まさか愛犬は分離不安?チェックリストで原因を追求し即対策を!

飼い主さんの姿が見えないと不安で鳴き声をあげる犬がいます。このように飼い主さんへの依存度が高いのは、犬が分離不安症になっているからかもしれません。こちらでは、分離不安症のチェックリストをご紹介します。原因や治し方もチェックしていきましょう。

まさか愛犬は分離不安?チェックリストで原因を追求し即対策を!

目次

  1. 犬の分離不安症について徹底解説
  2. 犬の分離不安症チェックリスト
  3. 犬が分離不安症となる原因
  4. 犬の分離不安症の対策と治し方
  5. 犬の分離不安症に特化した教室
  6. 犬の分離不安症を克服しよう

犬の分離不安症について徹底解説

犬は飼い主さんのことが大好きです。飼い主さんの後を追ったり、構ってほしくてぴったりと寄り添ったりします。自分を慕ってくる犬を見ると、飼い主さんも犬を甘やかしたくなるかもしれません。しかし子犬の頃から飼い主さんと一緒にいるのが当たり前な環境が続くと、飼い主さんへの依存度が高くなり分離不安症という心因性の病気になる犬もいます。

分離不安症とは

分離不安症とは、犬が飼い主さんと離れることに不安を感じてパニックになってしまう心因性の病気です。常に飼い主さんのそばを離れず、飼い主さんの姿が見えないと問題行動を起こしたり、体調を崩したりする犬もいます。自分が離れることで犬が体調を崩すようになると、心配で犬のそばから離れられなくなる飼い主さんも多いです。

トレーニング教室も紹介

飼い主さんが常に一緒にいる環境だったり、犬の性格が甘えん坊だったりすると、犬が分離不安症を起こしやすいです。まずはチェックリストで犬に分離不安症の傾向がないかを確認しましょう。

犬に分離不安症の心配があるのなら、本記事の分離不安症の原因や対策を参考にしてみてください。犬の分離不安症に特化した教室についてもご紹介するので、飼い主さんだけで対処するのが難しいときは教室を検討するといいかもしれません。

犬の分離不安症チェックリスト

こちらでは、分離不安症の症状をリスト化してご紹介します。まずは犬に分離不安症の傾向があるかをチェックしましょう。今は分離不安症になっていなくても、生活環境によっては飼い主さんへの依存度が高くなってしまう犬もいます。もしも犬に心配な点があるのなら、早めに対策することが大切です。

体調不良や食欲不振が目立つ

犬が分離不安症になると、下痢・嘔吐・震えなどの症状が出ることがあります。留守番をさせた後に体調不良や食欲不振などを起こした場合は、飼い主さんと離れたことがストレスになったのかもしれません。体調不良や食欲不振は一過性のものなので回復しますが、病気が原因の場合は繰り返すことがあります。犬の様子をよくチェックするようにしましょう。

室内を荒らし物を破壊する

留守番中に犬が室内を荒らしたり、物を破壊したりしたのであれば、分離不安症の傾向があるかもしれません。犬が破壊行動をするのは、寂しさや不安感を紛らわすため。飼い主さんの姿が見えなくなって不安になり、衝動的な行動に出てしまうのでしょう。

破壊行動を見つけたら犬を叱りたくなるかもしれませんが、叱ると犬の不安感を強めてしまうので注意してください。犬に余計な刺激を与えないようにし、破壊されたものはサッと片づけるようにしましょう。

自分の体を傷つける

自傷行為も分離不安症の症状のひとつ。犬が脚や尻尾を噛んで傷つける行動には注意しましょう。自傷行為をするのは、飼い主さんと離れて不安になった気持ちを紛らわすためです。犬が手足や尻尾を舐めているのを見つけたら、傷がないかチェックしてみてください。もしも傷があったり、被毛が抜けていたりするのなら、飼い主さんがいないところで自傷行為をしているかもしれません。

大声で鳴き続ける

分離不安症になると大声で鳴き続けることも。飼い主さんがお風呂やトイレに行ってしまうと、姿が見えないことを不安に感じて吠えてしまうようです。留守番中に遠吠えのような鳴き声をあげることもあります。遠吠えは自分の存在を知らせて仲間を呼ぶなどの意味があるので、飼い主さんを探しているのかもしれません。

トイレ以外で排泄する

飼い主さんがいるときはトイレで排泄するのに、留守番中はトイレ以外の場所で排泄をすることがあります。飼い主さんがいないことでパニックを起こし、トイレ以外の場所で粗相をしてしまうのです。また、飼い主さんに構ってもらいたくてわざと粗相をする場合もあります。

犬が分離不安症となる原因

犬が分離不安症を引き起こすのには様々な原因があります。中には飼い主さんが犬のためと思って行っていることが分離不安症の原因になっていることも。こちらでは、犬が分離不安症になる原因についてご紹介します。原因をつきとめれば分離不安症の対策がしやすくなるはずです。

生まれ育った環境

生まれ育った環境が原因で分離不安症になる犬もいます。子犬のときに長時間の留守番をした、飼い主に遺棄されて保護された、保護施設で複数の人に世話をされたなどの経験があると、飼い主さんへの依存度が高くなりやすいです。「見捨てられるかも」という思いから、飼い主さんと離れることを極度に怖がってしまうのかもしれません。

飼い主の変化

譲渡や遺棄などで飼い主さんが変わった経験がある犬は、分離不安症になりやすい傾向にあります。「また捨てられるかも」「ずっと一緒にはいられない」などの気持ちから、飼い主さんと離れることが怖くなってしまうのです。

また、一時的に他人の家やペットホテルに預けたことが分離不安症の原因になることもあります。甘えん坊な犬、神経質な犬の場合、一時的であっても飼い主さんが変わることを不安に思いやすいのかもしれません。

怖い体験を忘れられない

飼い主さんがいない間に怖い体験をした犬が分離不安症になることもあります。留守番中に地震や雷などが起きたり大きな物音が聞こえてきたりすると、犬の不安感が強くなりやすいです。怖いことが起こったときに頼りにしている飼い主さんがいないことは犬にとって大きなストレスです。

また、保護犬の場合は虐待や放置などの経験をしていることで分離不安症になることも。保護犬の中には放置されたまま、空腹感や恐怖感を味わった犬もいます。新しい飼い主さんの下でも怖い体験が忘れられず、分離不安症になってしまうのかもしれません。

生活環境が変わった

生活環境の変化が犬の不安感を煽ることもあります。例えば引っ越しなどで起こる、飼い主さんの生活スタイルの変化です。引っ越し前後は飼い主さんの動きも慌ただしくなり、いつものように犬に構えないこともあります。家が変わったことに慣れず、食欲不振や体調不良になったり、飼い主さんの姿が見えないことに過剰に反応したりすることも。

また、飼い主さんの結婚や出産で家族が増えると「飼い主さんをとられた」という気持ちになる犬もいます。飼い主さんの家族構成の変化も分離不安症の原因になるので注意してください。また就職や転職で飼い主さんとの時間が減ると、犬が環境の変化についていけずにストレスが溜まりやすいです。忙しいときこそ犬の様子をチェックすることを心がけましょう。

飼い主が甘やかしている

飼い主さんが犬を甘やかしてしまうせいで、分離不安症の原因になることも。常に犬と一緒にいてあげたり、遊んであげたりすると犬の自立心が育ちません。犬とのコミュニケーションは大切ですが、過保護になりすぎると飼い主さんへの依存度が高くなって分離不安症になりやすいです。犬の自立心を育てるためにも、飼い主さんはある程度の距離をとって犬に接することが課題となります。

犬の分離不安症の対策と治し方

犬の分離不安症の原因が分かったところで、次は対策と治し方についてチェックしていきましょう。分離不安症による犬の問題行動は飼い主さんを苛立たせることもありますが、叱ってしまうなで対応を間違えると犬の不安感を煽ってしまいます。正しい方法で対処し、犬の不安な気持ちを和らげてあげてください。

過剰な甘やかしをやめる

分離不安症の対策として、飼い主さんは犬を過剰に甘やかすのをやめましょう。まずは夜一緒に眠ったり、飼い主さんの膝の上で寝せたりなどの行動を控えてください。夜は犬をサークルに入れてひとりで寝る習慣をつけます。このとき犬が鳴いても飼い主さんはじっと耐えてください。かわいそうだと思うかもしれませんが、ここで犬に構えば犬の自立心が育ちません。

日中は犬とのスキンシップをとってもいいですが、膝の上にのせるのは甘える気持ちが強くなるので気をつけてください。また、留守番させたときは犬への対応に注意が必要です。外出から帰ると犬が興奮して駆け寄ってくることがありますが、落ち着くまで待ちます。2~3分待って落ち着いたら、サークルから出してスキンシップをとるといいでしょう。

安心しやすい環境を整える

犬が安心して過ごせるような環境をつくることも分離不安症の対策のひとつです。留守番中は犬用の音楽を聴かせると犬がリラックスします。サークル内でも快適に過ごせるように、飼い主さんのニオイがついた衣類を入れたり、洞窟のような形にして隠れられるようにしたりするのもいいでしょう。

ただし「音楽をかける」「サークルに入れる」という行動が留守番のサインにならないように注意してください。留守番関係なく音楽をかけたり、普段からサークル内でご飯を食べさせたりすると犬に留守番を悟られにくいです。

短時間の留守番から始める

まずは短時間の留守番を繰り返し行いましょう。数十秒~数分くらいの短い留守番から慣らし、様子を見ながら少しずつ留守番時間を長くしていきます。犬の様子を観察しながら調整するといいでしょう。留守番の前段階として、違う部屋で過ごして様子を見るのもおすすめです。ただし、犬が鳴いても飼い主さんはしばらく耐えるようにしてください。

外出前に運動させておく

留守番をさせるときは、出かける前に犬に運動をさせるようにします。散歩に連れて行ったり、一緒に遊んだりして、犬を少し疲れさせておきましょう。飼い主さんとのスキンシップの時間が犬のストレス解消にもなるのでおすすめです。

外出時に声かけをしない

安心させるため、留守番前に「待っててね」「すぐ帰ってくるからね」と犬に声掛けしたり、構ったりする飼い主さんも多いかもしれませんが、逆に犬が不安になってしまうので注意してください。出かける30分~1時間くらい前は、犬に構ったり声をかけたりするのは控えましょう。犬がかわいそうと思うかもしれませんが、分離不安症の対策として割り切って対処してください。

留守番中のイタズラを叱らない

留守番中に犬が物を破壊したり、粗相したりなどの問題行動を起こしても、飼い主さんは叱らないようにしてください。分離不安症の犬の問題行動は不安な気持ちが原因です。そこで飼い主さんが叱ってしまうと、犬の不安感を増長させるだけになってしまいます。また、飼い主さんの関心を引くために問題行動がエスカレートすることもあるので注意しましょう。

重症なら必ず病院で相談する

飼い主さんひとりで分離不安症の犬を相手にすると、犬との暮らしが辛いものになってしまいます。分離不安症の対策を試しても症状が改善しない、症状がエスカレートしているのであれば、動物病院に相談しましょう。症状によっては安定剤を処方されることもあります。

犬の分離不安症に特化した教室

分離不安症の対策には、飼い主さんとの距離をあけて犬の自立心を養うことが大切です。しかし飼い主さんは犬が可愛いので、どうしても甘やかしたり構ったりしたくなります。犬のためと思っても距離をとれない飼い主さんもいるかもしれません。そんなときは、犬の分離不安症に特化した教室をチェックしましょう。こちらでは、おすすめのドックスクールをご紹介します。

久保木ドッグスクール

東京都八王子にある「久保木ドッグスクール」は、犬のしつけや訓練の他に分離不安症改善のトレーニングも行っている教室です。料金は1か月60,000円からです。飼い主さんの出張や旅行などの際に、一定期間教室に預けてトレーニングすることができます。適切な犬への教育方法も教えてもらえるので、犬を甘やかしてしまう飼い主さんも犬への接し方を学べていいかもしれません。

犬のしつけ教室DOGLY

東京都台東区にある「犬のしつけ教室DOGLY」では、犬を教室に30日間預けるホームステイトレーニングを行っています。分離不安症を改善するため、留守番に慣らすため、しつけをするためなど目的に合わせてトレーニングが選べるコースで、価格は176,000円です。目的に合わせたトレーニングを繰り返し行えるので、犬の分離不安症への効果も期待できます。

個別レッスンや講習会などもあるので、飼い主さん自身が犬との接し方を学べる機会にもなります。ホームステイ中であっても飼い主さんは犬に会いに行けるので、犬の様子をチェックできて安心です。分離不安症でひとりで眠れない犬の場合は、慣れるまでトレーナーが一緒に寝ることも。犬の性格に合わせて対処してくれるので安心して預けられます。

犬の分離不安症を克服しよう

犬の分離不安症の原因や対策についてご紹介しました。分離不安症は飼い主さんへの依存度が高くなる心因性の病気です。飼い主さんと一緒にいれば犬の気持ちが安定するので、常に一緒に過ごす飼い主さんもいるかもしれません。

しかし、犬の分離不安症を治さずにいると、いざ家を空けなければならなくなったときに困ることになります。飼い主さんと犬どちらのためにも分離不安症は治すようにしましょう。犬の自立心が育てば、犬との暮らしがもっと過ごしやすいものになるはずです。

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