猫の妊娠期間は人間より短い!兆候や出産までの流れを徹底解説!

メスの猫を飼っているなら、知っておきたいのが猫の妊娠についてです。猫の妊娠期間は平均63日と人間よりずっと短いため、早めに妊娠の兆候に気付いてケアをすることが大切です。今回は、猫の妊娠の兆候や出産までの流れを徹底解説します。

猫の妊娠期間は人間より短い!兆候や出産までの流れを徹底解説!

目次

  1. 猫の妊娠について徹底解説
  2. 猫の発情期の特徴
  3. 猫の妊娠から出産までの流れ
  4. 猫の妊娠で飼い主がすべきこと
  5. 生まれた子猫の育て方
  6. 猫の妊娠は計画的に

猫の妊娠について徹底解説

ペットとして迎え入れる猫がメスであった場合、気にかけておきたいのが妊娠や出産についてです。避妊手術をしない限り、メスの猫には常に妊娠の可能性があります。今回は、猫の発情の兆候から妊娠中の体調管理の方法、生まれた子猫の育て方まで詳しく解説します。

安全な妊娠のために知っておこう

メスの猫を飼う場合には、常に妊娠の可能性があることは頭に入れておかなければなりません。妊娠を望む・望まないにかかわらず、いざという時のために、猫の妊娠についてきちんと知っておくことが大切です。愛猫の安全な出産のためにも、妊娠についての知識を持っておきましょう。

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猫の発情期の特徴

猫は発情期を迎えると、妊娠可能になります。発情期には大声を出したりと普段とは違う行動をとることも。猫の妊娠を望むと望まないとにかかわらず、猫の発情期や兆候について正しく理解しておきましょう。猫の発情期は、いつから、どれくらいの期間、継続するのでしょうか。ここでは、猫の発情期の特徴を解説します。

周期的な発情期がある

猫には、周期的な発情期があります。メスの猫は、生後5ヶ月頃から1歳前後までに最初の発情期を迎えるといわれています。メス猫の発情は日照時間や気温に影響され、日照時間の長い2月~4月や暖かい6月~9月の間に起こることが多いようです。1回の発情期間は大体4~14日間。この期間に交尾をしなければ、16日から36日のサイクルで発情を繰り返すことになります。

ちなみにオス猫はメス猫に誘発されて発情するため、発情の時期やサイクルが決まっていません。メス猫は、発情期がきたら妊娠可能となります。猫は人間や犬と異なり、定期的に排卵が起きるわけではありません。猫は交尾をすると、24~36時間後に排卵が起こります。排卵の数日後には、発情はおさまります。もし妊娠していれば、約65日後に出産します。

発情のサイン

猫の発情は視覚で確認することが難しいため、正確に発情期間かどうかを見極めるのは難しいようです。猫は周期的に発情します。発情のサインを知り、いち早くキャッチしましょう。猫の発情のサインとしてよく見られるのは、大きな声で頻繁に鳴く、家から出て行こうとする、おしりを高く上げる、いろいろなものに体を擦り付けるなどがあります。

猫の妊娠から出産までの流れ

もし愛猫が妊娠した場合に備えて、猫の妊娠から出産までの流れを一通り知っておくことが大切です。ここでは猫の妊娠の確率や妊娠の兆候、妊娠期間や避妊手術など、猫の妊娠について最低限知っておきたいことをまとめました。

猫は妊娠率が高い

猫は妊娠率がとても高い動物であるといわれており、その確率は90%とされています。これは人間や犬とは違い、猫は交尾をしてから排卵が起こる交尾排卵動物であるからです。猫が交尾をすると、一回でに5、6個の卵子が排卵されます。そして複数回交尾を繰り返し、効率的に妊娠することができます。

妊娠の兆候

猫が妊娠しているかどうかは病院でエコーを見ない限り、ほとんどの場合、愛猫のお腹が膨らんでくるまで分かりません。人間のようなつわりもほとんど見られませんが、まれに妊娠初期に食欲が落ちたり食の好みが変わったりすることもあるようです。もし愛猫が妊娠しているかもと感じたら、一度動物病院で診察を受けることをおすすめします。

動物病院では触診や超音波検査などを行って、妊娠の確認を行います。エコーで胎子の心臓の音を確認したり、レントゲンで頭の数を確認したりすることができます。一度病院を受診しておくと、何かあった時に安心です。

妊娠中の体の変化

猫が妊娠すると体に変化が起こります。妊娠から20日前後で、乳首がピンクになりやや膨らんできます。妊娠から30日前後になるとお腹や乳房が大きく膨らみ、見た目で妊娠しているのがわかるようになるでしょう。飼い主さんが妊娠の兆候に気付くのは、この頃です。

妊娠40日前後になると食欲が増加して、体重も増えます。この頃になると活動量が減少して、攻撃的になることもあります。妊娠50日前後になると胎動を感じ始め、出産に備え始めます。出産数日前になると急に食欲が落ち、落ち着きがなくなるといわれています。

出産までの妊娠期間は約60日

猫の妊娠期間は人間と比較するととても短く、妊娠から出産までは約60日間です。猫の正確な出産予定日を知ることは難しいですが、出産間近の猫は掘るようなしぐさをする巣作り行動が見られるようになります。さらに、分娩の数日前には母乳が出てくると言われています。

中絶(避妊手術)は妊娠30日までに

もし愛猫の妊娠や出産を望まない場合には、妊娠中に避妊手術を行うことも可能です。妊娠30日くらいまでであれば、リスクはあまり高くはなりません。避妊手術の方法は外科手術で、子猫が入ったままの子宮と卵巣を摘出するというやり方です。猫の避妊手術は分娩するまで可能なのですが、妊娠後期になると出血量が増加して、母猫にも負担がかかり危険です。

また手術をする獣医師も飼い主もかなり心が痛むでしょう。もし妊娠後期に避妊手術した場合は、摘出した子宮から血液を回収して自己輸血を行うのが一般的です。もし愛猫の妊娠を望まないのであれば、前もって避妊手術をすることをおすすめします。

猫の妊娠で飼い主がすべきこと

もし愛猫の妊娠に気付いたら、飼い主として何をすべきでしょうか。まずは動物病院で診察を受けて、妊娠に異常がないかを確認することが挙げられますが、それ以外に出産までに飼い主が心がけたいことややっておきたいことを解説します。

栄養管理をする

愛猫の妊娠に気付いたら、栄養管理をしっかり行いましょう。妊娠30日後からは、日頃よりも少し食事量を増やすようにしてください。ただし妊娠中の太り過ぎは難産の原因になるため、カロリー管理はしっかりと行います。出産が近づいてくると一度にたくさんの量を食べられなくなるため、少量の食事を数回に分けて与えるようにしましょう。

難産に備えて動物病院を調べる

続いて愛猫が難産になった時のために、救急受け入れをしてくれる病院を調べておきます。猫の場合、自力で出産できないような難産となることはあまりありません。しかしまれに、胎児の体位が異常な場合に難産になることがあります。万が一のことに備えて、かかりつけの動物病院を見つけておいて、出産時に異常があったらすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。

生まれた子猫の育て方

無事に出産を終えたら、すぐに子猫の世話が始まります。基本的に生まれてすぐ親猫がしっかり子猫の面倒は見始めますが、まれに育児放棄をする親猫もいます。そのような場合に備えて、飼い主も子猫の育て方を知っておく必要があるでしょう。

ただしあくまで子猫の世話は親猫に任せ、飼い主はどうしてもという時にサポートをするくらいの心つもりでいてください。人間が関わりすぎると親猫がパニックを起こしたり、子猫に危害を加えたりすることもありますので注意が必要です。ここでは、生まれた子猫の育て方を日齢ごとにご紹介します。

0~7日齢の育て方

まずは、0~7日齢の期間の育て方をご紹介します。この時期は1日のほとんどを寝て過ごします。そのため飼い主は、ベッドを快適な状態にすることが必要です。また自発的にミルクを飲めませんので、3~4時間に1回の頻度で授乳を行います。体重は1日10gのペースで増え、1週間で100gの体重増が目安です。

8~14日齢の育て方

続いて、8~14日齢の育て方です。生後8日目になるとほとんどの猫が目を開けます。この日齢では、まだ3~4時間に1回の授乳が必要です。体重も1日10gほど増え、この1週間で100g増が目安です。聴覚が発達し、音の鳴る方へ顔を向けるしぐさが見られます。10日齢頃から後肢で下半身を支えるようになりますが、まだ自立することはできません。

15~35日齢の育て方

生後15~35日齢は、歯が生え始め少しずつミルクから離乳食に移行していく時期です。最初はミルクに少量の離乳食を混ぜて、味に慣れさせます。この時期も、3~4時間に1回の授乳が必要です。また、排泄も自力で出来るようになりますので、トイレの準備をしましょう。

猫の妊娠は計画的に

今回は、猫の妊娠と出産について詳しく解説しました。愛猫に子供が生まれることは飼い主にとってもうれしいニュースでありますが、いくら子猫がかわいいからといって無計画に妊娠と出産を繰り返させるのは良いことではありません。

猫は妊娠率が高く多頭産ですので、計画的に出産をさせなければ子猫をきちんとした環境で育てられなくなってしまいます。猫の出産には責任が伴います。愛猫の出産を望まないなら、あらかじめ避妊手術を行っておくことも大切です。

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2020-08-13 時点

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