愛猫のキック・けりけりの意味は知ってた?蹴りぐるみの作り方も紹介

猫が飼い主の腕をつかんでキックすることを「猫キック」や「けりけり」といいます。猫の爪が伸びていると、猫キックで飼い主に引っかき傷ができてしまうことも。こちらでは猫がキックする意味や対処法を紹介します。また、猫がキックして遊べる蹴りぐるみの作り方もありますよ。

愛猫のキック・けりけりの意味は知ってた?蹴りぐるみの作り方も紹介

目次

  1. 猫キック・けりけりの意味を解説
  2. 猫キック・けりけりの意味
  3. 猫キックをやめさせる方法
  4. 猫キックを受ける時の注意点
  5. 蹴りぐるみの作り方
  6. 愛猫のキックと上手に付き合おう

猫キック・けりけりの意味を解説

飼い主さんの腕をつかんで蹴りを繰り返す猫キック。猫を飼っていたら、1度はやられたことがあるかもしれません。猫キックは飼い主さんが怪我をすることもあるので、できればやめさせたい行動ですね。こちらでは、猫がキックをする意味をご紹介します。飼い主さんが猫キックを受けるときの注意点も確認しましょう。

おもちゃの作り方も紹介

猫が蹴りたい気持ちを発散できるように、おもちゃを用意してあげるのもおすすめです。つかみやすい大きさのぬいぐるみだと、猫が狩りをするようにぬいぐるみを押さえながら蹴って遊ぶことができます。こちらでは、猫が蹴って遊べるおもちゃの作り方もご紹介します。猫キックに悩んでいる方は、ぜひお試しください。

猫キック・けりけりの意味

「けりけり」とも呼ばれる猫キックは、猫が前足で飼い主さんの腕をつかんで後ろ足で蹴る行動のことです。連続して蹴ってくるので、痛い思いをした飼い主さんもいるでしょう。猫がキックをするのは、狩猟本能が関係しています。

狩りをする際、猫は捕まえた獲物を後ろ足で蹴ってとどめを刺す習性があるのです。獲物を仕留めるための蹴りなので当然、力も強くなります。飼い主さんが痛いと感じるのも不思議なことではありません。そんな猫キックですが、飼い主さんに対して行うときはどんな意味があるのでしょうか?こちらでは、猫がキックをする意味をご紹介します。

狩りに見立てて遊んでいる

猫はもともと狩猟動物なので、人間と暮らしていても狩りの本能を持っています。飼い主さんの腕をつかんでキックしてくるのは、狩りに見立てて遊んでいるつもりなのかもしれません。猫じゃらしなど狩りを連想させるような遊びをしていると狩猟本能に火がつきやすく、飼い主さんに飛びかかってキックしたり噛んだりすることもあります。

また、運動不足を解消する意味で猫キックを繰り返している場合も。若い猫、やんちゃな性格の猫だと体力が有り余って、猫キックでストレスを解消することも多いです。室内飼いの猫も運動が必要なので、飼い主さんが遊び相手になってあげるといいでしょう。

構って欲しいアピール

飼い主さんに構って欲しくてキックをする猫もいます。飼い主さんを遊びに誘っていたり、じゃれたりしているつもりなのかもしれません。構って欲しいときの猫キックは、狩りのときのキックよりも加減されていることもあります。

飼い主さんが猫に触ろうとしたときに軽くキックしてくるのなら、構ってくれたのが嬉しくて行っていることも。飼い主さんの気を引こうとしているので、気持ちに応えて構ったり遊んであげたりするといいかもしれません。

嫌がっているサイン

飼い主さんの行動を嫌がって猫キックをしていることもあります。猫に構いすぎたり、触られたくないお腹やしっぽなどに触れたりすると、猫はキックをして「嫌だ」という気持ちをアピールするのです。耳がイカのように横になる「イカ耳」やしっぽをブンブン振るといった仕草は猫が嫌がっているサイン。キックをされる前に猫に構うのをやめましょう。

猫キックをやめさせる方法

猫に連続で蹴られると痛いと感じることも多いです。猫キックによって飼い主さんが怪我をすることもあるので、できればやめさせましょう。こちらでは、猫キックをやめさせたり、気持ちをそらせたりする方法をご紹介します。

おもちゃで遊ばせる

猫がキックを繰り返すようなら、おもちゃを使って気をそらしましょう。猫じゃらしなどのおもちゃで狩りのような遊びをさせれば、自然とキックをやめて遊びに夢中になるはずです。けりけり専用のおもちゃを使うのもおすすめです。飼い主さんの腕をつかむのと同じように、猫が前足でホールドできるサイズのものを与えるといいでしょう。

手で大きな音を出す

手を叩いて大きな音を出して猫キックをやめさせるという方法もあります。猫は聴覚が発達しているので、大きな音を出すと気持ちをそらすことができます。音を出すことは、興奮している猫を落ち着かせたいときにも役立ちますよ。ただし、やりすぎないように注意してください。大きな音で驚かせるという行動を繰り返してしまうと、猫との信頼関係が揺らいでしまうかもしれません。

息を吹きかけ驚かせる

飼い主さんのことをけりけりし始めたら、猫の顔に息を吹きかけてみてください。猫が驚いてキックをやめたり、その場から逃げ出したりするはずです。顔に息を吹きかけられるのは、大きな音を立てるのと同様に猫が嫌がる行動だからです。

けりけりしたら息を吹きかけられると猫が覚えれば、自然とキックの回数が減ってきます。ただし、息を吹きかけることは猫にとっては嫌な行為なので、やりすぎないように注意してください。できれば、おもちゃや遊びなどで気をそらす方が猫のストレスが少ないでしょう。

猫から離れる

猫が繰り返しキックしてきたら、飼い主さんはその場から離れるというのも一つの手です。キックをしたら飼い主さんがいなくなる、遊んでくれないと猫が理解すればキックをしなくなるはずです。

じゃれているつもりの猫を無視するのはかわいそうに感じるかもしれません。しかし、飼い主さんが怪我をしないためにも毅然とした態度をとるのが大切です。猫キックに付き合わない代わりに、飼い主さんとのスキンシップの時間をつくってあげましょう。

猫キックを受ける時の注意点

猫キックをやめさせようとしてもなかなかうまくいかないこともあります。そんなときは、猫キックで飼い主さんが怪我をしないための対策をとりましょう。こちらでは、猫キックを受けるときの注意点をご紹介します。

遊ぶ前に猫の爪を切っておく

飼い主さんが猫キックを受けて怪我をしてしまうのは、猫の爪が伸びているからです。爪が長いとキックをされたときにどうしても引っかき傷がつきやすいです。怪我をしないためにも、猫の爪はこまめに切るようにしてください。特にキックをする後ろ足には注意し、爪が長くならないようにしましょう。

急に手や足を引っ込めない

猫に腕や足をつかまれてキックされると、びっくりして急に手や足を引っ込めてしまう飼い主さんもいるかもしれません。しかし、急に手を引っ込めると、擦り傷や爪痕などで怪我をしやすくなるので注意が必要です。

猫は獲物が逃げようとすると力を入れて押さえようとする習性があるので、猫の爪が食い込んでしまうかもしれません。また、手足を引っ込める際に猫の爪に引っかけて擦り傷ができてしまうこともあります。猫キックが始まったときは、終わるまで待っていた方が安全です。

猫をクールダウンさせる

猫キックが始まったら、猫をクールダウンさせるといいでしょう。飼い主さんが「痛い!」「やめて!」と大きな声で反応すると猫の興奮が収まりづらくなるので注意してください。猫キックが終わるまで静かに待ち、猫を興奮させたり刺激したりしないようにしましょう。飼い主さんが反応しなければ、猫も自然と落ち着いてくるはずです。

蹴りぐるみの作り方

猫の蹴りたい気持ちを解消するために、ぬいぐるみを作ってあげるのもいいでしょう。「蹴りぐるみ」とも呼ばれる猫キック用のぬいぐるみは、猫が前足で押さえることができる、遊びやすいサイズです。猫が蹴りぐるみを気に入ってくれれば、飼い主さんがキックの相手をする必要もなくなるはず。こちらでは、蹴りぐるみの作り方をご紹介します。

材料を用意する

蹴りぐるみの材料は生地、ソーイングセット、チャコペン、綿(わた)、厚紙です。すべて100円ショップで揃うもので簡単に作れます。生地はいらなくなった古着、中に入れる綿はタオルや毛糸などで代用してもOKです。

完成図と型紙を作る

どんな蹴りぐるみにするか完成図を描いてみましょう。手作りの蹴りぐるみで人気なのは魚型です。細長い形なので、猫が前足で押さえやすく蹴りやすいようです。完成図ができたら、厚紙で型紙を作ってください。長さは25㎝くらいにすると猫が抱きかかえやすいです。

チャコペンで布に線を描く

用意した布の裏地に型紙をのせ、チャコペンで型取りしていきましょう。この線が実際に縫うところになります。次に縫い代を描いていきます。縫う線から1.5㎝ほど空けて描いていきます。縫い代の線がかけたら、その線に沿って布をカットしてください。同じ形の布をもう1枚作ったら後は縫うだけです。

縫って綿を詰める

カットした2枚の布の中表に重ね、チャコペンでつけた線に沿って縫っていきましょう。6㎝くらい返し口を残して、布をひっくり返します。表面の布が出して、返し口から綿を入れてください。最後に残りの6㎝部分を縫って綴じたら蹴りぐるみの完成です。

愛猫のキックと上手に付き合おう

猫が飼い主さんをキックする意味についてご説明しました。猫のキックは構って欲しいときにすることもあれば、拒否を意味するサインのこともあります。猫の様子を観察し、状況に応じて対応してあげましょう。猫が思い切りキックできる蹴りぐるみで遊ばせて、発散させてあげるのもおすすめです。

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