犬が風邪ひいたかも!病院の診察がスムーズになる持ち物も紹介

犬が風邪をひいたときの症状や予防法についてまとめました。犬が風邪をひくと下痢や嘔吐などの症状が見られるようになります。犬の風邪が人間にうつるのかも含めてチェックしておけば、いざというときに安心です。犬の風邪をなるべく予防し初期症状で抑えるようにしましょう。

犬が風邪ひいたかも!病院の診察がスムーズになる持ち物も紹介

目次

  1. 犬風邪の症状や予防法を解説
  2. 犬風邪の症状と病院に行く目安
  3. 犬風邪の対処法
  4. 犬風邪の予防法
  5. 診察がスムーズになる持ち物リスト
  6. 犬風邪を予防して暮らそう

犬風邪の症状や予防法を解説

犬の様子が普段と異なる場合は風邪をひいている可能性があります。犬の風邪が悪化すると症状が進行し、命に危険を及ぼすかもしれません。日頃から健康管理をすれば犬の風邪を予防することができるので意識して過ごすようにしましょう。

本記事では犬が風邪をひいたときの症状や予防方法についてまとめました。犬の風邪は早期発見が重要です。どのような症状が現れるのか把握しておけば、風邪をひいているか否か判断しやすくなります。犬が風邪をひかないように予防方法を学び、健康な状態を保つようにしてください。

犬風邪の原因

犬の風邪の原因として細菌やウイルスが挙げられますが、基本的にはウイルス感染によって引き起こされる風邪が多くなっています。ウイルスと一口に言っても、その種類はさまざまです。ウイルスの種類によって風邪の症状が異なるため、ウイルスに合わせた治療が必要です。犬がかかりやすく、致死率が高いウイルスに関してはワクチン接種が行われています。

犬の風邪の原因となる代表的なウイルスが犬ヘルペスウイルスや犬アデノウイルス2型です。それぞれのウイルスの症状は軽度ですが、混合感染することで症状が悪化することがあります。また、犬のインフルエンザも存在します。呼吸器疾患を伴い、ほかの動物に感染する確率が高いです。

人間の風邪が犬にうつることは無い

「犬が風邪をひいたら人間にもうつるのでは?」と心配になる方もいるかもしれませんが犬が感染するウイルス・細菌が人間にうつることは、ほとんどありません。うつる可能性は心配せず安心して看護をしてください。ただし犬から人にうつる狂犬病ウイルスは現在も存在していることは忘れないようにしましょう。

狂犬病ウイルスは900年代からすでに発見されており、社会問題ともなっていました。現在では狂犬病ウイルスのワクチン接種が義務付けられているので、犬が狂犬病になる可能性は限りなく低いと言えます。そのため、ワクチンをきちんと接種していれば犬から人に風邪や病気がうつることはないと考えて問題ありません。

犬風邪の症状と病院に行く目安

獣医学において「犬の風邪」というものはありません。「ケンネルコフ」と呼ばれる病気が「犬風邪」と呼ばれています。犬が風邪をひいてるか否かを判断するために主な症状についてチェックしていきましょう。風邪をひいた犬を病院へ連れて行く目安についてもご紹介します。また、記載した症状の有無に関係なく犬がつらそうにしていたらすぐに動物病院を受診してください。

痰や咳

犬は風邪をひくと痰や咳を出すようになります。一時的な咳であれば問題ありませんが、乾いた咳を長時間していたら要注意です。咳をしていないときも苦しそうな息をし、舌の色が青くなったら風邪が重症化していると考えられます。また、咳と共に赤や緑色の痰を出したときも動物病院を受診すべきです。咳がひどくなると呼吸困難になることもあるため気をつけてください。

鼻水や目やに

鼻水や目やにも犬が風邪をひいたときの代表的な症状です。犬の鼻をチェックして鼻水が出ていないか確認をしてください。透明でサラサラとした鼻水が一時的に出るだけであれば経過観察で良いですが、黄色や緑の色がついた鼻水は危険信号と言えます。

色のついた鼻水はベタっとした粘り気があることが多く、膿が混ざっている可能性が高いです。風邪をひくと粘膜が弱まるので目やにが出やすくなるのも見逃せない症状です。色のついた鼻水と大量の目やにが出たら病院へ行きましょう。

高熱

犬に風邪の症状が見られたら熱をはかって様子を見るのがおすすめです。犬の平熱は39.5度と高くなっているので人間と同じ基準で測らないようにしてください。もし40度以上になっていたら発熱していると考えられます。健康的な犬なら自己治癒力で熱を下げることができますが、高熱が1日以上続くのであれば動物病院を受診するべきです。

犬はワクチンを接種して抗体を作る過程で免疫力が及ばず発熱するときもあるので、ワクチン後もきちんと経過観察をしましょう。ワクチン接種後に発熱した状態が1日以上続く場合も動物病院を受診するのをおすすめします。

嘔吐

嘔吐は一般的な犬の風邪の症状です。早食べや食べ過ぎによって嘔吐をするのであれば大丈夫ですが、1日3回以上嘔吐するのであれば犬の体に異変が起きています。嘔吐が続くと体に十分な栄養が行き渡らず、犬が弱る原因にもなります。動物病院を受診し適切な治療を受けてください。嘔吐を何回行ったかメモし、嘔吐物を動物病院に持って行くと状況を説明しやすくなります。

下痢

風邪の原因となったウイルスが腸に達して下痢をすることもあります。柔らかく水っぽい便が出たら下痢です。脱水症状を引き起こす可能性もあるため1日以上下痢が続くのであれば動物病院を受診しましょう。もし下痢がなかなか治らないのであれば風邪の症状ではなく寄生虫の感染や炎症性腸疾患も考えられます。動物病院では風邪以外の可能性も考慮して治療を行います。

どのような原因で下痢が起きているのかを検査するために、下痢をしたときの糞便を持って行ってください。糞便を検査することで、風邪以外の原因を発見できるかもしれません。その後、血液検査や内視鏡検査などを行って下痢の原因を究明します。

犬風邪の対処法

動物病院で犬風邪またはインフルエンザと診断された後の対処法についてご紹介します。犬が風邪やインフルエンザにかかったとしても、人の手によって適切な対処を行えば症状改善につながります。犬につらい思いをさせないためにも意識して取り組んでいきましょう。

隔離する

犬の風邪が人にうつることはありませんが、同居犬にはうつる可能性があります。多頭飼いをしている場合は風邪をひいた犬を隔離してください。ほかの犬が接触するのを避け、ゆっくりと療養させることで症状が回復するのを待ちます。特に子犬やシニア犬がいる家庭は犬風邪がうつらないように注意しましょう。免疫力が足りず、うつった風邪が重症化するかもしれません。

安静にする

動物病院を受診した後は風邪が治るまで安静にします。散歩や運動は控え、自宅で静かにできるようにしてください。散歩のときにトイレをする犬は、必要最低限の外出のみで控えておきます。無理に動くことで風邪が悪化するかもしれません。犬が安心して過ごせるようにお気に入りの毛布やベッドなどを近くにそろえておくのがおすすめです。

安静にしている間は動物病院から処方された薬もきちんと飲むようにします。抗生物質や解熱剤などを処方されることが多く、途中で投薬をやめると風邪がぶり返す原因になります。薬を飲むのが苦手な犬は事前に獣医師に相談すると良いでしょう。薬を飲ませるコツを教えてもらえば、スムーズに投薬ができるよう準備できます。

環境を整える

犬の風邪が悪化しないように生活環境を整えることも重要なポイントです。冬は室温20度前後、湿度50~60%程度が最も適した環境と言われています。冬は特に乾燥しやすいので、適切な湿度が保てるように加湿器を活用するのがおすすめです。また定期的に換気を行い、部屋の中の空気を入れかえましょう。部屋の空気が汚れていると犬の咳が悪化する原因になります。

フードを工夫する

風邪をひくと消化器官が弱まり、普段のドライフードを受け付けなくなることがあります。そのようなときも食事がとれるように消化吸収が良いウェットフードを与えるのがおすすめです。ウェットフードはにおいが強いので、食欲が落ちた犬の好奇心を刺激してくれます。人肌程度に温めるとウェットフードのにおいが強くなるのに加え、消化吸収しやすくなります。

いつものドライフードしか食べないという場合は、お湯でふやかしてから与えると食べやすくなります。においや味は普段と同じなので、食にこだわりのある犬も食べてくれるのではないでしょうか。また風邪によって下痢や嘔吐を繰り返すと水分不足になります。水を飲む量も自然と減るので食事で水分補給をしてください。犬用スープやミルクが風邪になったときの水分補給に最適です。

犬風邪の予防法

犬が風邪をひかないようにするには、人が予防策を立ててあげることがベストです。普段の心がけによって風邪をひきやすくなるか否かが変わります。生活環境やフードなど、日々の積み重ねが犬の健康に大きな影響を与えるので意識してください。風邪をひかない丈夫な犬に育てるために、適切な予防策を学んでいきましょう。

ワクチンを接種する

犬風邪の原因となるウイルスを予防するにはワクチン接種が効果的です。犬がかかりやすく、命の危険があるウイルスに関してはワクチンが開発されています。犬風邪(ケンネルコフ)の原因となるウイルスは、ワクチン接種によって症状を最小限に抑えられると言われています。年に1回、ワクチン接種を行うようにしましょう。

毎年ワクチンを接種することは犬風邪を予防するだけでなく、ほかの犬にうつすリスクも軽減できます。お散歩やドッグランなどで頻繁にほかの犬と接する機会が多い犬は、ほかの犬に迷惑をかけないためにもワクチン接種が必須です。

ワクチン接種をした際は健康診断を行うのがおすすめです。身体検査や血液検査などを一度に行えば動物病院へ通う負担を減らせます。総合的な検査を行い、風邪以外の病気がないか確認しておけば安心です。また、ワクチン接種後は犬の体調によって発熱することもあります。しばらくは犬の様子を見て異変があるようなら動物病院に相談してください。

栄養バランスの良いフードを与える

栄養バランスが整ったフードを与え、健康的な体作りを心がけるのも風邪予防には効果的です。普段から栄養をきちんと摂取しておけば、風邪を予防するのに十分な免疫力をつけられます。特に成長段階にある子犬や免疫力が落ちがちなシニア犬は、栄養バランスを気遣ってフードを選んでください。

フードにはさまざまな種類がありますが、最も栄養が濃縮されているのはドライフードと言われています。ただしドライフードは開封後に酸化しやすくなるため、保存状態を管理するようにしましょう。1ヶ月分の量を目安に購入すると酸化が進む前に食べ切れます。

食器や寝床を清潔にする

食器や寝床は不衛生な状態が続くとウイルスや細菌の温床となります。食器は一度使ったら洗うのが基本です。多頭飼いの場合は個々の食器を準備することで、ほかの犬が風邪をひいたとしても食器からウイルスがうつるのを予防できます。寝床は1ヶ月に1回は洗ってください。洗っている間に使えるスペアの寝床を準備しておくと便利です。

空気清浄機を活用する

風邪の原因となるウイルスや細菌を除去するために、空気清浄機を活用するのも良いでしょう。加湿機能がついた空気清浄機であれば、適切な湿度を保ちやすくなります。脱臭フィルター付きなら、犬のにおいが気になる場合にも役立ちます。

十分に休息をとる

風邪をひかない秘訣は十分な休息をとり免疫力を高めることです。犬とたくさん遊んだり散歩したりした後は、ゆっくり休ませてあげてください。犬が安心して眠れる環境を作り、免疫力アップを心がけましょう。

診察がスムーズになる持ち物リスト

動物病院で効率的に診察が受けられるように、必要な持ち物リストをまとめました。必要なものが足りないと自宅に帰らなくてはならない事態に陥るかもしれません。そうならないように、事前に持ち物チェックをしましょう。

診察券・ワクチン証明書

動物病院の診察券やワクチン証明書は忘れないようにしてください。病院についてから探しても、なかなか見つからない場合があります。診察券やワクチン証明書は1つにまとめて管理しておくと、いざというときに取り出しやすくなります。

キャリーバッグ

ほかの犬に風邪をうつすリスクを減らすためにも、必ずキャリーバッグに入れて動物病院へ行ってください。なるべくほかの犬との接触を避けるように意識しましょう。車で動物病院へ行けるなら、受診直前まで車で待機するのがおすすめです。

症状を控えたメモ

下痢や嘔吐など、どのような症状が出ているか詳しくメモしておくと獣医師に伝えやすくなります。異変が見られた日付や時間もできる限りメモをしましょう。メモ以外に、下痢や嘔吐したものを保存袋に入れて持っていくと診察に役立ちます。

犬風邪を予防して暮らそう

犬の風邪は日頃からの心がけて予防することができます。栄養バランスのとれた食事や衛生面など、風邪予防になるポイントを確認して犬と過ごすようにしてください。もし犬に風邪の症状が見られたら、様子をよく観察します。

色のついた鼻水や下痢、嘔吐などの症状が見られたら動物病院に連れて行くのがおすすめです。犬の風邪は人にうつることはありませんが、ほかの犬にうつるリスクを考えて対処すると安心です。犬の風邪を防ぎ、健やかに暮らせるようにしましょう。

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