【全国版】猫ゆかりの神社・寺院21選!招き猫で有名なスポットも紹介

猫好きの方におすすめの猫ゆかりの神社や寺院をご紹介します。今戸焼きで知られる招き猫発祥の地と言われる今戸神社や寺院もあります。猫があしらわれたお守りがあったり、絵馬にも猫の絵が描かれていたりと、猫好きの方には見逃せないスポットばかりです。観光にもおすすめです。

【全国版】猫ゆかりの神社・寺院21選!招き猫で有名なスポットも紹介

目次

  1. 全国の猫ゆかりの神社を一挙紹介!
  2. 猫ゆかりの神社・寺院①関東
  3. 猫ゆかりの神社・寺院②関西・四国
  4. 猫ゆかりの神社・寺院③中国・九州
  5. 猫ゆかりの神社④中部・東北
  6. 猫神社の案内猫「オトラサマ」の話
  7. 全国の猫神様に会いに行こう!

全国の猫ゆかりの神社を一挙紹介!

日本各地には、猫ゆかりの神社や寺院が数多く存在しています。今回は、関東地方、関西地方と四国地方、中国地方と九州地方、中部地方と東北地方の4つのエリアに分け、人気の高い猫ゆかりの神社や寺院をご紹介していきます。歴史の古い神社や寺院の中には、化け猫伝説が残されている場所もあるので、猫好きの観光客だけでなく妖怪好きの観光客も多く訪れているそうです。

招き猫で有名な観光スポットも

猫ゆかりの神社や寺院の中には、東京の今戸焼に縁が深い今戸神社のように、招き猫発祥の地と言われている場所も多くあります。今戸焼以外にも、招き猫は日本各地で作られていますし、海外では「Lucky cat(ラッキーキャット)」としても知られています。今戸焼のような焼き物だけでなく土人形や張り子の猫も観光客に人気があるようです。

お守りやかわいい御朱印も紹介

猫ゆかりの神社や寺院の中には、お守りや絵馬、御朱印に猫をあしらっていることもあります。招福のお守りにもなる猫のお守りや、猫モチーフの御朱印長カバーもおすすめです。お守りは、社務所などでいただくことになるので、授与時間を確認しましょう。さらに、境内に狛犬ではなく狛猫が祀られていたり、願い事が叶う猫の石像がある場所もあるので要チェックです。

例えばこちらの猫のお守りは、千葉県の「真間山弘法寺(ままさんぐほうじ)」のものです。猫の顔をモチーフにしているお守りで、そのまま猫の首輪に付ける事が出来るそうです。後述する東京の「豪徳寺(ごうとくじ)」や「蚕影神社(こかげじんじゃ)」では、猫型のお守りが人気ですし、北海道の「三吉神社(みよしじんじゃ)」では、お守り袋に猫のキャラが入った守りがあります。

Thumb福岡の猫島と言えば「相島」!行き方や猫がいる他の5島もご紹介! | 大人女子のライフマガジンPinky[ピンキー]

猫ゆかりの神社・寺院①関東

まず初めにご紹介するのは、関東地方にある猫ゆかりの神社と寺社です。関東地方には、江戸時代に由来や由縁のある猫ゆかりの神社や寺社が多く存在しています。また、諸説ある招き猫発祥の地とされる今戸神社や豪徳寺も含まれています。境内には狛猫や猫地蔵が安置されていたり、絵馬に猫が描かれているスポットも多いので、是非チェックしてみて下さい。

今戸神社/東京都

関東を代表する猫ゆかりの神社と言えば、まず名前が挙がるのが「今戸神社(いまどじんじゃ)」でしょうか。「今戸神社」は浅草七福神の一つでもある福禄寿を祀っている事でも知られています。「今戸神社」は、招き猫発祥の地とも言われています。その由来は、ある老婆が貧しさの為に手放した愛猫が夢枕に現れ、「自分の姿を人形にしたら福徳を授かる」と言ったことにあるそうです。

老婆は、その夢を信じて今戸焼で猫の人形を作り、浅草寺境内三社権現の鳥居横で売ったところ、たちまち評判になったと言われています。「今戸神社」の御祭神は、伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)の夫婦神です。その為、縁結びにもご利益があるとされ、多くの参拝客が訪れる神社になっています。現在でも今戸焼の招き猫は観光客に人気です。

・スポット名:今戸神社
・住所:東京都台東区今戸1-5-22
・電話番号:03-3872-2703
・定休日:年中無休
・営業時間:9:00~17:00
・アクセス:地下鉄「浅草駅」から徒歩15分

日光東照宮/栃木県

徳川家ゆかりの「日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)」は、日本を代表する世界遺産「日光の社寺」の一つです。世界中から多くの観光客が訪れる「日光東照宮」は、名工・左甚五郎による国宝「眠り猫」の彫刻でも良く知られています。絵馬やお守りも「眠り猫」の図柄があしらわていて人気です。「眠り猫」の裏側には雀が彫られていて、平和の象徴とも言われています。

また、一説にはこの先は特は和家康公が眠る清浄なエリアなので、不浄なものはネズミ一匹通さないという意味がある彫刻とも言われています。江戸時代の伝説的な彫刻家である左甚五郎の作品は、と中に目を開けたり動いたりすると言われる程精緻な作風です。この「眠り猫」も、眠ったふりをして薄目を開けて警戒しているという解釈もあるそうです。

・スポット名:日光東照宮
・住所:栃木県日光市山内2301
・電話番号:0288-54-0560
・定休日:年中無休
・営業時間:4月から10月 8:00〜17:00/11月から3月 8:00〜16:00
・アクセス: JR「日光駅」東武「日光駅」からバスで10分「西参道」下車徒歩10分・日光宇都宮道路「日光IC」から3分

豪徳寺/東京都

招き猫発祥の地とも言われている「豪徳寺(ごうとくじ)」は、元は臨済宗、現在は曹洞宗の寺院です。「豪徳寺」が招き猫発祥の地とする説は、江戸時代の武将であった井伊直孝が雷雨を避けるように猫に門内に招き入れられたという逸話によります。「豪徳寺」では「招福猫児(まねぎねこ)」と称し、「招猫観音(招福観世音菩薩)」を祀っています。

「豪徳寺」では、「招福猫児」は「招猫観音」の眷属としています。その為、願が成就したお礼としてたくさんの「招福猫児」が奉納されているのです。「招福猫児」小判等は持たずに、右手を上げたポーズを取っている素朴な白い招き猫です。滋賀県彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」のモデルになったことでも知られています。猫型のお守りも人気です。

・スポット名:豪徳寺
・住所:東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
・電話番号:03-3426-1437
・定休日:年中無休
・営業時間:6:00~18:00
・アクセス:小田急線「豪徳寺駅」から徒歩13分・世田谷線「宮の坂駅」から徒歩3分

蚕影神社/東京都

「蚕影神社(こかげじんじゃ)」は、東京都立川市にある阿豆佐味天神社(あずさみてんじんしゃ)」の境内にある神社です。「蚕影神社」という名前の神社は日本各地にありますが、これは養蚕を生業としていた地域に伝わっていた養蚕神信仰に関係があります。養蚕の点滴はネズミだったので、猫を守り神にしているのです。

こちらの「蚕影神社」は、ジャズピアニストの山下洋輔さんが願ったいなくなった飼い猫の帰還が叶ったこともあり「猫返し神社」とも呼ばれています。猫の絵が描かれた絵馬にも「猫返し神社」と書かれています。境内にある「ただいま猫」の石像も、多くの観光客が訪れるスポットです。猫絵馬と猫守りの受付時間は、10:00から12:00、13:00から15:30となっているのでご注意下さい。

・スポット名:蚕影神社
・住所:東京都立川市砂川町4-1-1
・電話番号:042-536-3215
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:JR「立川駅」からバスで15分・多摩モノレール 「北立川駅」「南立川駅」からバスで15分

西光山自性院無量寺/東京都

新宿にある「西光山自性院無量寺(さいこうさんじしょういんむりょうじ)」には、秘仏「猫地蔵」が安置されています。中世に太田道灌が一匹の黒猫に救われたことを由来とし、「猫寺」とも呼ばれています。毎年2月には「猫地蔵まつり」が開催され、多くの観光客や猫好きの方々集まることでも知られている猫ゆかりのスポットです。

・スポット名:西光山自性院無量寺
・住所:東京都新宿区西落合1-11-23
・電話番号:03-3951-4927
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:都営大江戸線「落合南長崎駅」から徒歩2分

海雲寺/群馬県

「招き猫の寺」とも呼ばれ親しまれている「海雲寺(かいうんじ)」は、すでにご紹介している東京の「豪徳寺」から分身を勧請したお寺です。「海雲寺」の先代住職が「豪徳寺」で修業をしたことからの由縁だそうです。境内には数多くの招き猫が安置され、狛犬ならぬ狛猫がいることでも知られています。

・スポット名:海雲寺
・住所:群馬県安中市郷原561
・電話番号:027-385-3899
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:「磯部駅」から徒歩で15分

Thumb猫好きな人へのプレゼント30選!猫仕様のラッピングで贈ろう! | 大人女子のライフマガジンPinky[ピンキー]

猫ゆかりの神社・寺院②関西・四国

続いてご紹介するのは、関西地方と四国地方にある猫ゆかりの神社と寺院です。関西地方では、京都の二大猫スポットをピックアップしています。日本を代表する観光地として、日本各地のみならず世界中から多くの観光客が訪れる京都にも、猫ゆかりの神社と寺院があるのです。四国では、江戸時代の出来事に由縁のあるスポットをご紹介します。

檀王法林寺/京都府

「檀王法林寺(だんおうほうりんじ)」は、盗難や火災除けのご利益があるとされる「主夜神尊(しゅやじんそん)」を祀っているお寺です。「主夜神尊」のお使い役が猫なので、お守りにも猫が描かれています。さらに、授与品の中には江戸時代後期のアイテムを復刻した黒い招き猫もあり、多くの人々から人気を集めています。

・スポット名:檀王法林寺
・住所:京都市左京区川端通三条上る法林寺門前町36
・電話番号:075-771-0870
・定休日:年中無休
・営業時間:10:00~12:00・13:00~16:00
・アクセス:京阪電車「三条駅」から徒歩2分・地下鉄東西線「京阪三条駅」から徒歩2分

木嶋坐天照御魂神社/京都府

「木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)」は、「木嶋神社」「木島神社」あるいは「蚕の社(かいこのやしろ)」とも呼ばれている神社です。いつ頃創建されたかは定かではありませんが、一説によると推古天皇の御代、7世紀ごろとも言われています。養蚕信仰に関わる神社なので、境内には狛猫の石像がありますし、猫のお守りも人気です。

・スポット名:木嶋坐天照御魂神社
・住所:京都府京都市右京区太秦森ケ東町50
・電話番号:075-861-2074
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:京福電車「蚕の社駅」からすぐ・市バス/京都バス「蚕の社」からすぐ・地下鉄東西線「太秦天神川駅」から徒歩5分・JR「花園駅」から徒歩7分

お松大権現/徳島県

「お松大権現(おまつだいごんげん)」は、「猫神さま」という愛称がある人気の猫由来の神社です。境内に奉納されている招き猫の数は、およそ1万体とも言われています。その由来は、330年前の江戸時代にまでさかのぼります。奉行を直訴して処刑されたお松という女性の愛猫が妖怪変化となり、奉行の家を祟り続けて仇を討ったという伝説です。

・スポット名:お松大権現
・住所:徳島県阿南市加茂町不け63
・電話番号:0884-25-0556
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:「阿南駅」からバスで30分・「徳島IC」から50分

王子神社/徳島県

王子神社(おうじじんじゃ)も、「猫神さん」の相性で親しまれている猫ゆかりの神社です。こちらも今から300年以上前の江戸時代に起きた「阿波の猫騒動」に由来しています。無実の罪で処刑されたお松さんの愛猫お玉が、彼女に罪をかぶせた人々を祟った為、長谷川奉行家によってお松とお玉の霊が奉られたそうです。御朱印にも猫の印が押されています。

・スポット名:王子神社
・住所:徳島県徳島市八万町向寺山55
・電話番号:088-668-6915
・定休日:年中無休
・営業時間:9:00~17:30
・アクセス:牟岐線「文化の森駅」から徒歩20分

箕越猫祠社/高知県

「箕越猫祠社(みのこしねこしゃし)」は、知る人ぞ知る猫ゆかりのスポットです。とても小さな祠で、地元の方々がお世話をしているそうです。かつて高知のとあるお寺で飼われていた老猫が、実は化け猫だったという伝説の由来しています。夜な夜な和尚さんの僧衣を着て踊り狂う化け猫に気づいた和尚さんが追い出したのですが、深く反省した猫がお礼をすると夢で告げたという伝承です。

・スポット名:箕越猫祠社
・住所:高知県須崎市多ノ郷乙477
・電話番号:不明
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:JR土讃線「須崎駅」からタクシーで20分・高知道「須崎東IC」から10分

Thumb【新宿】人気の猫カフェ7店舗!猫にモテるテクニックも紹介! | 大人女子のライフマガジンPinky[ピンキー]

猫ゆかりの神社・寺院③中国・九州

続いてご紹介するのは、中国・九州地方にある猫ゆかりの神社や寺院です。中国・九州地方にも、歴史の長い神社や寺院が数多く存在しています。これらの神社や寺院では、可愛い猫の印が押されている御朱印や猫の絵柄があしらわれたお守り、猫の絵が描かれている絵馬等があるので、是非チェックしてみて下さい。

仙厳園内猫神神社/鹿児島

「仙厳園内猫神神社(せんがんえんないねこがみじんじゃ)」は、薩摩藩主である島津家の別邸として建造された「仙巌園」の東側にある神社です。その名前からも、猫ゆかりの神社であることがわかります。日本国内のみならず海外からも猫好きの観光客が訪れるそうです。「仙巌園」のおよそ5ヘクタールある広大な園内も、是非お楽しみください。

こちらの神社には、1592年から始まった「文禄の役」と呼ばれる朝鮮出兵の際に従軍した7匹の猫の中から、無事に生還した二匹の猫が祀られています。猫がお祭りされている神社は、日本でもここだけだとか。当時、藩主の島津義弘は猫の動向の開き具合で時刻を判断していたそうです。生還した二匹の猫猫は「ヤス」と「ミケ」は、絵馬にも描かれています。

・スポット名:仙厳園内猫神神社
・住所:鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
・電話番号:099-247-1551
・定休日:年中無休
・営業時間:8:30~17:30
・アクセス:「鹿児島中央駅」から車で20分

福良天満宮/大分県

稲荷神社の御神札である「福良天満宮(ふくらてんまんぐう)」の境内に祀られている「招霊赤猫社(おがたまあかねこしゃ)」は、大分県でも有名な猫ゆかりのスポットで観光客にも人気です。こちらの御祭神である大塚幸兵衛氏は「あかねこ」と称えられた偉人です。「招霊赤猫社」の周りには、29体の赤猫石が祀られている「福猫たまりの井戸」があります。

・スポット名:福良天満宮
・住所:大分県臼杵市福良211
・電話番号:0972-63-2739
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:JR「上臼杵駅」から徒歩5分・JR「臼杵駅」から車で10分・九州道「臼杵IC」から5分

生善院観音堂/熊本県

熊本県の水上村にある「生善院観音堂(しょうぜんいんかんのんどう)」は、「猫寺」という愛称で呼ばれています。山門の両脇には、狛猫が見守っている事でも知られています。お寺の由縁は、謀反の疑いで非業の死を遂げた盛誉法印とその母玖月善女、愛猫玉垂の霊を鎮めるために350年以上前に建立されました。この伝説から「猫寺」と呼ばれるようになったのです。

・スポット名:生善院観音堂
・住所:熊本県球磨郡水上村岩野3542
・電話番号:0966-44-0333
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:くま川鉄道「湯前駅」から徒歩で30分

栖月山雲林寺/山口県

「栖月山雲林寺(せいげつざんうんりんじ)」は、猫寺として猫好きの方々に人気のスポットです。海外からの観光客からも注目されているのは、お守りや猫絵馬の数々。こちらは、長州藩の藩祖・毛利輝元夫妻の菩提寺ですが、家臣の長井元房も眠っています。元房の逝去時には愛猫がその後を追ったことから、このお寺は猫ゆかりの場となったのです。

・スポット名:栖月山雲林寺
・住所:山口県萩市大字吉部上2489
・電話番号:08388-6-0307
・定休日:年中無休
・営業時間:9:00~17:00
・アクセス:防長交通「萩バスセンター」からバスで「吉部停留所」下車後「御舟子行」に乗換えて「吉部市停留所」下車後徒歩5分

転法輪寺/鳥取県

9世紀の半ばに開かれたと言われる「転法輪寺(てんぽうりんじ)」は、空也上人がこの地で入滅したという伝説があるお寺です。こちらの入口には、猫の彫刻が飾られています。その昔、このお寺で飼われていた「おふじ」という名前の猫です。この猫は実は化け猫だったので、和尚さんに出ていくように言われてしまいましたが、後日恩返しをしたという言い伝えが残されています。

・スポット名:転法輪寺
・住所:鳥取県東伯郡琴浦町別宮472
・電話番号:0858-52-1111
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:「浦安駅」からバスで30分

猫ゆかりの神社④中部・東北

続いてご紹介するのは、中部地方と東北地方にある猫ゆかりの神社や寺院です。こちらのエリアでは、昔から養蚕が盛んに行われていました。その為、上述のように養蚕信仰に基づいた神社や寺院が数多く存在しています。蚕の天敵であるネズミを退治してくれる猫は、養蚕信仰とは切っても切り離せない存在です。また、猫好きの間では有名な「猫島」もあります。

田代島内猫神社/宮城県

猫好きの間では聖地とも言われているのが、宮城県の「田代島(たしろじま)」です。島の周囲は、およそ11キロメートルと小さな島ですが、実に130匹以上の猫が暮らしていると言われています。島に住んでいる人の数よりも猫の数の方が多いのです。この「田代島」には、猫を祀った「猫神社」が存在しています。

元々、「田代島」には猫の行動によってその日の漁の良し悪しを判断していたという言い伝えがあります。ところがある時、不慮の事故で一匹の猫が死んでしまいました。その死を悼んだ漁師によって「猫神社」が建立されたそうです。平成21年4月に、国土交通省によって「島の宝100景」にも選定されています。

・スポット名:田代島内猫神社
・住所:宮城県石巻市田代浜字仁斗田
・電話番号:0225-93-6448
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:三陸道「石巻港IC」「石巻河南IC」から20分

猫の宮/山形県

続いてご紹介するのは、山形県にある「猫の宮(ねこのみや)」です。こちらは、養蚕信仰に基づいた場所でもあります。その由来は、延暦年間(782~806)の頃までさかのぼります。犬に退治された古狸の怨念が大蛇になって現れた際に、観音様の化身である猫がその大蛇を倒しました。しかし、相打ちとして自身も死んでしまったそうです。

この猫を飼っていた夫婦は、猫をねんごろに葬ることにしました。観音様の化身であったことから、観音堂を建てて供養を行ったのです。これが、山形県の「猫の宮」の由縁です。現在は、ペットの猫の健康祈願や、亡くなった愛猫の供養に訪れる人も多いそうです。高畠町高安には、「犬の宮」もあります。

・スポット名:猫の宮
・住所:山形県東置賜郡高畠町高安
・電話番号:0238-52-2153
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:「高畠駅」から車で20分

猫稲荷神社/福島県

福島県にある「西坂猫稲荷神社(にしざかねこいなりじんじゃ)」は、養蚕信仰に由縁のある神社です。「ねこの幸せ祈願祭」も行われています。この辺りに住んでいた「信夫の三狐」という三匹の猫のうち、人を化かすことが好きだった御坊狐が、しっぽと神通力を失ってしまいました。その後、御山の僧に諭されて改心した御坊狐は、ネズミを退治して養蚕の守り神となったそうです。

・スポット名:猫稲荷神社
・住所:福島県福島市御山9
・電話番号:不明
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:福島交通飯坂線「美術館図書館前駅」から徒歩33分

南部神社/新潟県

新潟県にある「南部神社(なんぶじんじゃ)」には、狛犬に並んで狛猫の石像がある猫ゆかりの神社です。別名「猫又権現(ねこまたごんげん)」とも呼ばれています。こちらの神社も養蚕信仰に由縁のある猫を祀っているそうです。狛猫は招き猫にも通じるとされ、商売繁盛や運気上昇にもご利益があると言われています。

・スポット名:南部神社
・住所:新潟県長岡市森上
・電話番号:0258-51-1195(栃尾観光協会)
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:JR「長岡駅」から車で40分・関越道「長岡IC」から40分

霊験山法蔵寺/長野県

長野県にある「霊験山法蔵寺(れいけんざんほうぞうじ)」には、猫を祀った猫塚や猫が着たという衣が保管されています。昔このお寺に飼われていた猫は、実は化け猫でした。この化け猫は和尚の法衣を着ての山の動物たちに説教をしているところを和尚に見とがめられます。その後、寺を出ていった猫のおかげで檀家が増えるという出来事があり、猫供養が行われたそうです。

・スポット名:霊験山法蔵寺
・住所:長野県上水内郡小川村瀬戸川19280
・電話番号:026-269-2821
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:「長野IC」から車で50分・「豊科IC」から車で75分

猫神社の案内猫「オトラサマ」の話

最後にご紹介するのは、『遠野物語』で有名な岩手県の遠野にある猫ゆかりの神社です。創建は820年以上、さらに現在の地に遷宮されてからも350年以上たっている「遠野郷八幡宮(とおのごうはちまんぐう)」です。猫好きの人々の間では、猫神社の案内猫と呼ばれる「オトラサマ」で知られています。

岩手県遠野郷八幡宮

岩手県にある「遠野郷八幡宮」では、『遠野物語』にも火伏せに霊験ありと書かれている文武の神である誉田別尊(ほむたわけのみこと)をはじめ、縁結びの神でもある大国主神(おおくにぬしのみこと)、大漁の守護神である事代主神(ことしろぬしのかみ)、病気平癒の神である少彦名神(すくなひこなのかみ)、五穀の守護神である御年神(おおとしのかみ)が祀られています。

・スポット名:遠野郷八幡宮
・住所:岩手県遠野市松崎町白岩23-19
・電話番号:0198-62-2647
・定休日:年中無休
・営業時間:通年
・アクセス:「遠野駅」からバスで20分

参拝者を案内する猫

そんな「遠野郷八幡宮」の境内には「猫神社」があります。こちらの「猫神社」の御祭神は「オトラサマ」という猫で、御神徳は縁結びと愛猫の健康長寿とされています。「オトラサマ」の幼名はトラキチといい、神社境内のお供え物などを盗み食いしていましたが、社務所で飼われることになります。すると、社務所から神社まで参拝者の先導をし案内するようになったのです。

人と猫の守り神へ

参拝者を案内する姿がメディアで取り上げられたことをきっかけに、神社も有名になりました。トラキチは亡くなるまでその勤めを全うしたのです。その功績を称える意味で写真集が作られました。また、トラキチを偲ぶ参拝者が多かったこともあり、平成25年に「猫神社」が建立され、人と猫の守り神である「オトラサマ」として祀られることになったのです。

全国の猫神様に会いに行こう!

日本各地にある猫ゆかりの神社や寺院をご紹介しました。それぞれの神社やお寺では、猫にまつわる伝説が残されています。また、可愛らしい猫をあしらった御朱印や猫柄のお守り、猫モチーフのお守りや人形等も授与品として頂けるので、猫好きの方の中にはコレクションしている方も多いそうです。観光旅行の際等に、各地の猫ゆかりのスポットを訪れてみませんか。

こちらの関連記事もおすすめ

アクセスランキング

2020-02-28 時点

新着一覧