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東京事変ライブは厳戒態勢で開催!2012年解散と同じうるう日に復活!
椎名林檎率いる「東京事変」が新型コロナウイルスで厳戒態勢の中ライブを開催し賛否両論巻き起こっています。東京事変のライブはうるう日に復活というもので、厳戒態勢で行われたのも理解できる人とと批判する人と差が大きく出ました。その内容について迫ります。

目次
厳戒態勢で東京事変がライブ復活!
「東京事変」と言えば、シンガーソングライターの椎名林檎が中心となり結成されたバンドで2012年2月29日の「うるう日(閏日)」に解散していました。2020年はうるう年ということで、同じく2月29日のうるう日に「再生」として復活が公表されていました。ファン感動のライブになっていたようですが、厳戒態勢の中開催されたライブには賛否両論、批判の声も多いようです。
新型コロナウイルスが蔓延している中、各地で開催予定のライブや催しは、最終的に中止や延期が当たり前となっている状況で、東京事変は世論からも外れ強行突破をした背景は、椎名林檎でも止められなかった事情があるのでは?という声もあります。東京事変のうるう日復活ライブの背景と、2012年に解散した東京事変についてもまとめていきます。
東京事変のプロフィール
グループ名:東京事変(とうきょうじへん・英称:Tokyo Incidents、Incidents Tokyo)
結成日:第1期: 2003-2005年、第2期: 2005-2012年、第3期: 2020-
グループメンバー:椎名林檎(ボーカル)、亀田誠治(ベース)、浮雲(ギター)、刄田綴色(ドラムス)、伊澤一葉(キーボード)
主な活動:バンド
所属事務所:黒猫堂
所属レコード事務所:ユニバーサルミュージック
新型コロナウイルスの影響でもうるう日に復活した東京事変
さて、東京事変についてですが、何度か解散哉復活を繰り返しているバンドです。元々、椎名林檎が結婚や出産を機にシンガーソングライターを辞めようと思っていた時、だんだんとCDが売れなくなってきている世相を思い、まだなにか自分にできることがあるのではないか?と行動を起こしたのが東京事変だったのです。
2020年に再生復活した現在の東京事変は、第3期に当たるのですが、バンドデビュー当初の2003年から2005年の第1期メンバーが入れ替わるまでを「第1期」とし、2005年にH是都Mが脱退し、代わりに伊澤一葉が加入し、さらには晝海幹音がソロ活動のため脱退し、浮雲が新たなギターとして参加し、ここからが第2期になっています。そして2012年のうるう日に解散していました。
一時的な音楽活動の場として、椎名林檎が立ちあげた東京事変ですが、この2012年解散後の状況はファンからの予想などが飛び交い、次のうるう日がある2020年に復活するのではないか、という憶測がありました。2016年に紅白に出場した際に、東京事変のメンバーがバックバンドとして参加していたことがあり、2020年のうるう日に復活!という噂は、密やかに期待されていました。
2012年解散の東京事変が復活した詳細
2012年解散となっていた東京事変ですが、うるう日に解散したことから、閏年には再生復活の期待の声がありました。ですが2016年には復活にはならず、ファン感動とはなりませんでした。そして、2012年解散から8年という時を超えて、2020年に復活するという情報は、ファン感動の出来事で、さらにうるう日である2月29日のライブはかなり注目が集まっていた日だったのです。
2O2Oは閏年です。https://t.co/DgUy2mrbnw pic.twitter.com/F1q22ewp7Z
— SR猫柳本線 椎名林檎・東京事変オフィシャル (@Nekoyanagi_Line) December 31, 2019
何か意図があってうるう日の2012年解散をしたのか、そして再生復活もうるう日のある2020年にしたのか、その詳細は明かされていませんが、4年ごとに訪れる閏年ごとに活動するというスタンスが、音楽活動をしていくことに対して良い具合の間隔なのかもしれません。この復活劇は、ファンが待ちに待ったものであること、そして記念日である2012年解散から8年目の日は特別でした。
そんな期待の声が高まる中、そしてファン感動のうるう日復活の時に、世界中を巻き込んでいたのが新型コロナウイルスの拡大とそれに伴う、ライブ活動などの中止・延期の要請でした。日本でもその猛威は広がってきており、数々のアーティストや主催者が泣く泣く無く開催を取りやめる中、東京事変は厳戒態勢の中、2月29日の真っただ中にライブを敢行したのです。
東京事変が厳戒態勢でライブ敢行!ファン感動の声!
ちょうど2012年解散から8年を経て、復活ライブ中だった東京事変ですが、実は2月には他のアーティストのライブですが大阪で行われていた100人規模のライブで感染者が出たという案件があり、開催されるのか注目されていました。さすがの東京事変も、記念となるライブだとしても自粛し中止か延期にするのではないか、という声がありました。
結果的には、厳戒態勢の中の東京事変のうるう日ライブは開催されたのですが、その判断には長年その活動を待っていた人たちからするとファン感動のもので、喜びの声が起きていましたが、世間はそうもいかず、沢山の批判と賛否両論が巻き起こる出来事となってしまいました。日本政府までもが新型コロナウイルスに対しての要請を出したため尚更でした。
ライブ自体はファン感動のものになったようで、参加した人の中には、厳戒態勢の中でも開催してくれたことに「さすが東京事変!」「ありがたい」などのコメントをしています。ですが、ライブや人が多く集まるイベントの自粛が当たり前となっている中でのライブ開催は、厳戒態勢だったとしても、やはり世相に反していて、非難が今でも集中しています。
さて、厳戒態勢と言ってもどんな感じだったのかについては、ライブスタッフは全てマスクを着け、会場に入る前にライブに訪れた人に消毒用のアルコールをお願いし、さらには会場を出る時も同じく除菌をしたというものだったようです。一応、ライブ参加を自粛する人のために、チケットの払い戻しも行われたようですが、このライブ敢行は椎名林檎に非難が集中しているようです。
椎名林檎でもライブ中止はできなかった理由がある?
さて、少し余談ではありますが、どうしても東京事変がライブを中止にできなかったその理由があるようです。それは、このうるう日に合わせて、アニメ『名探偵コナン』の映画の新作と東京事変の主題歌のコラボの発表が2月29日に行われたこともあるのではないかというものです。ファンなどの憶測ではりますが、大々的な公表なので、無きにしも非ずでしょう。
色々な事情は実際明かされていないのでわかりませんが、それでも興行収入がダントツな『名探偵コナン』の映画主題歌というタイアップや、その情報解禁が東京事変の復活ライブのうるう日である2月29日だったということも合わせると、大人たちの思惑が渦巻いているのはなんとなくでも察することができるのではないでしょうか。椎名林檎出さえ止められなかったのでしょう。
東京事変の中心人物・椎名林檎のプロフィール
愛称:林檎さん、りんごちゃん、林檎嬢
本名:椎名裕美子(しいなゆみこ)
生年月日: 1978年11月25日
現在年齢:41歳
出身地:静岡県生まれ・福岡県育ち
血液型:O型
身長:167㎝
体重:???
活動内容:シンガーソングライター
所属グループ:東京事変
事務所:有限会社黒猫堂
家族構成:児玉裕一(夫・映像ディレクター)、椎名純平(兄・シンガーソングライター)、辰巳四郎(叔父)藤森玲子(従姉妹・辰巳四郎の娘)
ライブ開催で賛否両論!?東京事変に批判の声殺到!
ごめんなさい。泣く泣くライブ断念することにします。本当に辛い決断でしたが、やっぱり大切な家族や友達を感染させてしまうリスクは冒せないというのが私の答えです。本当に大好きな東京事変。もう二度と見れないかも知れないのは重々承知です。死ぬ程行きたかったけど今は守るべきものを優先します。
— コケシ (@01__incidents) February 27, 2020
最後に少しですが、東京事変の厳戒態勢ライブについての世間の声を見ていきましょう。椎名林檎だけがライブ敢行を決断したのではないようですが、それでも、今回のライブは自粛するというツイートは多くありました。
#東京事変
— おじぎちゃん (@LqwsiwN9VTRWtma) March 1, 2020
医療関係者の人たち、現場で命がけで仕事している人達、人工呼吸器をつけて苦しんでいる人たちの事考えたら、ライブなんてできないはず、、、
人間として、最低だと思う。
そんな人たちがどんな歌歌っても説得力ないよ。
ほんと、人の命をなんだと思ってるの?
また、新型コロナウイルスの対して、命がけで仕事をしている人のことを考えると東京事変のライブは、人としてどうなのか、という声もありました。立場がそれぞれあるので一概に責められるものではないですが、一理ある意見です。
俺はライブ決行(払い戻し可)に踏み切った東京事変を全力で応援するし、当日でも中止の英断を下したPerfumeにも最大の賞賛を送ります。このふたつは相反するものではないです。どちらが悪いとかいうものじゃないんです。少なくともアーティストとオーディエンスに悪は存在してないと思ってます。
— カツセマサヒコ (@katsuse_m) February 27, 2020
そして、中止を決断した他のアーティストも決行した東京事変も、良い悪いはないという意見もありました。意見は人の状況によって様々ですが、それでもこうして様々な賛否両論が出るのも、東京事変が注目されているアーティストだからでしょう。
今後の東京事変の動向をチェックしていこう!
新型コロナウイルスの影響で、大きな会場などを始め各地で人が集まるイベントの開催中止が相次ぐ中、椎名林檎が率いるバンド「東京事変」のうるう日ライブが開催された内容についてまとめてきました。ライブ開催に当たっては、ファン感動の声も多くありましたが、それよりも何よりも批判の声は多く、東京事変の今後の対応に注目が集まっています。
今現在の時点では、東京で行われたうるう日のライブの新型コロナ感染者は出ていないようですが、厳戒態勢の中でも強行突破した東京事変のライブの背景には、椎名林檎でさえも中止にできなかった思惑が潜んでいるという声もあります。すでにライブは終了し、東京事変の行動に賛否両論起きていますが、どうなっていくのか注目は集まっています。状況を追っていきましょう!
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