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マスク売り切れ問題が日本にまで及ぶ事情!品切れや価格高騰が続く!
中国では新型肺炎流行の影響で、マスク売り切れ問題が発生しています。そしてマスク売り切れ問題は、日本にも影響してきています。日本でも品切れや価格高騰の続くマスクですが、なぜ日本まで影響しているのでしょう。マスク売り切れ問題について詳しく調査しました。

目次
新型肺炎によるマスク売り切れ問題が日本にまで影響!
日本全国でマスク争奪戦始まる 「マスク売り切れ」「購入個数制限」店続出 https://t.co/Xdz4lVNDbO
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@vG2AZlCr4F3hx6Y) January 28, 2020
新型コロナウイルスによる新型肺炎が、中国湖北省武漢市を中心として世界中に拡大を続けています。新型肺炎拡大を受けて中国ではすでにマスク売り切れ問題が発生しており、一部買い占めや値段の高騰も起こっているようです。そんなマスク売り切れ問題が、すでに日本でも起こっているとして今話題になっています。
みなさん、こんばんは。帰宅後、もふもふ・くーま🐻君のお世話を色々、🍺グビグビ寝落ちしました😅気が付けば・・・今😅本日スーパーのマスク😷売場😱😱😱私は買い置き在庫が沢山ありますが・・・みなさんは大丈夫? #新型コロナウイルス対策 #マスク売り切れ pic.twitter.com/u1gG5lOcnk
— 565_shin_565 (@565Shin) January 30, 2020
なぜ新型肺炎によるマスク売り切れ問題が、日本にまで影響しているのでしょうか。日本のマスク売り切れ問題は、なぜ発生しているのでしょうか。今回は日本でもすでに起こっている新型肺炎流行によるマスク売り切れ問題について、問題が発生した理由やどれくらい価格が高騰しているのか、新型肺炎の予防対策として他に何が出来るのかなどを解説します。
中国で問題化するマスク買い占めと高騰
新型コロナウイルスにより引き起こされる新型肺炎ですが、その最も有効な予防策とされているのがマスクの着用です。そのため中国ではマスクが品薄状態となり、値段もどんどん高騰しています。これには政府も手を焼いており、すでに様々な罰則を伴う対策が取られています。
そこでここからは中国国内で問題化しているマスク買い占めと価格高騰の問題について、現状どのような状態なのかや中国政府の取っている対策、その他新型肺炎の感染拡大で起きている問題についてご紹介します。
中国ではマスクがほとんど手に入らない状態
香港はマスク争奪戦になっている
— 風太郎 (@akiba_futarou) January 30, 2020
市民は恐怖で、とにかくマスクありそうという情報の店の外で徹夜で並んでた
このような状況は数日間に渡った
正直、こんな恐怖中の市民に対して、政府は何もしない
さらに中国人も入り続けて、どんな地獄だよ
新型コロナウイルスによる新型肺炎の流行が始まったのは、中国湖北省武漢市とされています。新型肺炎の拡大は武漢市だけにとどまらず、現在中国国内では新型肺炎の予防策として有効なマスクが、ほとんど手に入らない状態なのだそうです。中国のお隣香港でさえ、徹夜でお店に並ばなければマスクを購入できないと言う、マスク売り切れ問題が発生しています。
中国でマスク買い占めによる価格の高騰が問題化

中国で表面化しているのは、マスク売り切れ問題だけではありません。中国の複数の都市では新型コロナウイルス感染予防のため外出時マスク着用が義務付けられたのですが、それを逆手に取ったマスク転売や偽物の販売が横行しています。
中国政府はすでにマスク転売に罰則を設けており、天津市では仕入れの10倍以上の価格でマスクを販売していた薬局に対して、300万元(約4,800万円)という巨額の罰金を課しています。また中国電子商取引最大手であるアリババは、ニセモノや粗悪品マスクを販売していた店舗を公表しています。
さらにアリババはマスクの値上げは許さないと声明を発表して、買い占めや価格高騰を抑える対策に出ています。しかしながら個人での買い占めも多く、必要な人に必要なマスクが渡っていないと言うのが現状のようです。
中国政府が武漢を含む湖北省の複数の都市を封鎖
中国湖北省武漢市を中心に拡大している新型コロナウイルスによる新型肺炎ですが、中国政府はその対策のため2020年1月23日に武漢を含む湖北省の複数の都市を封鎖しました。武漢市では封鎖前に約500万人が市外へ離れたものの、まだ約900万人が市内で生活をしているとのことです。
武漢市内では外部との交通が遮断されているため外部から食料品や日用品が入って来なくなり、価格も高騰しています。またほとんどの人が外出を控えているため、市内は閑散としているようです。
なぜ日本でもマスク売り切れ問題が起きている?
中国全土で起こっているマスク売り切れ問題ですが、ツイッターやインスタグラムなどSNSを見ると日本でもマスク売り切れ問題がすでに発生しているようです。SNS上にはマスクの棚に商品が全く並んでいない者試飲も多数掲載されており、日本でもマスクが手に入りにくい状況となっています。
日本ではもともと冬になると日常的にマスクをする人が多いですが、これまでマスクの品薄や売り切れが問題になったことはありませんでした。ではなぜ、日本でもマスク売り切れ問題が起きているのでしょうか。日本でマスクが品薄になっている理由について、調査しました。
都心ではマスクがまったく商品棚にないお店も
大阪市内には、もうマスクは
— ricorico (@yoro49mekadog) January 30, 2020
ないかもしれません…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
#マスク難民#マスク売り切れ pic.twitter.com/Ip2Q1XNSxF
SNSを見ると、すでに東京や大阪などの大都市ではマスクが多くのお店で売り切れとなっており、手に入らない状況になっているようです。中には近所のドラッグストアを複数訪れても、全く購入できなかったという人もいました。
日本在住の中国人や中国人観光客による買い占め
中国人観光客のマスク買い占めがヤバみ🤣
— はーびぃー🇺🇸プロ駐在 (@harvey2019_T) January 27, 2020
ちなみに写真は許可取ってます。
聞くところによると、これから中国帰る観光客は、お土産よりもマスク。 pic.twitter.com/HwOMsNgTzV
日本国内でもマスク売り切れ問題が発生している原因としては、まず日本在住の中国人や中国人観光客による買い占めが挙げられます。日本に住む中国人が中国にいる家族や友人のために日本でマスクを購入し、贈るという状況が多いようです。
マスクどこもスッカラカン
— マレット (@mallet_____) January 30, 2020
蒸気でうるおいマスクの安定感💦
家に箱で買ったのがあるけど不安😣
小さな店で1人の1個のピッタ・マスク購入💸
明日は感染者が増えない事を祈ろう😭
おやすみなさい👍#マスク難民#マスク売り切れ #新型コロナウイルス pic.twitter.com/55L3oUNnzu
また日本に旅行客として入国している中国人の多くがマスクをお土産として大量に購入しているため、日本でもマスク売り切れ問題が発生しているようです。この状況にドラッグストアなどでは一人当たりのマスク購入数を制限している店舗もあります。
マスクが品薄とネットで見た人が買い占めに
各店舗でマスクの品切れが始まっています。皆さんお早めに確保して下さい。
— でんちゃん⚡︎ゆる絵トークン好評販売中❣️🔥 (@denrokubeans) January 29, 2020
急いで今朝買いに走りましたが近所は軒並み品切れでした。
しっかり備えて早めの対策を‼️
一人ひとりの気遣いが皆んなを守る‼️‼️‼️
現場からは以上です。#コロナウィルス #coronavirus #マスク売り切れ #コロナウイルス対策 pic.twitter.com/qsjfyPjjdZ
日本国内でマスク売り切れ問題が発生している理由としては、ここ数日ネット上にはマスクが品薄という情報が多く出回っているため、それを見た日本人がマスクを買い占めているという理由もあります。
今日なんとかゲット#マスク #マスク売り切れ pic.twitter.com/WGl0YLFEBu
— トッキー (@tokki1030) January 30, 2020
新型コロナウイルスによる新型肺炎患者が日本国内で見られたり、中国武漢市に住む日本人を政府がチャーター機を準備してまで帰国させたりという事情もあり、日本人も危機感が高まってきているというのは否定できない事実でしょう。
転売目的で買い占める人も
もうすぐ花粉症が発症することなのでマスクが欲しいが品薄で買えない😥#マスク売り切れ #花粉症 pic.twitter.com/eHXf8ANFB6
— 林 義章@東京都北区の開業税理士 (@yoshihaya10301) January 30, 2020
日本では新型コロナウイルス感染予防のためにマスクを購入している人がほとんどですが、残念ながら中にはマスクの転売目的で買い占める人もいるようです。これは日本人中国人を問わず、購入したマスクはオークションサイトなどで高額で販売されているようです。
日本国内でマスクが品薄状態!Amazonでも売り切れ!
Amazon ヨドバシ、近所のドラックストアもマスク売り切れ😨#コロナウイルス #武漢肺炎 pic.twitter.com/d8H3qIXRpL
— Doremi (@doremi_k) January 30, 2020
SNSで話題になっている日本のマスク売り切れ問題ですが、ドラッグストアで購入できないならインターネット通販で購入しようと思う人も多いでしょう。しかし残念ながら、通販サイト最大手のAmazonでさえ、マスクの品薄状態となっており、価格も高騰しているようです。ここではネット通販サイトのマスク品薄について、詳しく調べました。
Amazonでマスクが品薄状態で値段が高騰
近所のドラッグストアでマスクが1つもなかった
— 「pcsket」 (@pcsket) January 29, 2020
Amazonなら買えると思ったが、もうほとんど残ってなかった(追加される可能性もあるが…)https://t.co/jUi1QqBKq2#マスク売り切れ #新型コロナウイルス pic.twitter.com/eRXo4Fi5ju
Amazonを見てみると、すでにAmazonが直接販売しているマスクは完売状態です。現在在庫なしでも近日中に入荷予定があるマスクもありますが、価格は通常よりも高騰しています。また、AmazonではAmazon以外の出品者が商品の売買をすることも出来ますが、そのような販売方式で売られているマスクは1箱数千円などかなり価格が吊り上がっています。
メルカリでマスクを高額売買するバイヤーも
マスク売り切れコイツらのせい
— みつ (@minamiyosiwara) January 30, 2020
マスクせず大量に押し掛け爆買い…
店側も店に長く滞留されても迷惑だし
サッサと売って帰らすんだろう
そのうち出回るから
コイツらから買わないでね#マスク売り切れ#マスク転売 pic.twitter.com/4YRrgxZCdX
Amazon以外の楽天やYahoo!でもほとんどマスクは完売状態となっていますが、ネットオークションでもマスクが販売されていました。オークションサイト大手のメルカリでは、多数のマスクの出品が見られ、そのどれもが定価を上回る高額で取引されています。
メルカリ…マスクが2万とか4万とか6万とか9万とか…ありえない…
— もかまま (@lovelymocha4eve) January 28, 2020
もう少し安いのも出てるけど、メーカーもフル稼働してると思うから高いのなんて絶対買っちゃダメ!!ぼったくりする人に儲けさせちゃダメ❌だ!
(ʘ言ʘ╬)💢💢💢#マスク売り切れ
自宅にストックしていたマスクを出品している人だけでなく、ドラッグストアやネットでマスクを転売目的で買い占めている人もいるようで、そのような人がいるから余計にマスクが手に入りにくくなるんだとネット上には怒りの声も寄せられています。
日本国内での感染拡大も懸念される新型コロナウイルス
米国、中国全土に渡航中止勧告https://t.co/hrGZO4d8iP
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 31, 2020
中国全土への渡航警戒レベルを最高の「渡航中止・退避勧告」に引き上げ。在中国の米大使館と全総領事館の館員や家族の国外退避を許可。#新型コロナウイルス #新型肺炎 pic.twitter.com/Jz5Dn10cRj
中国武漢市で感染拡大中の新型コロナウイルスによる新型肺炎ですが、すでに中国だけでなく世界14か国で感染者が確認されています。そして日本でも複数の感染事例が出ており、政府は対策に追われています。ここからは、日本国内での感染拡大も懸念される新型コロナウイルスについて詳しく解説します。
WHOが緊急事態宣言
【新型肺炎 WHO緊急事態宣言】https://t.co/AG8Ls9pQSM
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 30, 2020
世界保健機関(WHO)は、中国で感染が広がっている新型コロナウイルスへの対応に関する3回目の緊急委員会を開催し、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)に該当すると宣言した。
世界保健機関WHOは1月30日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態を宣言しました。報告されている感染者は中国本土で9,000人を超え、死者の数も200人を超えました。これは2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)よりも感染速度が速く、アメリカは中国への渡航勧告を発表しています。
新型肺炎の致死率
新型肺炎 中国 死者213人 患者9692人に #nhk_news https://t.co/Sj6gE8Mi8w
— NHKニュース (@nhk_news) January 31, 2020
中国を中心に感染が拡大している新型コロナウイルスですが、そもそも新型コロナウイルスに感染して肺炎を起こすと何が怖いのでしょうか。最も問題となるのは、特効薬がないことです。もし新型コロナウイルスに感染して新型肺炎を発症しても、根本的に治療する方法はなく症状にあわせた対症療法しかできません。
そのため子供や老人、糖尿病などの持病を持つ人はとても危険であると言われています。では新型肺炎に感染して亡くなる確率は、どれくらいなのでしょう。新型肺炎の致死率は、2~3%と言われています。これはSARSよりも低く、決して致死率の高い病であるとは言えません。しかし感染力が強いため、感染する人が爆発的に増えその分死に至る人も増えるということになります。
外出時はマスクをして新型肺炎感染予防に努めよう
今回は、猛威を振るう新型肺炎のため中国だけでなく日本でも起きているマスク売り切れ問題について、なぜ日本でも起きているのかという理由を調査してきました。日本でマスク売り切れ問題が起きている理由としては、中国人による買い占めと転売目的での買い占め、そして不安感からくる過度の大量買いが考えられます。
現在は売り切れ問題が起きてはいますがマスクメーカーもフル稼働で生産が追いつくように頑張っているようですので、しばらく様子を見るようにして高額な転売屋からの購入は避けましょう。また外出時はマスクをして新型肺炎感染予防に努め、できるだけ早く新型肺炎拡大が終息するよう願いましょう。