。そのような犬に生肉を与えるのであれば、まずはかかりつけ医に相談して生肉を与えても良いかを判断しましょう。

初めは少量にする

続いて生肉を与えても良い量ですが、最初はアレルギーや相性の問題もありますので、ほんの少量を与えるようにしてください。生肉を食べても体質的に問題がなければ、量を増やして行ってもかまいませんが慣れたとしても摂取カロリー全体の2割程度に収めるようにしましょう。栄養のバランスが崩れてしまうこともありますので、基本的にはドッグフード中心の食生活にしてください。

生食用の新鮮な肉を与える

犬に生肉を当てる時には、生食用として売られている新鮮な肉を選んで与えてください。生食用以外の肉は食中毒や寄生虫のリスクがあり、危険です。また生肉として、豚は避けた方が無難です。豚肉には腸管出血性大腸菌やサルモネラといった病原性の細菌が付着している場合や、E型肝炎ウイルスや寄生虫に感染している場合があります。生の豚肉は危険ですので、避けましょう。

脂肪は避けて与える

犬に生肉を与える時は、肉の脂肪分は避けて与えましょう。肉の脂肪分は犬には消化しづらく、胃や腸に負担がかかり下痢の原因にもなります。特に人間も食べる牛肉や鶏肉は脂肪の量が多い部位がありますので、犬に与える時には脂の部分は取り除きます。馬肉や鹿肉など、比較的脂肪分が少ない肉を選ぶのもおすすめです。

大きな骨は避ける

生肉の中には大きな骨がついたままのものもありますが、犬に与える時には大きな骨は避けましょう。犬に骨付き肉を与えると噛み砕くのですが、その骨を飲み込んでしまい裂けた骨が消化器官を傷つける可能性もあります。ただし軟骨程度であれば、そのままでもOKです。ペット用で市販されている生肉には、最初から骨なしのものや骨を砕いた状態のものもあります。

生肉でつくる栄養満点犬用レシピ

犬に生肉を与える時にはそのままでも良いのですが、少し手を加えて与えると犬もより美味しく生肉を食べることが出来ます。また他の食べ物と組み合わせることで栄養バランスも整えることが出来、一石二鳥です。ここでは生肉を使った、犬用のおすすめレシピをご紹介します。作り置きできるものもありますので、忙しい飼い主さんにもおすすめです。

野菜とお肉の犬ごはん

まずご紹介するのは、たっぷりの野菜と生肉を使ったレシピです。こちらは作り置きでき、1週間分を最初に作っておけます。材料は、ペット用生肉100g×6、セロリの葉っぱ部分1株、ベビーリーフ1袋、パセリ1袋、オクラ5本、大葉5枚、煮干しひとにぎり、小松菜4束、さつまいも50g、ピーマン2個、トマト1個、卵1個、醤油小さじ1、みそ小さじ1、オリーブオイル大さじ1です。

作り方は、セロリからトマトまでの野菜をすべてミキサーへ入れてドロドロにします。フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、軽く炒めます。水分がでてきたら味噌を入れてなじませ、卵と醤油を混ぜたものを投入します。卵に火が通ったら冷まし、適量に生肉50gを混ぜて出来上がりです。野菜はドロドロにしているので、消化吸収も良く安心です。

鶏ときゅうりの犬ごはん

続いては、鶏肉ときゅうりを使った犬ご飯です。いつものドッグフードをメインにしているので簡単で、夏バテしやすい時期の水分補給も出来ますので、食欲が落ちている犬におすすめです。材料は、ドッグフード適量、鶏もも肉大さじ2、きゅうり大さじ1、ごま油小さじ1/4です。まず、鶏肉を小さめに、きゅうりをみじん切りにカットします。

きゅうりのみじん切りに、ごま油をかけて混ぜ合わせます。器に適量のドッグフードを入れ、上からきゅうりを乗せます。その上にさらにカットした鶏肉を乗せれば、完成です。鶏肉は肉の種類の中でも腎臓にかかる負担が少ないため、腎臓の機能を円滑にさせ腎臓に悩みのある犬にもおすすめのメニューです。

犬に生肉を与える適切な方法を知っておこう

今回は犬にとっておすすめポイントの多い生肉について、具体的にどんなメリットがあるのかや反対にリスクがあるのか、犬に生肉を与える時の注意点などをご紹介しました。犬に生肉を与える時は食中毒やアレルギーなどに注意して適量を守れば、栄養面から見てとても生肉はおすすめです。犬に生肉を与える適切な方法を知って、愛犬の健康管理に役立てましょう。

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2020-05-27 時点

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