ペット
愛犬もお風呂でさっぱりさせよう!注意点やおすすめバスグッズも紹介!
愛犬を風呂に入れたいけど、嫌がってむずかしいと悩む飼い主さんが多いようです。犬を定期的にお風呂に入れることは、病気の予防にもつながりますので、上手に犬をお風呂に入れる方法を知っておきましょう。今回は犬を風呂に入れる時の注意点やおすすめバスグッズをご紹介します。

愛犬をお風呂に入れる方法を解説

犬も人間と同じように定期的にお風呂に入る必要がありますが、犬をお風呂に入れる時にはどのようにして入れれば良いのでしょうか。愛犬をお風呂に入れる時には、温度や頻度などに気を付けながら入れる必要があり、また犬をお風呂に入れる時にはいくつか注意しておきたいポイントもあります。今回は、愛犬をお風呂に入れる方法やポイントを解説します。
風呂嫌いな愛犬の対処法は?

犬の中にはお風呂が嫌い、という子も多いようです。もし自分の愛犬がお風呂嫌いだったら、どうやって入れればよいか悩む飼い主さんも多いでしょう。今回は犬のお風呂の上手な入れ方に合わせて、風呂嫌いな愛犬の対処法についてもご紹介します。

犬のお風呂の入れ方

愛犬をお風呂に入れる時には、正しい入れ方を知っておく必要があります。例えば、どれくらいの頻度で犬をお風呂に入れるのかや適切なお湯の温度、お風呂に入れる時の順番などを予め知っておかないと、犬がお風呂嫌いになってしまう可能性もあるでしょう。ここでは、基本的な犬のお風呂の入れ方をご紹介します。
お風呂の頻度
犬にとって、適切なお風呂の頻度とはどれくらいなのでしょうか。お風呂に入るというと、シャンプーをするのが前提だと考える方が多いと思います。犬のシャンプーの適切な頻度は、10日に1回から2週間に1回程度です。犬の皮膚は実はとてもデリケートで、人間のように毎日シャンプーすると肌が荒れてしまうこともあります。

そのためシャンプーを使って洗う頻度は、月に2回~3回で十分です。ただしシャンプーをせず、シャワーのみを浴びるのであれば、特に制限はありません。シャワーだけなら、毎日浴びてもOKです。暑い夏場は汗を流す意味でも、毎日シャワーを浴びさせても良いでしょう。
お風呂の温度

犬をお風呂に入れる時には、どれくらいの温度のお湯を使えばよいのでしょうか。人間が適温と感じるのは、38度から40度くらいであるとされていますが、この温度は犬にとっては熱湯です。犬をお風呂に入れる時には、お湯の温度をややぬるめに設定しましょう。具体的には、子犬なら35度くらい、成犬は30度くらいが適温であると言われています。

誤って熱すぎる温度のシャワーをいきなりかけてしまうと、それだけで愛犬がお風呂嫌いになってしまうこともあります。シャワーをかける前は必ず温度を確認してから、少しづつかけるようにしましょう。
お風呂に入れる時の順番

犬をお風呂に入れる時には、シャンプーや湯船につかるタイミングなどの順番を知っておく必要があります。犬をお風呂に入れる時はまず、お風呂をできるだけ早く終わらせるため準備をしておきたいものです。シャンプーやタオルなどの必要なものは、近くに用意しておきます。しっかり準備が出来たら愛犬をお風呂に連れていき、まずは体をお湯で濡らしましょう。

慣れていないとシャワーを怖がる子もいるので、あまり勢いよくお湯をかけないように配慮しながら体を濡らします。顔周りは特に嫌がるので、シャワーをかけずにガーゼやタオルで濡らしてあげましょう。体全体をしっかりと濡らしたら、シャンプーを行います。最初は腰や背中などの胴体部分からシャンプーして、シャンプーの感覚に慣らします。
顔周りを洗う時はシャンプーが目や鼻、口などにつかないように注意してください。シャンプーをしたら、すすぎをしっかり行います。すすぎは顔周りからしてあげると、肌への負担を軽減できるでしょう。シャンプーの泡や成分をしっかり落としていないと、かゆみや皮膚の炎症の原因にもなりますので、しっかりすすぎ落とすようにしてください。
すすぎが終わったら、手でなでるようにして水気を切った後、しっかりタオルで残った水分をふき取ります。最後にドライヤーで乾かして完了です。ドライヤーは、必ず冷風を使うようにしてください。
犬をお風呂に入れる時の注意点

犬をお風呂に入れる方法や順番をご紹介しましたが、犬をお風呂に入れる時にはいくつか注意したいポイントがあります。これらのポイントをしっかりと守っておかなければ、お風呂に入れて犬の体調が崩れてしまったり、お風呂嫌いになってしまうこともあるようです。犬をお風呂に入れる時の注意点について、解説します。
食前・食後1時間以内は入れない

お風呂に入れるタイミングで注意したいのが、食前・食後1時間以内は入れないということです。お風呂に入ると体が温まって、全身に血流が分散されます。食事の前後は全身の血液を胃に集めて消化を促すことが大切であるため、食事の前後にお風呂に入ってしまうと消化不良を起こす可能性があります。食事の前後の時間は避けて、お風呂に入れるようにしましょう。
嫌がる犬を無理やり入れない

犬の中には、極端にお風呂を嫌がる子もいます。慣らしていくうちに嫌がらなくなる犬もいますが、どうしてもお風呂が嫌という子を無理やりお風呂に入れるのはおすすめできません。愛犬がお風呂が嫌いでどうしても入ってくれないという時には、トリマーさんにお願いするのも方法のひとつです。
シャワー・シャンプーの順に慣らす
愛犬をお風呂嫌いにさせないためには、徐々に慣らすということも大切になります。初めてお風呂に入れる時には、まず湯船につかることに慣れさせてあげましょう。その後、少しづつシャワーに慣れさせるとスムーズにお風呂に入ってくれるようになります。
シャワー慣れしたら、シャンプーを始めてみてください。あまり長く犬をお風呂に入れるのは、肌への負担も考えておすすめできません。今日は湯船につかるだけ、今日はシャンプーだけなど、一日ですべての工程を終わらせずに何回かに分けてお風呂を楽しんでもOKです。
しっかり乾かす

犬をお風呂に入れた後は、しっかりと被毛を乾かすことが大切です。お風呂に入った後にしっかり被毛を乾かさず生乾きの状態にしておくと、マラセチア菌が繁殖してしまうことがあります。お風呂の後は水気を切った後タオルで水分をふき取って、さらにドライヤーで根元までしっかり乾かします。ドライヤーの音を怖がる犬もいますので、弱風で乾燥させるようにしましょう。
犬用のおすすめバスグッズ
愛権を自宅でお風呂に入れる時には、犬用のバスタブや入浴剤など専用のバスグッズを準備しておくと便利です。最近ではさまざまな種類の犬用バスグッズが売られていますが、どんなアイテムが人気なのでしょうか。ここでは、お風呂に入る時に使える犬用のおすすめバスグッズをご紹介します。
アイリスオーヤマ/ペット用バスタブ
まずご紹介するのは、「アイリスオーヤマのペット用バスタブ」です。小型犬から中型犬まで対応できるサイズで、水の飛び散りを防止するフードがついているのが特徴です。フードは取り外すことも出来ます。またシャワーヘッドを固定することが出来る、フックもついていて便利です。
シャワーフックにはドライヤーも固定できるので、シャンプーの後に被毛を乾かす時にも使えます。バスタブの水抜き栓の下に抜け毛をキャッチするメッシュトレーがあるので、入浴後の抜け毛の処理も簡単です。アイリスオーヤマのペット用バスタブは、4,790円です。
AKA/ペット炭酸入浴剤
続いては、「AKAのペット炭酸入浴剤」をご紹介します。ペットの体を洗う時にはペット用のシャンプーを使用することがほとんどですが、皮膚の弱い子はシャンプーの洗浄成分で肌に負担をかけてしまうこともあります。そんな時に使えるのが、こちらの入浴剤です。
こちらの入浴剤にはペットの皮脂や汚れを落としてくれる洗浄力があり、シャンプーを使わなくても入浴剤を溶かしたお湯に浸かるだけで皮膚の清潔を保てます。炭酸成分も入っているので、犬の被毛の間にしっかりと洗浄成分が届く仕様となっています。入浴後は被毛が、ふわふわでツヤが出ると評価も上々です。AKAのペット炭酸入浴剤の価格は、10錠で1,670円です。
アイオン/超吸水ペットタオル厚手
3つ目にご紹介するのは、「アイオンの超吸水ペットタオル厚手」です。ペットをお風呂に入れた後は、しっかりと被毛を乾かすことが大切ですが、ドライヤーの前にできるだけ被毛の水分を取り除いておくことで、ドライヤーの時間を減らすことが出来ます。
アイオンの超吸水ペットタオル厚手は、トリマーも愛用するアイテムで、布製のタオルとは比べ物にならないくらい吸水力が高くなっています。スポンジ素材で被毛も絡みにくく、速乾性もあるので何枚も洗い替えを準備する必要ありません。耐久性にも優れており、高い頻度で使用しても長期間繰り返し使えます。アイオンの超吸水ペットタオル厚手は、1,078円です。
安心して愛犬をお風呂に入れよう!

今回は犬のお風呂について、お風呂に入れる頻度や適温、洗い方そしてお風呂に入れる時の注意点などをご紹介してきました。犬をお風呂に入れる時は、愛犬がお風呂嫌いになってしまわないよう、その子のペースでお風呂に慣れさせることがとても大切です。便利なグッズも活用しながら、愛犬をお風呂に入れてあげましょう。