猫が震える時の12の原因とは?注意が必要な状態や対処法も解説

猫は寒さや恐怖を感じると震えますが、猫が震えるのは他にも様々な原因が考えられます。そこで今回は猫が震える時の12の原因や、注意が必要な状態、猫が震える時の対処法などをご紹介します。万が一に備えて、猫が震える原因を知り適切な対応が出来るようにしておきましょう。

猫が震える時の12の原因とは?注意が必要な状態や対処法も解説

目次

  1. 猫が震える原因について解説
  2. 猫が震える時の12の原因
  3. 猫の震えで注意が必要な場合
  4. 震える猫への対処法
  5. 猫の病気のサインを見逃さないために
  6. 猫が震える原因を知って対処しよう

猫が震える原因について解説

猫を飼っている方は、猫が震えている光景を見た事があるのではないでしょうか?愛猫が震えていると何か異常があるのかと心配になりますよね。猫が震えるのは様々な原因が考えられますが、病気のサインである可能性も考えられます。そこで今回は猫が震える12の原因や、猫の震えで注意が必要な場合、震える猫への対処法などをご紹介します。

重大な病気の可能性も

実は病気が隠れているかもしれない猫の震えですが、病気である場合は重大なサインなので、飼い主は絶対に見落とさないようにしなければなりません。震えの種類や原因によっては、早急な対応と動物病院での受診が必要になる場合もあります。大切な愛猫を守るためには、猫の震える様子と異変にいち早く気付き、震える原因を知る事も大切です。

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猫が震える時の12の原因

愛猫が震えるとびっくりして心配になる飼い主さんも多いかと思いますが、猫が震えるのは様々な原因が考えられます。寒さで震えている場合や恐怖で震えている場合、あるいは病気で震えている場合などです。そこで猫が震える12の原因を詳しくご紹介します。猫が震える原因を把握しておけば、愛猫が突然震え出しても冷静に対応する事が出来ます。

シバリング

猫が震える原因ではシバリングが考えられます。シバリングとは筋肉が震える現象の事で、自分の意思とは関係なく起こるのが特徴です。猫も人間と同じ恒温動物である為、体温を一定に保っています。1歳を越えた成猫の平熱は37.7度~39.2度ですが、体温が平熱より少しでも変化があれば体温調節中枢が働き、平熱に戻そうとします。

人間も寒過ぎると顎がガクガクなってしまう事がありますが、猫のシバリングはこの状態と同じ状態です。シバリングは、外の気温が低すぎて平熱を維持する事が出来ない時に筋肉を震わせて発熱し、平熱に戻そうとする事で起きます。

生理現象

寒くて思わず震えてしまうシバリング以外で、猫が寝ている時に震えるのは不随意と言われる筋肉の震えの生理現象です。起きている時の筋肉は脳が命令を出して動くようになっていますが、寝ている時は脳自体も休んでいる状態なので、稀に間違った命令をしてしまったり、脳の命令が遅く筋肉が先に勝手に動いてしまう事があります。

その為、猫が熟睡している時にヒゲや足がピクピクと震えると言われています。猫が寝ている時に震えるような動作をした時に心配な場合は、声をかけたり体を触ったりして起きるかどうか確認しましょう。声をかけたり体に触れたりと刺激を与えても意識が無く震えたままの場合は、痙攣の可能性もあるので早急に動物病院に連絡し、受診してもらうようにしましょう。

老衰・衰弱

猫が震える原因で考えられるのが、猫の老衰や衰弱です。猫も年齢を重ねると共に筋肉が衰えてしまうので、排便の際など力を入れる時に震える事があります。また原因がはっきりしない加齢による震えを『老齢性振戦』と言います。猫の場合は7歳になると高齢猫の仲間入りになるので、7歳以上の猫を飼っている方は、猫が震えている時の様子をしっかりと見て対応してあげましょう。

トラウマ

猫が震える原因ではトラウマによる震えである事も考えられます。猫が過去に起きた嫌な思い出を思い出したり、同じ光景を目の当たりにした時に恐怖で震える事があります。猫にとってのトラウマは人間にいじめられていた事がある、過去に飼い主に捨てられた事があるなどです。このようなトラウマを感じた猫は、人間を見るだけで怯えてしまい震えてしまいます。

低血糖

猫が震える原因では、低血糖症になっている可能性も考えられます。低血糖症は血液中の糖が著しく減少してしまっている状態の事です。血液中の糖が減少し過ぎると、脳に様々な影響を及ぼしてぐったりしたり、意識を失ったりといった症状が起こります。低血糖症になると痙攣を起こしてしまう事もあり、猫がぐったりしていたり意識がない時に震えている場合は痙攣が起こっている症状なので、すぐに動物病院に連れていき対処する必要があります。

中毒やアレルギー

猫が震えるのは中毒やアレルギーが原因の場合もあります。自然毒や薬品、細菌の毒などで急性中毒や慢性中毒にかかってしまい、猫の体が震える事があります。飼い主の薬やサプリメント、腐りかけの食べ物などを猫が誤って体内に取り込んでしまった場合、中毒症状になる可能性があります。また薬による副作用や、猫の体と薬の相性が合わなかった場合にも体が震えてしまう事があります。

先天性の病気

猫も先天性の病気を持っている事があり、小脳障害や眼球運動、歩行難など異常が見られる場合があります。このように先天性の病気により猫が震える場合があります。先天性の病気を持っていなくても、ウイルス感染で病気を発症してしまう事もあるので注意が必要です。

てんかん

猫が震えるのはてんかんという病気の可能性も考えられます。てんかんとは、脳の異常によって起こる病気の事で体が硬直したり、バタバタさせたり、震えるなど大小様々な発作を繰り返す症状が現れる脳疾患です。猫にてんかんが起きる原因の多くは症候性てんかんで、猫伝染性腹膜炎などのウィルス感染症や脳腫瘍が挙げられています。

脳腫瘍

猫が震えるのは脳腫瘍という病気にかかっている可能性も考えられます。猫の脳腫瘍は高齢の猫に見られる事が多いですが、どの年代の猫でも起こる可能性があるので注意が必要です。脳に腫瘍が出来てしまう事で神経異常が生じ、震えや痙攣を引き起こしてしまう事があります。他にもふらつきや食欲不振、鳴き声の変化など様々な症状が出ます。

心筋炎

猫が震えるのは心筋炎という病気の可能性も考えられます。猫の心臓は心筋という筋肉で構成されており、心筋の中から血液を送る指示を出して心臓を伸縮させています。しかし、何らかの原因で心筋に炎症が生じてしまうと、心臓から血液をスムーズに送り出す事が出来なくなってしまいます。この状態を心筋炎と呼び、発熱や呼吸困難、痙攣で震えるなどの症状が出ます。痙攣は、脳ではなく心臓に炎症が起きた場合でも起こる症状です。

神経症

猫が震えるのは神経症という病気である可能性もあります。神経症は猫がストレスを感じる事で起こる病気で、不安症やノイローゼとも言われており、神経症になると動悸がしたり震えたりと様々な症状が生じます。

猫は非常にストレスを感じやすく、一時的にストレスを感じる「急性ストレス」と、継続的にストレスを感じる「慢性ストレス」があります。日常のちょっとした変化も敏感に感じ取り、ストレスを感じやすい猫にはストレスの逃げ道を作ってあげたり、ストレスの原因を取り除いてあげる事が重要です。

内臓疾患

猫が震えるのは内臓疾患である場合もあります。骨折していたり、内臓破裂が起こっていたりすると痛みで震える場合があります。更に腎不全や肺不全などの病気により痙攣を起こしてしまう事もあります。腎不全は初期では症状をほとんど確認出来ない為、痙攣を起こしてから既に末期状態だったことが分かるケースもあるようです。

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猫の震えで注意が必要な場合

猫が震えるのは様々な原因があるとご紹介しましたが、猫の震えでは注意が必要な場合も沢山あります。ただ震えるだけではなく、足や頭が震える、口から泡を吹く、嘔吐を伴う震え、意識がなく痙攣している場合などです。猫が震える時に注意したい場合について1つ1つ詳しくご紹介するので、万が一愛猫が震えている場合は、どのような症状なのかしっかり様子を観察するようにしましょう。

足や頭が震える

猫は意識がある状態で頭が震える事はないそうで、耳や口など顔の一部がピクピク動いている時や足が震えている時は、痙攣している可能性があります。痙攣は自分の意思とは関係なしに、脳から異常信号が発信されてしまう事で起こる体の動きの事です。また足の震えが起こっている時に、歩行に異常が見られる場合は早急に動物病院で受診するようにしましょう。

口から泡を吹く

猫が震える時に口から泡を吹いている場合は、何らかの病気が原因の可能性があります。例えば、猫が泡状の胃液を履く場合は胃炎や胃潰瘍などの胃腸の病気、泡が垂れて食べ物を吐き出すなどの様子がある場合は、食道炎の疑いもあります。震えながら泡を吹いていたら、すぐに動物病院へ連れて行くようにしましょう。

嘔吐を伴いながら震える

猫が震える時に嘔吐を伴う場合も注意が必要です。猫はグルーミングの際に一緒に飲み込んだ毛玉が出る時に嘔吐をしますが、吐いた後も元気であれば毛玉による嘔吐は問題ありません。しかし震える時に嘔吐があり、且つ吐いた後に元気がなく食欲も無い場合は、病気による震えと嘔吐が考えられます。嘔吐が伴う震えが見られた後に、愛猫の体調が改善されない場合も動物病院を受診しましょう。

意識がなく痙攣している

猫が意識無く痙攣している時も注意が必要です。猫が意識無く痙攣している時は、てんかんや脳腫瘍など脳に原因が見られる事が考えられます。また肝臓や腎臓などの内臓疾患、低血糖症状などの病気の可能性もあります。意識無く痙攣している時は、夜中であったとしても早急に動物病院へ行き受診するようにしましょう。

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震える猫への対処法

愛猫がいきなり震えると慌ててしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか?そこで震える猫への対処法をご紹介します。猫が震えている時は落ち着いて原因を探り、猫の様子を観察する事が大切です。慌ててしまうと間違った対処をしてしまう事になるので、震える猫への対処法を押さえておきましょう。

原因を取り除く

震える猫への対処法としては、震える原因を取り除く事です。猫がどうして震えているのかが分かる事で正しい対処が出来ます。猫が寒さで震えているならば部屋の温度調節をしたり、防寒対策をするなど猫を温めてあげるようにし、恐怖で震えているならば猫が怯えている物を隠したり見せないようにするなど、震える時の様子や体調から原因が分かっていて外的なものの場合は、原因を取り除くようにしましょう。

運動を控えさせる

猫が震えたり痙攣を起こす原因は様々ですが、猫の体質によっては運動をすることによって震えや痙攣、てんかんを起こしやすい場合もあります。大切なのは猫が震えるのを未然に防ぐ事なので、運動することで痙攣やてんかんを起こしやすい猫の場合は、極力激しい運動や長時間の運動を控えさせるようにしましょう。猫の運動内容や運動時間については、かかりつけの動物病院の医師に相談して指示を仰ぎましょう。

猫の様子を記録する

震える猫への対処法としては、猫の様子を記録しておくことも大切です。猫のトイレの回数や寝た時間、食べたご飯の量や回数などをカレンダーやメモ帳に記録したり、様子がおかしい時は動画で撮影しておくのもおすすめです。

猫の様子を日々観察し記録しておく事で、普段と様子が違う事に気付く事が出来るので痙攣を未然に防ぐ事が出来る場合もあります。また万が一痙攣が起こった場合でも、動物病院での問診時にその日の猫の様子を伝えられるのでスムーズな対処が出来ます。

病院を受診する

猫が震えた時に震え以外の症状が見られた場合や、元気がなくぐったりしている場合は、動物病院を受診するようにしましょう。病院では血液検査と尿検査が主に行われます。血液検査と尿検査を行っても震えの原因が分からない場合は、更に腹部エコーやレントゲン、MRI検査を行い、心臓や腎臓などに異常がないかの検査も行います。

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猫の病気のサインを見逃さないために

寒さや恐怖以外で猫が震える時は、身体に異常がある事のサインなので、早めに気付いて対処する事が大切です。震えのサインに気付かず見逃してしまうと、今起きている病気が更に悪化してしまう事に繋がります。そこで、病気のサインを見逃さない為に飼い主が出来る事をご紹介していきます。

普段の状態を知っておく

猫の病気のサインを見逃さないようにするには、普段の状態を知っておく事が大切です。愛猫が普段どのように生活しているのか、食事の量や睡眠時間、運動量などを常に観察しておくと、普段と様子が違う事にすぐに気付く事が出来ます。食事の量が明らかに少なかったり睡眠時間が長すぎたりすると、体調不良の場合も考えられるのですぐに対処するようにしましょう。

排泄物を確認する

猫の病気のサインを見逃さないようにするには、猫の排泄物を確認する事も大切です。排泄物は猫の健康状態を知る事が出来る重要なものです。猫の排泄物を処理する時に、色や形、臭いなどをチェックして普段と明らかに違う色や形、臭いがキツイなどの場合は病気のサインかもしれません。その場合は排泄物の写真を撮っておくと、動物病院の医師に見せる事が出来ます。

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猫が震える原因を知って対処しよう

今回は、猫が震える12の原因や猫の震えで注意が必要なもの、対処法などをご紹介しました。猫は寒さや恐怖で震える事ももちろんありますが、中には病気で震えている場合もあります。普段から猫の様子をしっかり観察したり、猫が震える原因を知って適切な対処が出来るようにしておきましょう。

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2020-01-20 時点

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