犬の血液型はDEAで表すって知ってた?事前に検査して万が一に備えよう!

犬の血液型の検査費用や血液型と性格の関係についてまとめました。犬の血液型はDEA型分類が基本とされており、輸血の際には犬の血液型を把握しておくことが大切です。検査方法も含めて、犬の血液型について詳しく学んでいきましょう。

犬の血液型はDEAで表すって知ってた?事前に検査して万が一に備えよう!

目次

  1. 犬の血液型について紹介
  2. 犬の血液型基礎知識
  3. 犬の血液型を知るべき理由
  4. 犬の輸血をする方法
  5. ドナー犬の仕組み
  6. 犬の血液に関係する病気
  7. 犬の血液型を調べておこう

犬の血液型について紹介

犬を飼う上で把握しておきたいのが、血液型です。普段の生活の中で犬の血液型を意識することは少ないかもしれませんが、手術や出産など、さまざまなシーンで正確な血液型が必要になる場合があります。愛犬の健康を守るためにも、血液型の検査は必要なものと言えます。

本記事では、犬の血液型の検査方法や費用、輸血方法といった情報についてまとめました。検査方法や費用を事前に把握しておけば、犬の血液型を知りたいときに役立ちます。また、輸血が必要になったときに知っておきたい血液型に関する基礎知識も身につけて、いざというときに備えましょう。

犬の血液型は人のものより多い

人の血液型は、A・B・O・ABの4種類に分けることができます。一方で、犬の血液型は人よりも多く、10種類以上あります。犬の血液型に関しては、現在も新発見の型が出てきており、未だに数を把握しきれていないのが現状です。

そもそも、血液型を決める要素として重要になるのが赤血球の表面にある抗原です。血液型は抗原の種類によって決まります。犬は人間よりも抗原の数が多いのが特徴です。このため、犬の血液型は人よりも多いという研究結果が出るようになりました。こうした人との違いを踏まえた上で、犬の血液型について詳しく学んでいくようにしましょう。

犬の血液型基礎知識

犬の血液型について知る上で必要となる基礎知識をご紹介します。人と犬の血液型にはどのような違いがあるのか、血液型は犬の性格に関係しているのかなど、知っておきたい情報をまとめました。血液型に関しては未知の部分も多いため、何も知らないという飼い主も多いのではないでしょうか。犬の健康管理のためにも、血液型に関する知識を備えておきましょう。

DEA型分類が基本

人間の血液型はABO型ですが、犬の血液型はDEA型と呼ばれます。DEAとは「Dog Erythrocyte Antigens(犬赤血球抗原体)」の略です。人間の赤血球に含まれる抗原と犬の抗原は異なることを明確にするため、DEA型という分類を用いられるようになりました。

DEA型に分類される犬の血液型は、日々の研究によって少しずつ増えています。現在もDEA型の分類数は特定されておらず、新たな発見が今後もあるかもしれません。極めて希少な個体を除き、国際的に認められているDEA型は8種類です。愛犬の血液型について考えるときは、認定された8種類のDEA型を基本にしましょう。

犬のDEA型は、DEA1.1、DEA1.2、DEA3、DEA4、DEA5、DEA6、DEA7、DEA8と表記されます。人間よりも多く、さまざまなパターンが考えられるのが犬の血液型の特徴です。こうした基礎知識を備えた上で、犬の血液型検査を行うと理解しやすくなるでしょう。

人より複雑な併存パターン

犬の血液型は、人よりも複雑な構造をしています。個体が保有できるDEA型は1種類ではなく、複数種類を同時に保有できるのが理由です。例えば、「DEA1.1+DEA3+DEA6」といったように、いくつかのDEA型を持っているパターンが多いのが犬の血液型の特徴になります。こうしたことからも、人とは血液型の構造が全く異なるとわかります。

犬種によるばらつき

犬の血液型は、犬種によって異なるのではなく、生まれた国・地域によると言われています。他国にいる犬のDEA型を比較すると、同じ犬種であっても保有率が異なる場合が多いとされています。サンパウロ州立大学附属病院が採取した血液型検査の結果によると、同種の犬でも出身国・地域によってばらつきがあることがわかりました。

ちなみに、日本にいる犬の血液型において保有率が最も多いと言われているのがDEA1.1とDEA1.2です。柴犬や秋田犬といった日本に昔からいる犬種が、DEA1.1もしくはDEA1.2型であることが多いとされています。このことからも、生まれた国・地域によって血液型の種類が異なるとわかるのではないでしょうか。

犬の血液型と性格の関係

日本では血液型性格占いが普及しているため、血液型と性格に関わりがあると思っている方も多いのではないでしょうか。実は、血液型性格占いが広まっているのは日本を始めとしたアジアの地域です。欧米など他の地域では血液型と性格を関連づけて考えられることは少ないと言われています。そのため、犬に関しても血液型と性格は関係ないとしているのが国際的な認識です。

犬の性格は、血液型ではなく生活環境によって異なります。子犬の頃からどのような飼育が行われていたかによって性格が変わると考えるのが一般的です。幼いときに、さまざまな犬や人間と関わりを持つことが多かった犬は、社交的な性格になります。逆に、家庭内で飼い主以外と接することが少なかった場合は、他の人・犬に警戒心を抱きやすい性格の犬が多いと言われています。

このように、犬の性格は後天的な理由によって変わってくるので、どういった性格の犬に育ってほしいのか考えながら育てていきましょう。飼い主の飼い方次第で、犬はいろいろな性格になる素質を備えています。血液型にとらわれず、犬本来の良さを活かせるような性格に育ててみてはいかがですか?

血液型検査の方法と費用

日本において血液型特定検査を行う場合、動物病院で採取した血液を専門の機関に送るのが一般的です。犬は複数のDEA型を持つのが特徴と前述しましたが、交通事故などで緊急性を伴う輸血が必要な際の血液型特定検査においては「DEA1.1を保有しているか否か」のみが検査対象となります。

もし、愛犬の血液型がDEA2やDEA3などDEA1.1以外のDEA型を持っていたとしても、日本の血液型特定検査では明確に記載されることはありません。これは、DEA1.1が他のDEA型よりも抗原抗体反応が強いのが理由です。DEA1.1を保有した犬に誤った種類の輸血を行うと命の危険が伴うため、DEA1.1をメインにおいて検査が行われます。

DEA1.1の血液型特定検査の他に、抗原体反応を避けるために血液の交差検査も行われることがあります。血液の中にある血漿と赤血球を分離した上で行う検査です。血液を受け取る側の赤血球×血液を与える側の血漿、血液を受け取る側の血漿×血液を与える側の血液と組み合わせ、反応を検査します。異常がなければ、正常に輸血が行えます。

予め、犬の血液型をきちんと知っておきたいときは動物病院を通して血液型検査の依頼を行いましょう。動物病院にもよりますが、平均費用は5,000円〜7,000円であるとされています。血液型検査の費用は決して高くありません。緊急の事態が起きた場合にすぐ血液型を医師に教えられるように、検査をしておいてはいかがですか。

血液型の検査は、健康診断の際に気軽に行える場合が多くあります。血液検査をするのと同時に、血液型特定検査を行える動物病院も多いので、相談してみてはどうでしょうか。健康診断の費用と合わせて、どのくらいの費用が必要となるのか事前に把握しておくと安心です。気軽に血液型特定検査ができるように、情報収集に努めるようにしてみてください。

犬の血液型を知るべき理由

続いて、血液型を知るべき理由について見ていきましょう。血液型特定検査は決して高い費用はかからないため、不測の事態に備えて検査をすると良いと言われています。どのような理由があって血液型の検査がおすすめされているのでしょうか。犬のメリットになるとされる理由についてご紹介します。

輸血のため

交通事故による外傷で体内の血液が不足する、手術中に大量出血が起こるなど、さまざまなシーンで輸血の必要が出てくる場合があります。輸血時に犬の血液型について知らないと、間違った血液を輸血する原因になります。輸血が犬の血液に適合しなかった場合、重い副作用が起こるため注意が必要です。命の危険を伴うこともあるため、適した輸血を行うことが大切になります。

犬の輸血を行うときに気をつけるべきなのは、抗原体です。特にDEA1.1は抗原体反応が強いと言われており、異なる輸血を行うことで重篤な反応が出てしまう可能性があります。そのため、輸血の際には抗原体を確認することが必須事項です。血液型特定検査により、DEA1.1を持っているかを検査します。

DEA1.1の検査によって問題がないとわかった後は、交差検査により輸血する血液とのクロスマッチを行います。この検査で輸血に問題がなければ、輸血がされます。事前に血液型検査を行い、DEA型を把握していれば、緊急時に役立ちます。時間を争う事態で、すぐに輸血ができるように予め血液型を知っておくと良いと言えます。

新生子溶血を防ぐため

生後間もない子犬は、母犬の母乳を飲んで成長します。母犬の母乳には血液成分が多く含まれているのが特徴です。通常であれば問題ありませんが、稀に母犬の抗体が子犬の赤血球を攻撃し、壊してしまう「新生子溶血」と呼ばれる現象が起こります。出産時に間違った輸血を行なった場合や、自然発生的に母犬の血液内に抗体ができてしまうことがあるため、注意が必要です。

母犬の母乳に含まれた抗体により赤血球が破壊され、溶血が進むと、子犬の命に関わります。犬が新生子溶血になる可能性は低いと言われますが、万が一のことを考えて、母乳を与える前に交差検査を行うことをおすすめします。母親の血液と子犬の血液が交わっても問題がないか、確認した上で母乳を与えるようにすると安心です。

犬の輸血をする方法

手術などで、犬の輸血が必要になる場合があります。基本的に、犬には人間のように大規模な輸血バンクがありません。犬の輸血を行う際には供血犬や人工血液といった選択肢が出てきます。それぞれの輸血方法がどうなっているのか把握し、犬の輸血についての知識を深めていきましょう。

供血犬から輸血する

一般的な輸血の方法として知られているのが、供血犬からの輸血です。供血犬とは、条件をクリアした上で輸血を許された犬のことです。動物病院に飼育されている供血犬が輸血に使われるパターンが大多数です。供血犬のいる動物病院では、新鮮な血液を素早く輸血できるというメリットがあります。また、供血犬の血液型が把握されているため、抗体反応を防ぐことが可能です。

動物病院で飼われている供血犬の他に、一般家庭の犬が供血犬に登録している場合もあります。こうした供血犬については後述しますが、さまざまなメリット・デメリットがあるので、それを踏まえた上で飼い主が決断することが大切です。供血犬に登録をすることは、他の犬を助けることにも繋がるので愛犬への影響も考慮に入れた上で選択するようにしましょう。

人工血液を利用する

最新の輸血技術として注目されているのが、人工血液です。JAXAの研究開発員と中央大学理工学部の研究グループが、2016年に犬用の人工血液の合成に成功しました。犬用人工血液のメリットは、血液型の種別を持たず、長期保存が可能なことです。抗体反応による命の危険を限りなく軽減できるため、安全な輸血方法として話題となっています。

人工血液の実用化はまだ行われていませんが、製薬会社との合同研究開発により、近年の実用化を目指しています。犬用の人工血液が実用化されれば、愛犬の命を救う助けになるかもしれません。人工血液に関する費用負担などはまだ明らかになっていませんが、量産体制が備われば費用をかけずに手に入れることができるかもしれません。今後の動向にも注目していきましょう。

獣医師会や動物病院単位の輸血バンクに登録する

日本には犬用の大規模な輸血バンクは存在しませんが、獣医師会や動物病院単位の小規模な輸血バンクは存在しています。こうした輸血バンクの運営は独自に行われており、ボランティア犬が輸血ドナーとして登録されています。ただし、小規模なため緊急時に即時対応することができない場合が多いのがデメリットです。

こうしたことから、犬の輸血に関しては経血犬に頼るパターンが多くなっています。今後、技術革新によって人工血液が一般的になれば命を救える犬が増えるかもしれません。犬の命を守るためにも、こうした技術の進歩にも着目してみてはどうでしょうか。最先端の動物医療技術を学んでおくことで、いざというときに備えられます。

ドナー犬の仕組み

輸血のサポートを行うドナー犬が存在することをご存知ですか?ドナー犬に登録することで、他の犬の緊急時に輸血を行い、命を助けられるかもしれません。ドナー犬になるにはさまざまな条件があり、メリット・デメリットも発生します。こうしたことを踏まえた上で、ドナー犬登録をするか決めていきましょう。ドナー犬に関する基本的な情報をご紹介します。

ドナー犬になれる条件

ドナー犬は、一般的に供血犬と呼ばれています。供血犬は動物病院で飼育されているのが一般的ですが、一般家庭の犬もドナー登録をすることで供血犬になることができます。安全な輸血を叶えるために、供血犬になるためには条件が設定されているため、事前に把握しておきましょう。各機関によって条件は異なりますが、一般的な供血犬の条件についてご紹介します。

供血犬になるには、特病がない・8歳未満である・10日以上前にワクチン接種を受けている・薬物治療を受けていない・肥満体でない・寄生虫や感染症にかかったことがない・DEA1.1、1.2、3、5、7でない・血小板が正常・輸血経験がない・妊娠歴がない・ヘマトクリットが40%以上である、といった条件が必要です。

安全に輸血を行うためには、細かな条件が定められているため愛犬がクリアしているかを確認してから、供血犬になるか否かの判断をしていきましょう。不明点がある場合は、供血犬を募集している機関に相談してみてください。

登録する方法

まずは、供血犬を募集している団体や動物病院を探しましょう。かかりつけの動物病院以外で供血犬の登録をする場合は、事前に相談することをおすすめします。供血犬に登録する先を決めたら、アポイントメントを取ってください。予約日に犬と共に訪れ、身体検査を行います。続いて採血を行い、血液検査に移ります。

血液検査によって問題がないことがわかったら、本格的な採血が行われます。犬の体格にもよりますが、200ml〜400ml程度の血液を採血します。採血後に犬の体調に異常がないか確認したら、完了です。これで、供血犬としての献血が終わりました。初めての献血に愛犬が疲れている場合も多いので、完了後はゆっくり過ごせるようにしてください。

登録するリスク

供血犬になるリスクとしては、愛犬の体調不良が挙げられます。採血をすることは少なからず体の負担になるため、体調を崩してしまうかもしれません。献血後は、担当医から体調に関する問い合わせが入ることが多いので、気兼ねなく相談をしましょう。また、かかりつけの動物病院にも気になる点があったら相談するようにしてください。

新鮮な血液の確保のために、年に2回の献血を行う場合もあります。こうしたときも、犬への体の負担がリスクとなるため、登録団体の献血頻度も確認しておきましょう。他の犬の役に立ちたいと思っても、愛犬の体にリスクを負わせるのは大変なことです。こうしたことも把握した上で、供血犬としてドナー登録をするか決めてください。

登録するメリット

供血犬にドナー登録をする場合、伝染病の予防注射や血液検査が無料になることがあります。機関によって異なりますが、こうしたことに対して費用がかからないのはメリットと言えます。また、ドッグフードが無料でもらえる場合もあり、犬を飼う上での費用負担を少なからず軽減することができます。

こうした献血に関するメリットは、各機関によって条件が異なります。どういった面でメリットを受けられるのか、募集事項を事前に確認しておきましょう。ただ単に採血を行うのみではなく、何らかの記念品をもらえるパターンが多いため、そうしたことも登録機関を決める基準にしても良いかもしれません。まずは、供血犬に関する知識を深め、登録を決めましょう。

犬の血液に関係する病気

最後に、犬の血液に関する病気についてご紹介します。犬の病気にはさまざまな種類がありますが、血液に関する病気は命に関わることも多いため、注意が必要です。どのような症状が出るのか、対処法はどうすれば良いのかなど、知っておきたい知識を備えておきましょう。なるべく病気を防ぎ、健康的な状態を保つように意識してみてください。

多血症

多血症は、赤血球の数が急上昇する絶対的増加と、血液の液体が減ったことにより見かけ上は赤血球が増えたように見える、相対的増加の2種類があります。多血症は血液検査により判明するのが一般的。また、多血症になる犬の多くは、脱水症状に陥っています。出血性胃腸炎によって多血症が併発することもあるため注意が必要です。

多血症が疑われる場合は、まず脱水症状が出ていないか確認を行います。脱水症状が見られなければ、臓器に異変が起きていることが考えられるため、超音波検査やレントゲン検査に移るのが通常です。詳細な検査により病気が発見されたら、治療に入ります。

多血症は、犬の体に見えない病気が潜んでいないかを知らせるサインです。定期的に血液検査を行うことで病気の早期発見にも繋がるため、血液検査は怠らないようにしましょう。血液検査の費用は高くないので、健康診断と共に行うのがおすすめです。数値の変動によっては経過観察になることもあるので、獣医師の指示に従ってください。

貧血

赤血球の喪失により起こる再生性貧血と、骨髄での造血機能が低下する非再生性貧血の2種類があります。再生性貧血は、失血や玉ねぎなどを食べた時の中毒症状、感染症などで見られることが多いです。非再生性貧血は、体内の鉄分の欠乏、腫瘍、慢性腎臓病、甲状腺機能低下症が原因になります。血液検査で貧血が疑われる場合は、非再生性貧血か再生性貧血の判断をします。

それによって追加で検査をするか決めるのが一般的な方法。尿検査や超音波検査、レントゲン検査が行われます。検査により何らかの病気が見つかったら、早期の治療に移ります。貧血も病気のサインであることが多いため、犬に異変が見られたら獣医師に相談してください。

犬の血液型を調べておこう

犬の血液型を調べるのには高い費用はかからないので、早めに検査をするのがおすすめです。事前に血液型検査を行えば、輸血を行う際に重要な情報になります。いざという時に心配なく輸血ができるように、血液型の検査結果はきちんと保管しておくようにしましょう。また、愛犬に供血犬になってもらう方法もあります。

いつか自分の犬も輸血が必要になったときに助け合えるように、供血犬になる選択肢を考えてみるのも良いかもしれません。供血犬になるのには費用はかかりませんが、機関によって条件が設定されているので確認してみてください。人工血液に代表されるように、犬の血液を取り巻く状況は技術進歩によって変化しています。最新の情報も取り入れ、参考にしていきましょう。

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