犬の肛門絞りはどんな時に必要?自宅で行う場合の手順と必要物品を紹介

犬の肛門絞りが必要な場合や頻度についてまとめました。お尻の肛門腺が詰まりやすい犬は、適切な頻度で肛門絞りをする必要があります。お尻に異常がある場合に考えられる病気もチェックしておきましょう。肛門絞りのやり方を学んで、犬のお尻の健康を守ってください。

犬の肛門絞りはどんな時に必要?自宅で行う場合の手順と必要物品を紹介

目次

  1. 犬の肛門絞りの必要性と方法を紹介!
  2. 自宅で犬の肛門絞りをする時の準備
  3. 自宅で行う肛門絞りの手順①外部圧迫法
  4. 自宅で行う肛門絞りの手順②内部圧迫法
  5. 犬のお尻に異常がある時の行動
  6. 犬のお尻の病気
  7. 肛門絞りにおすすめのグッズ
  8. 必要な犬には肛門絞りをしてあげよう

犬の肛門絞りの必要性と方法を紹介!

愛犬の健康を守るためには、普段から様子を確認することが大切になります。もし、犬におかしな様子が見られたら早めに対処することが重要です。犬の調子を見るポイントになるのがお尻周り。犬がきちんと排泄ができない場合は、肛門腺が溜まっているかもしれません。そのようなときには、校門絞りが必要になります。

本記事では、肛門絞りのやり方や頻度、必要なグッズなどについてまとめました。肛門絞りは、基本的なやり方を覚えておけば自宅で行うことができます。適切な頻度で肛門絞りを行いましょう。肛門腺が溜まることはお尻周りの病気のサインである可能性もあるため、その点にも気をつけて対処するようにしてください。

肛門腺が溜まりやすい犬は肛門絞りが必要

そもそも、肛門腺とは肛門の左右に存在する袋状のものを指します。肛門腺には、便のようなにおいを発する分泌液が溜まるのが特徴です。肛門腺に溜まる分泌液は肛門腺液と呼ばれ、ペースト状もしくは液状になっています。健康な状態であれば、排泄物と一緒に肛門腺液が排出されるのが通常です。しかし、何らかの理由で肛門腺液が排出しにくい状態になることもあります。

肛門腺に分泌液が溜まりやすいと言われているのが、小型犬や中型犬です。生まれつき肛門腺液の排出がしづらい体質であると考えられています。また、年齢を重ねることで徐々に肛門腺液の排出が難しくなるパターンもあります。高齢犬を飼っている場合は、肛門腺の溜まり具合にも注意を配りましょう。

肥満の犬も肛門腺液が溜まりやすいとされています。脂肪により、肛門腺液を排出するための穴が狭くなっていることが原因の1つです。また、下痢を始めとしたお尻周りの不調により肛門腺液の排出が困難になることもあります。病気が原因となっている場合は、動物病院できちんとした治療を行うことが大切です。

肛門絞りをする頻度

犬の肛門絞りが必要になった場合は、適切な頻度で行うことが大切になります。肛門絞りの頻度が高すぎると、お尻に余計な負担をかける可能性があるため注意してください。頻度が低い場合は肛門腺に分泌液が溜まり、犬が体調不良を起こす原因になります。犬の肛門絞りの頻度は、月に1回が目安です。毎月1回は肛門絞りを行い、お尻のケアを行いましょう。

シャンプーをするついでなど、肛門絞りを行うタイミングを決めておけば適切な頻度で行いやすくなります。月に1回という頻度はつい忘れてしまうこともあるため、カレンダーに記入しておくのもおすすめです。犬の健康を守るためには大切なことになるので、最適な頻度を決めて肛門絞りを行ってください。頻度を守って肛門絞りをすれば、愛犬が苦しむこともなくなるはずです。

自宅で犬の肛門絞りをする時の準備

肛門絞りは動物病院で行ってもらうこともありますが、基本的には自宅で行います。愛犬の肛門絞りが必要となった場合は、準備をしていきましょう。準備を行っておけば、適切な頻度で肛門絞りをしやすくなります。肛門絞りをする際に必要な知識・グッズについてまとめました。準備を怠らず、スムーズに肛門絞りができるようにしてください。

肛門絞りに適した場所

肛門絞りをする際には、肛門腺に溜まった分泌液が出てくるため、強いにおいがします。また、肛門腺液はペースト状もしくは液状なため、肛門絞りをしたときに飛び散ってしまうかもしれません。そのため、肛門絞りはお風呂場で行うのがおすすめです。もし、肛門腺液が飛び散ったとしても、お風呂場なら掃除しやすくなります。

犬のシャンプーの前に肛門絞りをするのがおすすめです。肛門絞りを行った後に、シャンプーできちんときれいに洗い流せば、お尻周りの清潔を保ちやすくなります。シャンプーのタイミングで肛門絞りをして、ケアを行ってみてください。

屋外で行う方法もありますが、その場合は周囲に人がいないか確認することが大切です。肛門絞りは悪臭を伴うので、迷惑をかけてしまうかもしれません。また、屋外で行うときは必ず自分の家の敷地内で行うことも大切です。他の人に被害を与えないことが最優先になります。

カーペットなど布製のインテリア家具がある部屋での肛門絞りはおすすめできません。万が一、肛門腺液が飛び散った場合、悪臭が布製品にこびりついてしまう可能性があります。肛門絞りに慣れないうちは、飛び散る場合も多くなるため、もしものことを考えてお風呂場や屋外で行うようにしてください。

肛門絞りで使う必要物品

犬の肛門絞りをするときは、ゴム手袋を準備します。肛門絞りの際の悪臭が手につくのを防ぐことができるため、ゴム手袋は必需品です。肛門絞りをした後はお尻周りに汚れがつくことがあるので、犬用のお尻拭きも用意します。お尻をきれいにできるようなウェットタイプのシートを準備しておくと便利です。

肛門絞りをするときは、犬のお尻に刺激を与えすぎないようにワセリンを準備するのがおすすめです。ワセリンを潤滑油として肛門絞りをすれば、お尻を傷つける可能性が低くなります。何もつけない状態で肛門絞りを行うと犬が痛がることもあるので、気をつけてください。このほかに、肛門絞りをした場合の悪臭を消すための消臭スプレーも準備すると安心です。

自宅で行う肛門絞りの手順①外部圧迫法

犬の肛門絞りは、外部圧迫法と内部圧迫法の2種類があります。初心者でも簡単に行うことができるのが、外部圧迫法です。外側から肛門を圧迫することで肛門腺液を出すことができます。初めて肛門絞りをするときは、この方法からスタートしていきましょう。外部圧迫法の基本的なやり方をご紹介します。愛犬の様子を見ながら、行ってみてください。

手順①しっぽを持ち上げる

まずは、犬のしっぽを持ち上げて肛門がよく見えるようにしましょう。犬によってはしっぽを持ち上げられるのを嫌がるかもしれません。日常的にしっぽに触れても大丈夫なように訓練することも大切です。しっぽを持ち上げたときにお尻の被毛で肛門が見えないときは、トリミングを行うのがおすすめです。はっきりと肛門が見える状態にしてから肛門絞りをしてください。

手順②左右の肛門嚢を圧迫する

肛門嚢(=肛門腺)を外側から圧迫していきます。肛門嚢は、肛門の左右にあるので人差し指と親指で押し上げるように圧迫するのがポイント。肛門線液が出て来ても良いように、ウェットティッシュかティッシュを持った状態で肛門を圧迫してください。肛門を時計に見立て、「4時」と「8時」の位置に親指と人差し指を置きます。

肛門より指1本分くらい奥を指で挟み、軽く揉んであげましょう。 肛門腺液が出て来たら、ティッシュで拭き取っていきます。肛門腺液が残っていると、お尻に悪臭が残ってしまうので注意してください。シャンプーをする場合は、この後に全身をきれいに洗ってあげましょう。

外部圧迫法の注意点

もし、肛門線液が出てくる量が少ないのであれば、あまり溜まっていなかったということです。無理に肛門腺液を出そうとしないでください。圧迫を強くすることで、肛門を傷つけてしまう可能性があります。力を入れすぎず、出る範囲で肛門腺液を出すようにするのがポイントです。

肛門絞りは、犬にとって決して楽しいことではありません。外部圧迫が終わったら、思い切り犬をほめてあげましょう。そうすることで、犬に肛門絞りが嫌な記憶として残りにくくなります。こうした注意点も意識して、外部圧迫法を取り入れてください。もし、外部圧迫法がうまくいかないのであれば内部圧迫法というやり方を行うこともおすすめです。

自宅で行う肛門絞りの手順②内部圧迫法

外部圧迫法がうまくいかなかったときには、内部圧迫法によって肛門腺液を出していきます。内部圧迫法とは、肛門の内部に指を入れて肛門腺を圧迫し、分泌液を出していく方法です。お尻の穴に指を入れるため、慣れていないとハードルが高く感じるかもしれません。初めて行う場合は慎重に間違いがないように肛門絞りを行うようにしてください。

手順①指先にワセリンをつけてお尻の穴に入れる

犬のお尻の穴に指を入れるときは、ワセリンを必ず塗ります。ワセリンを塗らない状態で指を入れると、お尻の穴を傷つけてしまう可能性があるからです。ゴム手袋をしているときも、ワセリンを塗るのを忘れないようにしてください。ワセリンによって滑りが良い状態にしてから、内部圧迫法を始めていきましょう。

手順②分泌液のコブを圧迫する

お尻の穴に人差し指を入れ、時計の4時もしくは8時の方向を目安に分泌液が溜まったコブを探します。小さなブドウや錠剤くらいの大きさのコブがあるので、感触で確かめてください。コブを見つけることができたら親指を添え、優しく圧迫していきます。圧迫すると分泌液が出てくるため、拭き取りましょう。

コブの中に溜まった分泌液が出ていったら、続いては反対側のコブを探ります。同じように指先でコブの位置を確かめ、親指を添えて圧迫してください。出て来た分泌液をティッシュで拭き取ったら完了です。

内部圧迫法の注意点

お尻の穴の中に指を入れると、犬が驚いて暴れてしまうかもしれません。徐々に肛門絞りに慣れさせることが大切です。お尻の穴に指を入れた状態で犬が暴れることで、直腸を傷つける恐れがあります。1人が犬の体を抑え、もう1人が肛門絞りを行うようにすると安心です。また、小型犬はお尻の穴が小さく、指を入れることで肛門を傷つける可能性があります。

3kg以下の犬の肛門絞りを検討している場合は、かかりつけの獣医師に相談してください。何も知らずに肛門絞りをすることで、愛犬に傷を負わせてしまうかもしれません。獣医師のアドバイスを聞き、犬の様子を見ながら肛門絞りをすることが大切です。どうしても自宅で内部圧迫法ができないときは、動物病院でやってもらうと良いのではないでしょうか。

犬のお尻に異常がある時の行動

肛門腺液が溜まっているのに肛門絞りを行わず、放置しておくとさまざまな症状が出てきます。肛門絞りが必要か否かは、見た目だけではなかなか気づきにくいため、お尻に異常が現れている兆候を見逃さないようにしましょう。犬のお尻に異常があるときに見られる行動についてまとめました。適切な処置ができるように、犬の様子を観察してください。

異常行動①お尻を引きずって歩く

犬は異常を感じると、お尻を引きずって歩くようになります。お尻を地面につけて、前足を使って前進するのが特徴です。肛門線液が溜まっているため、お尻を引きずることで違和感を解消しようとしているのかもしれません。散歩中や、犬と遊んでいるときに急にお尻を引きずるようになったら注意が必要です。

お尻を引きずって歩く姿はユニークなので、面白がって深刻に考えないパターンもあります。しかし、犬にとってはつらい現象が起きているサインなので、見逃さずに肛門絞りをすべきか獣医師に相談するようにしてください。おかしな歩き方になったら、早めの対処が必要です。

異常行動②うんちがなかなか出ない

排便をしようとしているのに、なかなか出ない現象をテネスムスと呼びます。排便をするそぶりを見せたのにしない場合や、うんちが出てくるスピードが遅いときは、肛門の周辺で何らかの異変が起きていると考えられます。肛門腺に分泌液が溜まると肛門が圧迫され、痛みが出てくるため排便ができないのかもしれません。

犬は排便をしたいのに痛みによって排出できない状態が続くと、便秘になるリスクが高くなります。便秘に陥ると、体調面にも悪影響を与えるため、早めに対処することが大切です。犬が普段通りに排便ができなくなったら、肛門絞りなどの対処法を取り入れてみてください。

異常行動③急に攻撃的になる

犬は、体に不調が起きると攻撃的になります。弱っているときに外敵から教われないよう、身を守るための本能が働いているからです。いつもはおとなしい犬が急に攻撃的になったら、体調不良になっていることも考えられます。犬の様子が明らかにおかしいときは、飼い主が気をつけてケアをしてあげることが大切です。

急に攻撃的になったとしても、怒らないでください。つらい状態にある犬を叱ることで、精神的に追いつめてしまうかもしれません。どのような状態にあるのかきちんと確認し、犬の様子を見ることが重要になります。犬にストレスがたまらないように、適切な対応をするとスムーズです。

撫でているときにしっぽやお尻の周辺に触れると急に怒ってきたら、肛門腺に異常が出ているかもしれません。分泌液が溜まり、痛いと感じている可能性もあるため、肛門絞りを行ってみましょう。対処の方法がわからないときは、動物病院に相談して適切な対応をしてください。

異常行動④上向きになって腰をクネクネさせる

犬が仰向きになり、クネクネと地面に体をこすりつけるような仕草を見せたときも注意が必要です。お尻に違和感があると、腰の辺りを特に地面にこすりつけようとするので、犬の動きをよく観察してください。肛門腺に分泌液が溜まっているために、このようなおかしな行動に出ている可能性が高くなります。

仰向けになって体をこすりつける様子は、背中がかゆいようにも見えるので、飼い主が誤認しやすい仕草です。誤った観点で犬の状態を見ないように、どのような状態で体をこすりつけているのかチェックしておきましょう。気になる点があるときは早めに対処するようにすることが大切です。

異常行動⑤左右どちらかのお尻がつかないように座る

肛門腺は、お尻の穴の左右にあります。もし、どちらかの肛門腺に異常がある場合は座り方がおかしくなるので気をつけましょう。右側の肛門腺に異常がある場合は左側に傾いた状態で座るようになります。犬の座り方がいつもと違うのであれば注意が必要です。

犬の座り方によって、どちらの肛門腺に分泌液が溜まっているのか把握しやすいので、どちらに偏りがあるのかチェックしておくのがおすすめです。肛門絞りをするときは、溜まっている方の肛門腺を重点的に絞るようにするのが良いと言われています。

犬のお尻の病気

犬の肛門絞りを怠ると、さまざまな病気の原因になる場合があります。病気を防ぐためにも、肛門絞りをすることは大切なポイントです。代表的なお尻の病気についてまとめました。愛犬が病気にならないために、どういった病気があるのか把握し予防していきましょう。

頻度が高いと言われる「肛門嚢炎」

肛門絞りをしない状態が続き、肛門腺に分泌液が溜まると導管が詰まることがあります。また、分泌液の溜まり過ぎで細菌に感染する可能性も考えられます。そのようなときに発症する病気が肛門嚢炎。肛門に炎症が起こり、痛みを伴います。お尻の病気の中で最も頻度が高く、肛門腺が溜まりやすい犬がかかりやすいと言われているため注意が必要です。

チワワやトイプードルといった小型犬のほかに、肥満の犬も肛門嚢炎にかかりやすいと言われています。また、体の調子を崩し、下痢が長期間続いている犬も肛門嚢炎のリスクが高まるとされているため、気をつけてください。犬の性別や年齢を問わずかかる可能性がある病気のため、体調に合わせて適切な肛門絞りをすることが重要になります。

高齢の犬に多い「肛門嚢腺癌」

高齢犬に多いと言われているのが、肛門嚢腺癌という病気です。肛門腺の中にあるアポクリン腺が何らかの理由により悪性腫瘍となり、体を蝕んでいきます。年齢を重ねて免疫力が落ちたい犬がかかりやすいため、注意していきましょう。肛門嚢腺癌を発症すると、肛門の周辺に腫瘍が出てきます。犬のお尻の様子を観察し、早めに発見するようにしてください。

肛門嚢腺癌は、ほかの器官に転移しやすい病気でもあります。悪性腫瘍が転移する前に手術をすることも大切です。きちんと悪性腫瘍を取り除き、転移が見られないのであれば健康的な状態に戻る可能性もあるので、諦めずに対処してください。

日常的な観察が早期発見に!

犬のお尻に関する病気は、日常的な観察が早期発見に繋がります。座り方がおかしくないか、排便はスムーズにできているかなど、普段から確認するようにしてください。「何かおかしいな」と思ったのに、緊急性がないと判断して放置しておくと、取り返しのつかないことになるかもしれません。

特に肛門嚢腺癌は、腫瘍が小さければ小さいほど生存率は高くなります。早期治療で犬の命を助けることができると考えると、些細な異変も見逃さないようにするのがいかに大切かわかるのではないでしょうか。愛犬がいつまでも健康にいられるように、お尻の観察も怠らないようにすると安心です。

肛門絞りにおすすめのグッズ

犬の肛門絞りを行う場合は、便利グッズを準備しておくと役立ちます。肛門絞りは、犬と飼い主の両方にとって大変なことです。できるだけ楽に行えるように、工夫しながらグッズを活用していきましょう。肛門絞りにおすすめのグッズをまとめました。購入の際の参考にしてみてください。

コジマ/ペット用ウェットティッシュ

ペット用ウェットティッシュは、ヒアルロン酸を始めとした美容成分を含み、犬のお尻に優しい拭き取りシートです。肛門絞りをするときは、犬のお尻を傷つけないようにすることも大切になります。美容成分を含んだウェットティシュなら、安心して使用できるのではないでしょうか。ふんわり柔らかい質感で、ノンアルコールなのも嬉しいポイントです。

JOYPET/ 天然成分消臭剤オシッコのニオイ・汚れ専用

犬の肛門絞りは、悪臭を伴います。肛門腺に溜まっている分泌液を出すので、悪臭がするのは仕方ありません。肛門絞りの際には、消臭スプレーを活用しましょう。JOYPETの天然成分消臭剤は、緑茶を始めとした天然成分をメインに使った消臭剤です。

犬がなめても大丈夫な成分のみで造られているため、スプレーしても心配ありません。好奇心が強く、いろいろな物を口に入れることが多い犬がいる家庭でも安心して使えると評判です。肛門絞り以外にペット用品の掃除にも役立ちます。

ユニチャームペットプロ/犬のおしりまわり洗浄液・拭き

ユニチャームペットプロから出ている洗浄液は、保湿成分と石鹸成分を配合した便利なグッズです。水で洗い流さなくても良いので、シャンプー時に肛門絞りができないときに役立つのではないでしょうか。石鹸は、天然ひまわり成分で製造されているので皮脂を落としすぎず、優しい洗い上がりです。ヒアルロン酸を始めとした美容成分で、肌と被毛の健康を保ちます。

カキタンニン消臭剤を配合しているので、肛門絞りをしたときに気になるにおいも消臭できるのが嬉しいポイントです。肛門絞りをしたあとに、洗浄液を使ってきれいに洗ってあげましょう。シャンプーをすることが難しい高齢犬にもおすすめのグッズです。

必要な犬には肛門絞りをしてあげよう

肛門絞りが必要な犬の種類は、さまざまです。小型犬や中型犬のように体質的に肛門絞りが必要な場合もあります。また、肥満によって肛門絞りが必要となるパターンもあるため、体型管理には注意が必要です。肛門絞りが必要になったら、適切な方法で行うのがおすすめです。外部圧迫法と内部圧迫法の2種類があるので、きちんと分泌液を取れる方法を採用してください。

肛門絞りを怠っていると、肛門嚢炎のような病気になる可能性があります。もし、犬がお尻をこすっていたり、座り方がおかしいようであれば何らかの異常があると考えましょう。早めに対処することで、健康的な状態を取り戻しやすくなります。便利グッズも活用しながら、肛門絞りを適切に行っていくことが飼い主の義務と考え、怠らないようにしましょう。

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