愛犬の鼻水が増えたら病院に行くべき?観察すべき項目など今すぐチェック!

犬の鼻水が増えた場合に考えられる病気や観察すべき項目をまとめました。鼻水が多いだけでなく、嘔吐やくしゃみ、咳、鼻血などの症状も出ている場合は犬が病気の可能性があります。歯周病を始めとした病気の可能性を探り、犬の鼻水の原因を把握していきましょう。

愛犬の鼻水が増えたら病院に行くべき?観察すべき項目など今すぐチェック!

目次

  1. 犬の鼻水からわかる病気のサインを紹介
  2. 犬の鼻水の原因になる病気
  3. 犬の鼻水で観察すべき項目
  4. 犬の鼻水への対処法
  5. 犬が風邪を引いたときのサイン
  6. 愛犬の鼻水の原因を探ろう

犬の鼻水からわかる病気のサインを紹介

犬の鼻は通常の状態であれば、濡れている事がほとんどです。そのため、犬から鼻水が出ていても気づかない飼い主もいるのではないでしょうか。犬から鼻水が出ている場合、他にも症状が見られるようなら病気を疑った方が良いかもしれません。

本記事では、犬の鼻水に関する情報についてまとめました。鼻水の他に鼻血や嘔吐、咳、くしゃみといった気になる症状があるようであれば、きちんと原因を明確にして治療をする事が大切です。歯周病など、犬の鼻水が多い時に疑われる病気についてもご紹介するので、参考にしてみてください。

生理現象としての鼻水もある

犬が鼻水を出すのは、病気ではなく生理現象である事も多いです。そもそも、鼻水は鼻の中に何かしらの刺激が加わった時に出るもの。ホコリやゴミなど、鼻の中に入ってはいけない物が入った場合に、それを出すために鼻水が出ると言われています。こうした刺激物による鼻水は、生理現象の一種。特に病気を疑うような鼻水ではないので、心配の必要はありません。

生理現象による鼻水は少量なので、犬がすぐに舐め取る事が多いです。また、犬は鼻がやや湿った状態が健康である証拠。鼻が湿っているために、少量の鼻水なら気づかない事もあります。しかし、明らかに大量の鼻水が犬から出ている場合は、注意が必要です。

生理現象以外の原因で、犬から鼻水が出ている時には体調が悪くないかなどチェックしていきましょう。鼻水が出ているだけでなく、犬の鼻が乾いている時も体調が悪くなっている可能性が高いため、気をつけてください。鼻水の量は犬の健康を知るためのバロメーターになるので、普段の様子をきちんと判断して犬の健康を保てるようにしていきませんか?

犬の鼻水の原因になる病気

まずは、犬からたくさんの鼻水が出ている場合に疑われる病気についてチェックしていきましょう。犬から大量の鼻水が出ている場合、どういった病気が考えられるのでしょうか。犬の病気について知識を身につけておく事で、いざという時に役立てる事ができます。愛犬がいつまでも健康でいられるように、鼻水の量を見て病気に気をつけるようにしてみてください。

ケンネルコフ

鼻水がたくさん出ている場合に考えられるのが、ケンネルコフと呼ばれる病気です。伝染性気管支炎とも呼ばれ、気管支系の病気の総称。伝染する病気なので、多頭飼いの場合は特に注意が必要になります。ケンネルコフは、生後間もない子犬がかかりやすいと言われているので要注意。生後6ヶ月までの子犬はケンネルコフにかかる事があるため、健康維持に努めましょう。

ケンネルコフの原因となるのは、細菌やウイルス、マイコプラズマ属菌。こうした菌が原因となってケンネルコフになり、鼻水が大量に出るようになります。また、鼻水が出るだけでなく咳が出るようにもなるので、犬が苦しそうにゼーゼー言っている時は気をつけてください。

ケンネルコフは、重症化すると肺炎や気管支炎といった病気に繋がる事があります。こうした病気になった場合、体力のない子犬や高齢犬は大きなダメージを受け、命の危険が出てくるため早期治療が大切なポイント。早めに病院で治療をしておけば大事には至らないので、犬が鼻水を出していたり、咳が多くなっている場合はすぐに動物病院に相談するようにしてください。

鼻炎

犬の鼻水が多い場合に考える事ができるのが、鼻炎です。鼻炎とは、鼻の中に炎症が起きている事。炎症が刺激となって鼻水がたくさん出ていると考えられます。常に鼻が詰まったような状態になるので、犬の鼻から「ブーブー」といったように音が聞こえるようになる場合もあるのが特徴です。鼻の粘膜げ刺激を受けているので、くしゃみも出やすくなります。

鼻水が止まらず、くしゃみが頻繁に出るような鼻炎かもしれません。鼻炎になった場合、最初の段階の鼻水はサラサラとした状態です。鼻炎が重症化するとくしゃみが多くなり、鼻水がドロッとしてくるので気をつけましょう。膿が鼻水に入っている状態になる事もあります。また、炎症によって出血が起き、鼻水と一緒に鼻血が出てくる事もあるため、注意してください。

歯周病

歯周病も犬の鼻水が多くなる原因になり得ます。口腔内の病気である歯周病は鼻水とは関係ないと思いがちですが、実は口と鼻は繋がっているので歯周病が原因となって鼻水が出る事があります。歯周病は、歯垢の中にある細菌が増殖し、歯肉に炎症が広がるのが特徴。歯周病が酷くなると、細菌によって歯を支える骨や靭帯に炎症が広がり重症化します。

こうした歯周病の細菌が鼻にも影響を与える事より、鼻腔炎を起こすようになり、大量の鼻水が出やすくなるため注意しましょう。歯周病は見た目では分かりにくい病気です。鼻水がたくさん出ている他、歯茎が腫れていたり、食事や水を摂取するのを嫌がる様子を見せたら歯周病の可能性が出てくるので、病院を受診しましょう。

歯周病が更に悪化すると、骨が溶けて顔に穴が空いてしまう事があります。歯根に膿が溜まり、穴から出てくる事もあるため見過ごす事ができない病気です。歯周病の細菌によって顎の骨が溶け、骨折する可能性も出てくるため早期治療が大切。日常的に歯磨きをするなど、歯周病を防ぐように工夫する事も愛犬の健康を守るために重要になります。

肺炎

犬は、肺炎になった場合も鼻水が多く出るようになります。肺炎は、何らかの原因によって肺に炎症が起きている状態。鼻水が多くなる以外に、咳も出てくるようになるので普段の様子をよく確認してみましょう。肺炎は、誤嚥が原因となって起こる事があります。ご飯を急いで食べる犬や、高齢犬の場合は誤嚥が多くなる事があるので、注意をしてください。

また、アレルギー症状や寄生虫に感染する事によって肺炎が起きる事もあります。鼻水や咳が出やすくなる初期段階を過ぎて重症化すると、呼吸困難に陥ってしまうかもしれません。咳が多くなり、鼻水が出てきてる場合は肺炎の可能性が高くなるため、早期治療をしてください。呼吸困難になると、酸素不足により皮膚が青黒くなるチアノーゼと呼ばれる現象が起きます。

アレルギー

人間と同じように、犬のアレルギーになる事があります。アレルギー物質と接触した場合、鼻の粘膜に刺激が与えられ、鼻水が出やすくなるのが特徴。また、鼻は副鼻腔や気管、喉にも繋がっています。アレルギーによってこうした器官にも悪影響が与えられた場合、鼻水が出やすくなるので気をつけてください。目からアレルゲンが入る事で鼻水が多量に出る事もあります。

アレルギーは、鼻水がたくさん出るだけでなく、皮膚が痒くなったり目が充血したりします。犬が痒そうにしていたり、明らかに目が充血している時はアレルギーが原因かもしれません。アレルギーは重症化すると呼吸困難などの原因になってしまう事もあります。愛犬にアレルギー症状がないかきちんとチェックして、アレルギーを防ぐようにしてください。

犬の鼻水で観察すべき項目

鼻水がたくさん出ている場合に考えられる犬の病気について見ていきましたが、鼻水以外にも様々な症状が出てくる事も分かりました。咳やくしゃみ、鼻血、嘔吐など鼻水以外の症状も見られる場合は要注意。生理現象としての鼻水ではない可能性が高くなります。続いては、犬の鼻水が多い時に観察すべき項目についてご紹介するので、チェックしてみてください。

鼻血や顔の腫れはないか

まずは、鼻血や顔の腫れがないか確認していきましょう。歯周病を患っている場合、細菌が原因となって鼻腔炎を起こす事があります。鼻腔炎は出血を伴うため、鼻血が出やすくなるのが特徴。また、ガンなどの腫瘍が鼻腔にある場合も炎症が起きて鼻血が出る事があります。腫瘍はある場合は顔が腫れ、くしゃみも出やすくなるため早期治療が重要です。

嘔吐はないか

犬に嘔吐がないかもチェックしておきましょう。嘔吐をした時の分泌物が鼻腔に入り込み、それが刺激となって鼻水が出ている可能性があります。犬が嘔吐をする原因は、胃腸炎が一般的。胃腸が炎症を起こす事で、嘔吐しやすくなります。また、臓器に異常が起きている場合に毒素が溜まり、嘔吐をする事もあるため嘔吐をともない場合は要注意です。

誤飲によって腸閉塞が起こり、嘔吐をしている可能性も考えられます。犬がおもちゃを飲み込んでいないか、直前の状況を思い返してみましょう。嘔吐は様々な原因で起こり得るので、鼻水が止まらず、嘔吐もしているような病院で原因を明確にし、治療を行なってください。

呼吸の異変はないか

鼻水以外に、咳やくしゃみを出して呼吸が苦しそうな場合も犬の様子に注意してください。ケンネルコフにかかっていると、咳やくしゃみ、鼻水といった症状が出やすくなります。また、肺炎も重症化すると呼吸が苦しくなるため要注意。咳が多く、鼻水が出やすい場合は肺炎の可能性が高まります。呼吸困難になったら大変なので、動物病院を受診するようにしましょう。

鼻水に違うものが混ざっていないか

犬の鼻水に、血や膿が混ざっていませんか?鼻腔内で炎症が起きている場合、出血によって鼻水に血が混じる事があります。また、血だけでなく膿が出てくる事もあります。歯周病や、鼻腔内に腫瘍がある場合にこうした現象が見られるので、鼻水に何か混ざっていないかチェックしてみてください。膿が混じった鼻水を出し、熱が出ている場合はケンネルコフの可能性もあります。

鼻水の色は何色か

鼻水が無色透明でサラサラであれば問題ありません。しかし、何らかの色がついている場合は注意が必要です。鼻水が黄色や白っぽくなっている場合は、ウイルスに感染している可能性があります。ウイルスと体の免疫が戦っている証拠として、鼻水が黄色や白っぽくなるのが特徴。ウイルスの数が増えると、黄色や白から緑っぽい色の鼻水になるので注意が必要です。

鼻腔に炎症が起きて出血している場合、鼻水が茶色になる事があります。鼻の出血が長引き、茶色い鼻水が多い場合は蓄膿症にかかっている場合もあるため気をつけてください。このように鼻水の色によって症状が変わってくる事もあるので、きちんと確認してみましょう。

くしゃみや咳はあるか

犬にくしゃみや咳といった他の症状は出ていませんか?肺炎にかかっている場合は咳が多くなり、呼吸が苦しそうな様子を見せます。肺炎はウイルス以外に誤嚥性肺炎も考えられるため、普段から犬の様子を見守る事が大切なポイントです。アレルギー性の鼻炎だと、くしゃみをする事も多くなります。咳やくしゃみといった症状も見逃さないようにしてください。

このように、鼻水以外の症状がある時には注意が必要になります。咳やくしゃみなどは出ていないか、出血はしていないかなど犬の様子をきちんと観察してください。放置しておくと重症化して命の危険が出てくる場合もあるため、適切な対応を行いましょう。

犬の鼻水への対処法

犬から鼻水が出ているようであれば、正しい対処法を取り入れる事が重要になります。対処を間違える事で、犬の健康リスクが高まる可能性があるため注意をしてください。どのような対処をすれば良いのか事前に把握して、犬の健康を守りましょう。

様子を観察する

犬の鼻水は、生理現象である場合もあります。まずは、様子を観察しましょう。サラサラとした透明な鼻水なら問題ありませんが、白や黄色、緑などの色がついている場合は気をつけてください。また、咳やくしゃみなどの異変が見られる場合も注意が必要です。

動物病院へ行く

鼻水以外の異常が見られるようであれば、動物病院を受信してください。動物病院で全身を検査する事で、鼻水の原因を明確にする事ができます。鼻水の原因に合わせた治療をする事で、症状が悪化するのを防ぐ事ができるため、早期治療を目指しましょう。

抱っこの仕方に注意する

動物病院へ連れて行く場合は、抱っこの仕方に注意をしてください。気管支を圧迫するような抱き方をすると、呼吸に悪影響を与えます。また、体調が悪い時に抱っこの仕方を急に変えると容態が悪くなる事もあるので、デリケートに扱いましょう。

犬が風邪を引いたときのサイン

犬から鼻水が出ている場合は、風邪をひいている可能性も考えられます。風邪をひいた場合は、きちんと治療をする事が大切になるので風邪をひいた時のサインについてチェックしていきましょう。風邪が酷くならないように飼い主が気をつける事が大切です。

熱がある

まずは、犬の体温を測りましょう。動物用の体温計を持っていると安心です。もし、熱があるようであれば風邪をひいている事になります。犬の平均体温は37〜39度を高め。39度後半以上の値になると、風邪の可能性が高くなります。

下痢をしている

下痢をしているか否かも、風邪をひいているか判断する材料になります。犬の排泄物をチェックして、下痢をしていないか確認しましょう。犬が下痢をしている時は、動物病院へ排泄物を持って行くようにしてください。病院で検査をし、原因を突き止めやすくなります。

愛犬の鼻水の原因を探ろう

犬の鼻水は色々な原因で出てきます。生理現象であれば問題ありませんが、病気を原因とした鼻水は健康への悪影響を与える場合があるので注意が必要。鼻水に他の物が混ざっていないか、咳やくしゃみなどは出ていないかなど、他の様子も観察して動物病院へ連れていきましょう。

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